海外英語研修レポート 2013 ①

本日は、8月23日~9月15日の間、アメリカカリフォルニア州立大学での英語研修に参加した、畑迫 貴允君のレポートを紹介します。

本年度は30名の学生が、多国籍文化を肌で感じながら英語を学んで来ました。

【国際戦略室 2013.12.24】

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 工学部
生命環境科学科3年
畑迫 貴允

 私は2013年 8月23日~9月15日までアメリカ California State University East Bay に三週間滞在しました。私がこの研修に参加したきっかけは、学内の掲示板にてAmerican Language Program があることを知りました。今までの学生生活の夏休みを振り返ってみるとアルバイトばかりで、特に、充実した夏季休暇を過ごしていませんでした。

 三年生になり、私は生命環境科学科で食品衛生管理士の資格をとるための授業を専攻しており、アメリカと日本の食文化の違いを肌で感じ、知りたいと思いました。と同時に、いままで、苦手意識があった英語力も高めて英語で会話ができるようになりたい!というのがこの研修の参加動機でした。

畑迫君

 

 私自身、海外に出るのは二回目でしたが、アジア圏から出るのは初めてでした。

 期待に胸を膨らませながら渡米し飛行機から見たアメリカの壮大な景色は今でも鮮明に覚えています。まず、アメリカに着いて、右も左も英語で日本とは全く異なる景色。アメリカに自分はいるんだ!という実感が湧きました。

 こうして三週間の英語研修がスタートしました。まず、1番に驚いたのはピザの大きさでした。毎日の食事はどれもカロリーの高そうなものばかりで食文化の違いを体験しました。

 食堂のスタッフの方から注文を聞かれ、言われたことを理解できずに困っていると、横からCSUEBの学生が優しく、わかりやすい単語で教えてくれてすごく助かりました。

 僕も、外国から日本に来ている観光客の方がいたらサポートしてあげたいなと思いました。

 CSUEBの先生の授業では先生それぞれ特色のある面白い授業をしていただきました。聞いているだけの受け身の授業ではなく、常に僕達に話をかけてもらい、言葉のキャッチボールをしながら、課題をクリアしていくというものでした。日本で勉強して、知っている単語でも発音の違いで、伝わらなかったり、自分自身も理解できなかったりする場面が多々ありました。なんとか自分の意思を伝えようと、身振り、手振りジェスチャーで単語、単語でも理解してもらえたときはすごく嬉しかったです。しかし、単語だけでは話せる内容に限界があるということも、強く感じました。

 自分が思っていること、伝えたいことが相手に伝えきれないことがほんとにもどかしくて悔しかったです。 日本にいてもこの環境はなく、研修での一番の経験になりました。

畑迫君2

 研修を終えて感じたことはアメリカにはいろんな国籍の人が集まっており、同じ英語でも国々のなまりであったり、発音の違いがあるということです。アメリカの人もそれを理解しようと自分の話すことに耳を傾けてもらい、会話を続けることが出来ました。

 目標にあげていた食文化の違いも自分の目で確認し、毎日の食事から知ることが出来ました。そして、研修中に新たな目標も出来ました。 アメリカ滞在中に決まった、7年後2020年の東京でのオリンピック開催。たくさんの外国の方が日本を訪れます。

 その時までに英語を流暢に話せるようになって訪れた外国人のサポート、案内、そして日本の素晴らしさを伝えることができたらいいなと思うようになりました。

 そのためには、まだまだ、やらなくてはいけないこと、自分に足りていないことがはっきりと自分で把握することができました。

 この研修で得た経験、課題を無駄にすることなく今後に活かしていきたと思います。

 最後に、この研修に参加するにあたって背中を押してくれた両親、事前に僕達のスケジュールが円滑にいくように企画や引率、サポートしてくださった国際戦略室の方々。CSUEBのALPの方々、この研修に携わって頂いたすべての方々に感謝の気持ちを忘れず、今後に活かしていきたいです。貴重な研修をありがとうございました。

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