2019年度科目等履修生 留学レポート①

3月 6th, 2020

みなさん、こんにちは。
早いもので3月に入り別れの季節を迎えましたが、今年度本学において科目等履修生として学んでいた中国・韓国の協定校の学生たちも無事に帰国しました。
今回より2回に分けて、彼らの留学レポートをご紹介いたします!

第1回目は、2019年4月より1年間在籍した、中国・大連理工大学および韓国・啓明大学校の学生2名のレポートです。

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大連理工大学
李 昌澄

 数千冊の本を読んで何千マイルも旅をするという目標を持って、私は留学することを決めました。留学の準備は私にとって素晴らしいエクササイズでした。留学先の大学は福岡市にあり、おそらく九州で最も発展している都市で、便利な交通機関があり、美しい景色がある所です。
 初めて来たのは日本の桜の季節で、こんなにロマンチックな景色は見たことがなく、街全体がピンク色の海に包まれていました。子供の頃に観た日本のアニメと同じで、歩道は桜でいっぱいでした。福岡は大連と同じくらい風が強いですが、気温は10度と高いです。日本と中国の学生の状況は大きく異なり、中国のほとんどの大学生は寮に住んでいますが、日本の大学の寮は限られており、ほとんどの日本の大学生は実家に住んでいるか、アパートを借りています。日本のレストランの価格は、学校の食堂とそれほど変わりません。日本では、少子高齢化により、働く人と機会が増え、留学生の数は予想よりもはるかに多くなっています。コンビニには外国人の店員がいます。
 学校の学習課題はそれほど大変ではなく、ほとんどの生徒は通学しているため、1限は9時から始まります。課外活動は中国よりはるかに専門的で充実しています。日本での試験監督は中国よりも厳しく、机の上にはペンやペンケース、バッグなどの文房具や私物は置けません。シャープペンシルと消しゴムのみ使用できます。電卓もほとんど使用できません。不正行為に対する罰則も厳しいです。
 日本留学中、日本語能力試験のスコアが大幅に上がり、出国前に日本語能力試験を2回受けましたが、これは約50でした。日本に来てから、私の日本語は急速に上達しました。私は2月にN1試験に合格し、日本語でコミュニケーションをとるようになると、すぐに日本語のレベルを向上させました。しかし3か月も勉強しましたが、上達したのはごく一部の日本語のみです。できれば、会話のスキルがより簡単に上達するように、日本人の友達を増やしたいです。
 春休み中、私はできる限り日本を旅行するつもりです。東京は政治、経済、文化の中心地であり、冬になると毎日の様に雪が降る北海道があります。日本の食生活は炭水化物が多く、肉や野菜が少ないです。日本で財布を3回紛失しましたが、幸運にもすべて見つかりました。
 日本での留学経験はとても貴重な財産です。

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啓明大学校
グ ドンジェ

 福岡空港に到着すると、国際連携室の先生がお迎えに来てくれました。夜遅く到着したので他の留学生と違う時間に一人で来たのに、お迎えに来て学校までタクシーで送り届けていただき、とてもありがたいと思いました。空港から国際交流会館(男子留学生寮)まで5千円ぐらいかかるので、帰国の時は自費なので、JRと地下鉄空港線を利用したほうがいいと思います。福岡は空港が市内にあり、とても便利でした。日本の大学は韓国と違って大学周りに店があまりないです。遊ぶには博多や天神みたいな繁華街に行ったほうがいいです。少し遠いですが、学校から駅までは近いので交通は便利です。福岡は海が近くにあって少し湿気があります。韓国と比べると雨もよく降りますので、大きい傘を準備したほうがいいと思います。しかし、災害はあまりなくて、今年だけだったかもしれませんが、台風も地震も強くなかったから留学に良い地域だと思いました。

