H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第⑥弾

皆さん、こんにちは。
本日はSTEPシンガポールに参加した学生の報告書、ラスト第6弾です!
次回からはSTEPフィリピンの学生報告書をご紹介します。
引き続き、どうぞご覧ください!
【国際戦略室 2019.3.15】
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情報工学部 情報通信工学科
中村 颯太

1. 志望理由
私がシンガポールを志望する理由は、私は将来IT業界で活躍したいと思っていて、この業界で活躍するために必要となる知識は情報であると思っています。私はITエンジニアは最新情報を仕入れ、開発、制作に生かせれば技術者として成長につながると思っています。その中で最も大事になるのは英語力です。なぜなら、IT業界では最新の製品やテクノロジーの多くはアメリカなどの海外から日本へ浸透するケースが多いように最新情報を得るためには英語が必須だからです。

2. 研修を通じて学んだこと
私はシンガポール研修を通して、日本との文化の違いやその文化で生きる人々の人間性を学ぶことができました。シンガポールは多民族国家であり、中国系移民74%、マレー系13%、インド系9%、その他、となっており移民が多いため言語も様々です。シンガポールでは英語を主としており、英語の成績が良ければ良い学校に行けるようになっています。しかし、私が現地で感じたことは、英語ももちろん話していますが、中国語やヒンディー語、マレー語、タミル語も同じくらい話されているように感じました。お土産屋では日本語を話す人もいました。このように多くの人々が何か国語も話すことができるということは多民族国家ならではだと思います。現に世界2位の先進国といわれている日本では何か国語も話すことができる人はほぼいません。

シンガポールでの交通機関は主にバスとMRTと呼ばれる地下鉄です。これらの交通機関は全てお金がチャージされた電子カードで乗ることができます。しかし、大学生などはその大学行きのバスに無料で乗ることができます。
MRTは運転手がいない地下鉄で日本では考えられないほど深い地下で動いています。また、乗車口が自動ドアになっていて人身事故などは絶対に起こらないようになっています。
このような交通機関で私が感じたことは日本よりもすべて早いということです。例えば、エスカレーターなどは日本の2倍くらいの速さです。これらのことから私はシンガポールに住む人々は時間を大事にしていると思いました。
これらのことから私はそれぞれの国の習慣や条件に合わせて工夫する力が大事だと思いました。

3. 研修で得た経験を将来どのように生かすか
私はこの研修で得た経験の中で、シンガポールと日本では置かれている状況の条件が違い、それぞれの建物の作りも違いますが、シンガポールにあって日本にはなく、日本でも行うべきことがいくつかあります。その中の一つは、載せている写真のように人身事故を防ぐためのドアです。また、MRTと同じように無人運転にすることで、遅延防止にもなり、24時間稼働することもできます。このように、海外と日本の環境を照らし合わせ、日本でも使えそうな知識を得て、ITにつなげ、より世の中が便利になるように社会貢献したいです。

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情報工学部 システムマネジメント学科
八波 友嘉

1. シンガポールの志望理由
私は以前から海外に興味があり、大学生になったらアルバイトをしてお金を貯め留学をしてみたいと思っていました。福岡工業大学のSTEPプログラムには、事前研修や英語レッスンなどのサポートがあること、英語があまり得意ではない私でも安心してプログラムに参加することが出来ること、また、金額が安いことからこのプログラムに申し込むことを決めました。私は将来外国に携わる仕事に就きたいと考えています。そこで、経済発展の進んでいるシンガポールに行って再開発地区や現地の大学を見学して、経済状況や社会構造の仕組みについて学び、日本との違いを知りたいと思いました。また、現地の大学生との交流やマレーシアでのホームステイを通して日本と異なる文化に触れ、価値観や考え方の違いを理解して、視野を広げられるような経験をしたいと考えプログラム参加を志望しました。

2. 研修を通して
私はこの研修を通して人生で初めて海外に行きました。外国人と話したこともほとんどないので凄く緊張していましたが、シンガポールのお店で買い物するときや、道で声をかけてきた現地の人達の多くが日本語で話しかけてくれてびっくりしました。また、シンガポール国立大学視察の際には、「日本語研究会」と書かれた看板も見つけました。マレーシアのホームステイ先で知り合った方も、日本が大好きでけん玉や折り紙などの日本の玩具を持っていたり、着物を着ている写真を見せてくれたり、日本の文化や言葉が世界中に広がっていると知り嬉しかったです。
シンガポールの街にはゴミ箱が至る所に設置してあり、どこに行ってもゴミがほとんど落ちておらず綺麗でした。地下鉄は日本とは違い、無人運転をしていて時間がずれることもないしとても便利だと思いました。そして、私が一番楽しみにしていたマーライオンを見に行くことができました。夜に少し時間があったのでもう一度マーライオンを見に行きましたが、夜景も綺麗で昼間とはまた違った良さがありとても楽しめました。
マレーシアでのホームステイでは、「チョンカ」という遊びを教えてもらったり、ご飯を食べる際にホストファミリーと同じように右手で食べたり、民族衣装を着させてもらったりしました。マレーシアにもイオンがあり連れていってもらい、そこには日本のお店がたくさんあり少しほっとしました。日本よりも物価が安く、Tシャツを300円程で購入することができました。

3. これから
初めての海外で生活文化の違いや料理、マレーシアの食文化の違いに少し戸惑いました。シンガポールでもマレーシアでも日本人の事を受け入れてくれていて、日本語で話しかけてくれたりしていたけど、私はこの留学に参加するまではシンガポールの事もマレーシアの事も何も知らなかったことが申し訳なく感じました。もっと海外に目を向け、文化を知るべきだと感じました。また、もっと英語を勉強してたくさん話せるようになりたいと思いました。お金を貯めてまたシンガポールとマレーシアに行って、次は日本語ではなく英語で会話できるようにもっと勉強していきたいです。

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