海外英語研修の報告書 Ⅱ. (2015年夏)

***************************************

生命環境科学科

久保 愛恵

 

今回この海外英語研修に行きたいと思ったのは、先輩方にこの研修について教えてもらったからです。私はFIT-ICEに所属しており、入学当初海外に行ったことのある先輩方がとても楽しそうに、また生き生きと話して下さるのを聞いているうちに、いつしか自分も行きたいと強く思うようになりました。その話をしたときにこの海外英語研修を教えてもらい、苦手な英語を好きになりたい、また、アメリカという今まで経験したことのない世界を自分の目で見て、実際に感じたいと強く思ったため参加を決めました。初めて海外に行くということもあり、最初は何をするにも常に緊張状態でした。初日に寮の部屋の鍵が壊れて鍵が掛からなかったり、シャワーは水しかでなかったりと色々大変でしたが、一週間もたつとだいぶ慣れて心に余裕が持てるようになり、よりアメリカ生活が楽しくなりました。

約三週間過ごし、その中でNASAやGoogleなどの有名な企業やホテルを見学し、Googleでは会社の外で色々な食べ物や飲み物が配られていたり、TANGOという会社では社長自ら私たちに話してくださったり、将来を考える良いきっかけになりました。また沢山の観光地にも訪れることができて、サンフランシスコを見て回ったり、野球観戦やALCATRAZなど日本とはぜんぜん違う町並みやアメリカ人の陽気さを感じることが出来て、アメリカの雰囲気を十分感じることができました。

06-1.久保 (2)

今回様々な研修プログラムがありましたが、私は一番ブラジルの留学生と約一週間授業を受けたことが自分の成長に繋がっていくのではないかと考えています。今までは片言の英語でも理解してもらうことができていたが、ブラジル人だと、相手も英語が母国語ではないため会話をするのがとても難しく、単語を調べたり、簡単な文章で話したりしたのはいい訓練になったと思います。また、毎日の授業で簡単なプレゼンテーションをする機会がありました。初めは英語でみんなの前で話すことが不安でしかたなく、緊張で声が小さくなったり、黙ってしまったりと消極的でした。しかし、ブラジル人と一緒にプレゼンテーションをすることになった時、相手は私たちよりも英語が上手なのもありましたが、発表する声も大きくて、ジェスチャーをつけて相手にわかりやすく堂々と説明する姿に驚いたと同時に、私もあんな風にみんなの前で堂々と話したいと思い、何か発表する機会があると常に意識して伝えるようにしていました。そのおかげで、最後のプレゼンテーションでは、ジェスチャーを使ったり、顔を上げてアイコンタクトをとりながら発表したりすることができました。一緒に授業を受けることで英語力も鍛えられましたが、精神的な面や人間性も鍛えられ、前に比べて自分に自信が持てるようになりました。

06-2.久保 (2)

今回この研修に参加し、日常生活で英語を話していくうちに、今まで苦手に思っていたが、英語の大切さに気付かされたと共に、相手にうまく表現できないことが何度もあり、とてももどかしかったため、自分の英語力をもっと高めて、沢山の人とコミュニケーションをとりたいと思いました。 そして、約三週間アメリカで過ごし、今までテレビの中でしか見たことが無かった分、実際に現地に行くとアメリカのよさに沢山気付くことができ、今まで当たり前だと思っていたことが本当は当たり前のことではない事にも気付くことができて、改めて日本のよさを再確認することが出来ました。初めは行くのにずいぶん悩みましたが、先輩方や友達、両親に背中を押してもらったり、国際戦略室の先生がたや、CSUEBでお世話になった先生方など、沢山の人の支えがあったからこそ楽しく研修を終えることが出来ました。こんな素晴らしい機会をあたえてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の研修で、自主性や積極性、何事にもチャレンジする勇気など、学んだことを今後の大学生活で大いに活かして、さらに成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。          

Comments are closed.