海外英語研修の報告書 Ⅰ. (2016年夏)

今年の8月18日~9月9日に協定校のカリフォルニア州立大学イーストベイ校へ英語研修に行った学生のレポートを紹介します。語学研修や異文化体験を通して、アメリカを存分に肌で感じた実体験レポートです。海外に少しでも興味がある方は、是非ご一読下さい。

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情報工学部 情報システム工学科

村山 元哉

私が今回この夏季カリフォルニア研修に参加した理由は、昔から主にヨーロッパ、北米ですが海外に憧れを抱いていたからです。それはなぜかというと、昔から洋画が大好きで、その中に出てくる建物・人・文化、一つ一つに憧れを感じていたからです。だから、いずれ憧れの存在から現実にしたいと思っていました。そして入学する前、留学プログラムがしっかりしている大学を探しているときに、現に参加した夏季カリフォルニア研修など様々な留学プログラムがある福岡工業大学に入学することを決めました。福岡工業大学に入学した理由は、留学するためといっても過言ではありません。残念ながら、私が憧れているヨーロッパに留学するプログラムはなかったのですが、アメリカは多種多様な人・文化・建物が入り混じっていて、世界トップクラスの企業・世界有数の名門大学など今後の人生で最も影響力がある国だと思い、生まれて初めての海外にちょうどいいなと思っていました。

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事前にアメリカの情報は、調べてだいたいのことは分かったつもりでいましたが一日目から予想外なことが多々ありました。まず一番はじめに驚いたのは、カリフォルニアの気候です。去年、このプログラムに参加した先輩から気候について質問していたのですが、信用せずカリフォルニアは暑いという独断と偏見で半袖しか持っていかなかったのでサンフランシスコ国際空港を降りてこのアメリカの地で長袖を買うことを決心しました。そうはいってもカリフォルニアは、まったく雨が降らなくとても過ごしやすい気温・湿度で、毎日スポーツなどアウトドアしたくなるような気候でした。

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夏季カリフォルニア研修に際して、ただ海外に行くだけでは有意義な海外研修にはならないので行く前に目標を立てました。それは、これからの時代に欠かせないものであるグローバル能力を身につけること、人生を後悔しないための積極性を持つこと、少しでも英語能力の向上を促すことです。これら三つのことを常に念頭におき、海外研修の時を過ごしました。グローバル能力については、アメリカと日本の様々な文化の違いに実際に触れて、柔軟な対応力と他国の文化を受け入れることが重要だと感じました。そして、それは訪問したカリフォルニア州立大学の学生と友達になり大切さがわかりました。積極性については、英語能力と親密につながっていることが分かりました。日々の英語講義はもちろん英語上達には欠かせないものでしたが、最も自分が上達を感じさせてくれたことがあります。それは、積極的にアメリカ人に話しかけたことです。週末の自由時間を利用してサンフランシスコに行ったときや、名門大学を訪問した際はわからないことがあったとき、勇気を振り絞って積極的に通行人やそこの学生に自分の知っているできる限りの英語で話しかけました。時には断られることもありましたが、だいたいは親切に足を止めて一所懸命に話を聞いてくれて、それに答えるために自分も一所懸命に伝えました。すると徐々に、自分の英語が単語から、文章で伝えるようになっていきました。そして、積極性と英語上達が関係していることを実体験しました。

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夏季カリフォルニア研修で目標を達成することができ、研修を終えて新たな目標ができました。それは、企業訪問や大学訪問をして、海外で学び海外で働きたいと強く思いました。まだまだざっくりとした目標ですが、これからも福岡工業大学の留学プログラムに参加して明確な目標にしていきたいと思います。

 

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