海外英語研修の報告書 Ⅱ. (2016年夏)

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工学部 知能機械工学科

西 雄大

私がこの研修に参加した理由は英語が好きだけど勉強が苦手でなかなか身につかなかったため日本ではできない現地で自然の英語が使われている環境で学び、単語や文法ではなく、雰囲気や感から身に付けていこうと考えたからです。そして日本と違った文化、環境、人を知り、すべてを受け入れていろいろな場面で活用できる幅広い対応力、柔軟性を身につけること目標にし、頑張ろうと決めました。
私自身カリフォルニアに行った経験はあったが3週間という長期間の滞在は初めてで、日本語が使えない環境で生活するのはもちろん心配でした。
カリフォルニアの経度は日本と変わらないところに位置しているが、日本と比べてとても乾燥していて、太陽の日差しは強く風が涼しく、夜はとても寒かった。カリフォルニアの夏のピークは6月7月のため、8月9月は上着がないと辛いがお昼は半袖一枚でも暑苦しいくらい気温の温度差が激しかった。

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カリフォルニアに滞在して1週間、もちろんペラペラに話せるはずもなく、英語はすぐに身につくこともないため、現地の人のように話すことはできない以前に、自分の英語もそう簡単に伝わることはなかった。しかし通じないからこそ積極的に会話に参加し、伝えようとする努力を心掛けた。現地の人は優しく、自分の英語が理解できるまで一生懸命聞いてくれた。会話は少しずつ慣れ、アメリカ人らしく表情を顔で表せるようになってきた。日本でも同じだけど、笑顔で話したり、ジェスチャーを加えることによって、より分かりやすく印象よく伝えられることの大切さを学んだ。

 
一番印象に残ったことは、アメリカじゃない国の学生や一般人がとても多く、日本と違ってかなりインターナショナルだった。中にはヨーロッパやアジア、一番多かったのは中南米の人だった。特にカリフォルニアはスペイン語を話す人が多かった。メキシコなどのスペイン語圏から訪れる人はとても多く、またアメリカ人が受ける外国語の授業でほとんどの人がスペイン語を学ぶため、カリフォルニアはスペイン語だけでも生活できるくらいの環境でもあった。
授業だけではなく土日の自由行動でも日本にはない経験をすることができた。自由行動の時間を使ってメジャーの野球観戦をした。雰囲気からものすごく違うため、入る前から驚きばかりだった。印象に残ったのは、試合中フルカウントや今年引退の選手が打席に立つとみんな拍手をしたりスタンディングオーベーションしたり、みんなちゃんと野球を見ているなと思いました。とても一体感を感じた。みんなはしゃいだりブーイングしたり、表情がわかりやすいとてもアメリカ人らしい姿を見ることができた。

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今回の経験で学んだことは、何事にもチャレンジする積極性と言語は授業だけではなくいろいろな形から学べることです。世の中経験しないと分からないことばかりで自分からいろいろなことを積極的に参加していかないと始まらない。もちろん英語はすべてが通じるわけではないし、失敗もするけど、話したいときは単語だけ並べたりジェスチャーだけで表現したり、どんな形でも間違いではないので、遠慮せず積極的に話しかけること、それが成長に繋がる大事なこと何度でも挑戦する。
また海外からの目線で日本の小ささや凄さを知ることができた。
最後に今回この研修のメンバーのチームワークがとても良く、とてもいい充実した生活を送ることができた。研修の仲間や先生、今回の研修に関わってくれたすべての人に感謝し、この経験を生かしてこれからの生活いろいろなことにチャレンジして頑張ってきたい。

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