H30年度STEPプログラム(ハワイ)報告書 第①弾

皆さん、こんにちは。

先日より、学部・短大1年生対象プログラム「STEP」に参加したレポートをご紹介しておりますが、本日からは「STEPハワイ」に参加した学生のレポートを2名ずつご紹介いたします。どうぞご覧ください!

【国際戦略室 2019.3.1】
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情報工学部 情報通信工学科
岩重 諒大

1)志願理由
私が留学を志望した理由は三つあります。一つ目は私自身の世界観や視野を広げたいからです。留学では海外の考え方も環境も違う人とのふれあいで、日本では当たり前だと思っていたことや、自分にはない価値観を得ることができます。また、一つの考え方にとらわれず様々な面から物事を考えられるようになりたいという気持ちがあります、二つ目は、コミュニケーション力と協調性の向上です。海外で異なる言語や文化の中、現地の学生と交流することができるので、お互いに意思疎通を図りながら物事を進めることでおのずとコミュニケーション力や協調性を身に着けることができます。三つめは英語力の向上です。5日間という短い期間の中で日常的に英語を用いてコミュニケーションをとることで、日本で学ぶより自然に英語の語彙力や会話力が身につくと考えています。

2)研修を通して学んだこと
貧しい日本での生活を変えようと沖縄から移民してきた方々が、様々な問題や困難を乗り越え、現在のハワイに孝行、恩、我慢、頑張り、仕方がない、感謝、忠義、責任、恥、誇り、名誉、義理、犠牲といった価値観を残しており、現在のハワイでは日系人の割合が42%を占め、ハワイの歴史にとって沖縄からの移民は大きな出来事であったことが分かりました。
HISの方が移民や日本のことについての知識が豊富で、また、現地の学生の方もとても真面目で勉学に対しての意識が高い人ばかりで圧倒されました。ハワイの方々に英語で伝えたいことが伝わらなかったり、伝えられても相手の言っていることが理解できなかったりすることが多々ありました。また、オキナワンフェスティバルでお客さんに質問をしたり、現地の学生と英語でコミュニケーションをとったりする際も私の英語力が乏しくうまく気持ちを伝えることができず、もどかしさと英語の必要性を強く感じました。ハワイの方々は、日本人に比べて表情が明るい人が多く、予定時間になってもガイドさんと合流できなかったり、バスの運転手さんが急に休憩を始めたりするなどハワイアンタイムがあり文化の違いを感じました。STEPハワイのリーダーを務めさせていただきほぼ初対面のメンバーと五日間過ごす中で、楽しく安全に過ごせるように、積極的にメンバーとコミュニケーションをとり全体の動きを考えて行動できました。

3)研修で得た経験を将来どのように活かすか
移民について学んだことから現在の日本の人口減少、高齢化社会の対策としての移民受け入れについて、ハワイで学んだ移民政策と重ねあわせながら考えていきたいです。私の英語力の乏しさをよく実感できたので、検定合格など目標を明確にし、意欲をもって外国語の学習に取り組んでいきます。現地の学生との交流やリーダーを務めさせていただいた経験から、今後の講義や就職試験でのグループワーク、留学生との交流の際に積極的に話しかけたり話を進め、リーダーシップを発揮できるよう努めていきます。また、今後問題や壁に遭遇したときに、ハワイで得た経験、知識、価値観などで多角的に物事を考え問題解決に活かしていきたいです。

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情報工学部 情報通信工学科
網本 拓真

今回、新しいことに挑戦するという動機でSTEP研修を志望した。初の海外では戸惑うことも多かったが、なんとか乗り切ることができた。
飛行機のフライト時間から初めてのことばかりで、志望動機である新しいことであふれていた。
初日のオキナワンフェスティバルでは、一見すると体が大きくて怖そうに見える人でも、アンケート調査をお願いしてみると笑顔で応えてくれたことがとても嬉しく心に残った。
二日目のダイヤモンドヘッド登山は、暑さをこらえながらも頑張って登った先には絶景が広がっていた。日本では滅多に見られないとても美しい光景に感動した。


三日目の日本文化センターでは日系人の歴史について学んだことによって日系人に対する意識が変わった。
今回のハワイ研修で学んだことは、アロハスピリットを大切にするということだ。ひとつひとつの挨拶に敬意を払う、それが良好な関係を結ぶ上で大切なことであるということを教わった。
次に新たな出会いがあるときには、アロハスピリットを忘れずに丁寧な挨拶を心がけていきたい。

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