 寮費はとても安く、寮費以外には光熱費も電気代も払わずに済むので費用的にすごくいいと思います。学校から寮まで5分もかからないぐらい近いのもいいです。食事をするには学校の食堂があります。でも昼はそれで大丈夫ですが、夕食は寮の共用キッチンで自分で料理したり、外食するしかないです。この問題は近くにある大型スーパーマーケットのトライアルで解決しました。
インターネットはつながりますが、ハブはないからWifiを使いたかったら韓国で買ってきたほうがいいです。門限は11時で少し早いです。部屋は二人部屋で相性が良い人ならいいけど、そうじゃなかったらつらいかもしれません。食堂とトイレ、洗濯機、トレーニングルーム、全部共用です。ベランダもあって外で洗濯物を乾かせますが、夏は虫が多いので気をつけてください。掃除は週に2回、日曜日に点呼があります。学校のイベント以外にもそうめん流しとかスイカ割り、クリスマスパーティーなど寮で他の国の人と日本の文化を楽しむイベントもあって楽しいです。
 授業は韓国と違って絶対評価なので、順位より自分がどれだけ勉強したかによるのでいいと思います。当たり前ですが日本語で授業をするので少し分かりづらいかもしれませんが、先生も親切に教えてくれますので頑張ればいい点を取れると思います。
 FIT-ICEという留学生を助けてくれるサークルがあり、歓迎会、バーベキューなどいろいろなイベントを一緒に楽しんだり、わからない点があったら教えてくれるので、仲良くなったらいいと思います。
国際連携室の先生も学生課の先生もとても親切にいろいろ手伝ってくださって、福岡工業大学に留学したら良い経験になると思います。

【留学レポート】中国 大連理工大学からの科目等履修生

3月 26th, 2018

皆さん、こんにちは。
本日は、中国大連理工大学からの科目等履修生、シュウ イホウさんの留学レポートをご紹介します。
シュウさんは2017年4月より1年間、本学に留学していました。学業はもちろん、様々なイベントに参加をし、本学学生とも交流を深めるなど、とても有意義な留学生活を過ごされました。ぜひご覧ください。

【国際戦略室 2018.3.26】

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大連理工大学

シュウ イホウ

日本で、一年間を経ちました。時間がすごく速く流れていきました。本当に楽しかったです。

最初、日本語で勉強することが難しかったです。先生の日本語が早かったです。時々、聞き取れませんでした。言葉が分からないと、勉強できませんでした。これを通して、私の日本語は、まだまだとわかりました。ですから、もっと頑張らなければならないとしっかりわかりました。授業前に、しっかり予習することが大切です。分からない言葉を調べて、よく理解して、授業を大体理解できるようになりました。先生達も、優しくて、私の質問に、よく答えてくれました。この優しさは、私を感動されて、私を励ましました。今の私、先生の日本語も聞き取れるようになりました。日本人の友達ができて、私のレスリングに役に立ちました。この留学の一年間のおかげで、私の日本語がすごく高めました。

日本での生活がすごく便利だと思います。コンビニがあれば、何でもできる気がします。私は、711というコンビニでアルバイトをしました。疲れましたですが、楽しかったです。店長さんも優しいし、何でもあれば、私には優しく詳しく、説明してくれました。日本人は、ほんとうに優しいだというイメージがありました。日本での一年間は、本当に色んな思い出を残しました。学校の先生も色んな外国人向けのイベントを行いました。たとえば、「節分」という祝日の由来を説明して、みんな一緒に遊びました。また、私たちを集まって、いっしょにお祭りに参加しました。そして、来たばかりの時、せっかくに桜が咲いていました。すごく綺麗な桜は、私の目に、私の人生に、残しました。これらは私にとって、一生で忘れない大切にしたい思い出です。桜は、大体、一週間ご、枯れましたが、私の思い出での桜、いつも綺麗に咲いています。

「日本に来た、良かった、福岡工業大学に来た、良かった」と思いながら、泣きたいです。やはり、日本、日本の友達、福岡工業大学に、「さよなら」と言いたくないです。「また、来て、会える」と思いながら、日本での思い出を思い出して、しっかり覚えたいです。

日本に来て、一人暮らしを始めて、私は本当に成長したと思います。心が強くなりました。病気になったり、面倒くさい手続きをしたりするのは、もうたいしたことではないと思います。完璧に解決することがまだできませんが、もう怖がることもありませんでした。

日本での一年間のおかげで、今の成長した私になりました。

先生たち、いつもお世話になっております。ありがとうございます。ほんとうに心から感謝いたします。

留学レポート【中国 大連理工大学からの科目等履修生】

2月 26th, 2014

年度末も近づき、留学生が母国に帰る時期となりました。寂しい反面、日本で様々な経験をし、充実した顔で帰国する学生を見るとまた会える日が一層楽しみになります。本日は、本学で1年の留学を修了した大連理工大学4年生 彭琳さんのレポートを紹介します。

