H30年度STEPプログラム(中国)報告書 第②弾

皆さん、こんにちは。
先日より、学部・短大1年生対象プログラム「STEP」に参加をした学生のレポートを紹介しています。
本日は、前回に引き続きSTEP中国に参加した学生のレポート(第2弾)です。
ぜひご覧ください!

【国際戦略室 2019.2.27】
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電子情報工学科
西川 天志

 今まで海外に行ったことはありませんが、高校の頃から行ってみたいという気持ちはとてもありました。なぜなら、自分の知らない文化に触れられて、新しい発見があるだろうということと、行くことによってこれからの人生や、生活していく中での自分の視野が広くなると思ったからです。新入生オリエンテーションでこのSTEPプログラムを知った時、まだ海外に行ったことがない自分にとても良いプログラムだと思い申し込みました。
中国のコースを選んだのは金銭的な理由もありますが、4つのコースの中で1番滞在期間が長く、現地の学生との交流がたくさんある所に魅力を感じました。現地の人の中でも同年代の人との交流は、とても刺激的なものだと思うし、そこで得られるものは留学ならではのものだと思うので滞在期間の長い中国のコースを選びました。
 
 1日目は移動が多くとても疲れました。学校についたのは22時前でしたが、現地学生の皆が出迎えてくれて夜の屋台を案内してくれました。いろんな食べ物があり新鮮で楽しかったです。学生の皆さんは日本語専攻でとても日本語が上手だったので何も不自由がありませんでしたが、英語で会話ができると思っていた自分には少し残念にも思えました。

 2~4日目は午前中、校内ツアーや、dragondance、書道といった活動をして昼食をとり、午後は現地の教授や4年生の話を聞いて、終わるとショッピングや観光地に行きました。南京理工大学は本当に大きくて、全てを見て回るのは無理でしたが、たくさんの校舎と校内に池があったり木がたくさん植えてあり、1つの町みたいで中国の広大さが少し知れました。Dragondanceや書道は、中国の伝統的なものでどちらも楽しかったです。書道は日本と書き方が違う漢字や、中国の古い文字などもありました。買い物はデパートみたいなところで、ブランドものがたくさんあり高すぎて買いませんでしたが、天神よりもすごいデパートで中国の発展が少し分かりました。カラオケに行った日はどんな曲があるのかと思っていましたが、日本の歌もたくさんありました。観光地の老門東に行ったとき、行き道に個人経営の店などたくさんあり1人で値段交渉をしながらたくさんのお土産を買いました。老門東はライトアップもしてあり、昔の建造物がたくさんありきれいでした。

 5~6日目はプレゼンテーションの準備と発表をして学生と火鍋を寮でしたり、孔子に関する場所に行ってご飯を食べたりしました。みんな面白い人たちばかりでとても楽しかったです。
 
 7日目は南京の最終日で、動物園に行って有名なお寺を訪れて、玄武湖を見て夜ご飯を食べに行きました。やはりひとつひとつとても大きくて全部は回りきれませんでしたが、おしゃべりをしながら歩くのはとても楽しかったです。

 8~9日目は上海で観光地を回りました。上海と南京の違いでまず感じたのは外国人観光客の数の差でした。南京ではあまり見ませんでしたが、上海では欧米の人がたくさんいたり、日本語が聞こえてくることもたくさんありました。それと、南京では英語が通じない事がたくさんありましたが、上海では英語も日本語で話しかけられることも珍しくありませんでした。街並みもそれぞれで上海はとても都会的でした。いろんな街並みの場所に行けたこともとてもよかったです。

 今回の研修を通して学んだことは、どの国でもいろんな人がいるということです。日本人は国民性や県民性などをよく気にしますが、あまりいいことではないと思いました。たしかに、少しは国によって性格などに傾向などがあるかもしれませんが、短期間に南京という地域に行っただけで、日本人の多くが思っているような中国人ではないような人とたくさん出会ったからです。

 最後に、今回の経験はとても将来に生かされるなととても感じました。なぜなら、今回終わって中国語を勉強しようと思ったからです。新しい言語を学ぶことは人生においてあまりないことなので大きな分岐点になると思うからです。

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