【国際戦略室 2014.2.26】

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                                              大連理工大学4年生

                                               彭琳(ホウ リン)

 

あっという間に、一年間が飛び去りました。

去年の四月に始めて日本に来ました。飛行機の中に、美しい雲と島々の姿を見ると、「やっと日本に来た」と思って、とても興奮でした。当時の福岡工業大学は、桜の花が池の周りに満開して、その美しさに心を打たれました。そして、一年間の生活を期待して、わくわくしました。その時の気持ちは今でも忘れず、昨日のことのように鮮明に思い出せます。

この一年間はたくさんのいい体験をしました。4月に、花見を見ました。雨で桜の花がほとんど落ちてしまったが、小雨の中の葉桜も美しかったです。また、福岡タワーと太宰府と防災センターに見学に行きました。5月に、博多どんたくに参加しました。博多どんたくは福岡市民の祭りので、参加したら、自分も福岡市の一員になったと感じました。みんなの笑顔を見ると、自分も嬉しくなりました。博多どんたくの後は留学生文化祭、私たち五人は1月ぐらいに練習していた、皆さんの前に踊る時は満足でした。7月に和白東夏祭りに参加しました。浴衣を着て、焼き鳥を食べたり、ビールを飲んだりして楽しかったです。9月に研修旅行に行きました。にぎやかな商店街や、静かな神宮や、歴史が長いの熊本城など、さまざまな美しい景色を見ました。それだけではなく、示現流の剣道と鹿児島の砂蒸も体験しました。11月に福岡国際センターで大相撲を観戦に行きました。相撲は日本の「国技」で、以前から見たかったです。本場に行って見ると、日本の伝統文化についての認識が深くなりました。12月に、クリスマスパーティーに参加しました。ゲームをしたり踊ったり、非常に楽しかったです。

ホウリン②

 

 

遊ぶことだけではなく、この一年間に、初めてアルバイトをしました。最初、5時間に連続に働いた後、疲れて堪らなかったです。そして、だんだん慣れてきて、仕事の楽しみを感じてきました。自分の力でお金をもらうと、「私も自立したんだ」と思って、達成感が非常に強かったです。自分の給料で家族や友達にお土産を買うと、なんとなく自慢と思っています。それに、職場で他人にサービスを提供して、お客さんから笑顔をもらうことはとても満足でした。また、以前はコンビニのレジさんは自動販売機と見なして、あまり注意しなかったが、自分もレジをしたら、「この人も私のように楽しみも悩みもある人間だ」と見直して、他人への理解が深くなりました。これは私に対して一番勉強になることです。

自分の日本語はまだ下手ですが、皆さんのおかげで、一年前より進歩してきました。

 

この一年に、楽しいこともあるし、つらいこともあります。しかし、これは私に対して成長するスピードが速い一年間です。一人暮らしで、自分でご飯を作ったり、掃除をしたりしなければなりません。異郷で生活して、自分は初めて「外国人」として生きています。自分も母国の代表の一人ので、失礼なことをやるなら更に恥ずかしいと思います。ですから、日本の習慣を真似んで、自分の振る舞いを変わります。時々、国内の友達や家族や中華料理などを思い出し、懐かしいと感じます。自分は異郷人としての生活も、もともと慣れてきた母国での生活も、両方でも大切な経験になりました。

福岡は景色も美しくて物価も低い、とても住みやすい町だと思っています。福岡工業大学の先生たちは親切で、まことにお世話になりました。福岡工業大学の学生たちはとても優しくて、特にFIT-ICEの皆さんから、いろいろ助けてくれました。いろいろの人と出会って、いろいろの人から勉強して、感謝の気持ちがいっぱいになります。皆さんのおかげで、この一年間は楽しく過ごしました。福岡工業大学で一年間の交換留学するチャンスをもらったのは、本当によかったと思っています。日本にいる一年間、一生も忘れないよい思い出になりました。

帰国後の生活と勉強にも、必ず頑張ります。

ホウリン①

大連理工大学留学生が入国

3月 31st, 2010

中国姉妹校である大連理工大学からの初めての留学生6名が、昨日、無事に入国しました。これからの1年間、6名の留学生は科目等履修生として本学で学びます。初めての日本でいろいろと戸惑うこともあるかもしれませんが、皆さんが有意義な留学生活が送れるように応援しています。

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