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研究室紹介
ロボット工学は情報,電気電子,機械などの工学分野に基礎を置きつつ,最近では生理学,心理学,生物学などの工学以外の分野にも関連分野を広げている,融合領域の学問の一つです。関連分野が工学以外の分野にも広がってきていることから,最近は「ロボット工学」ではなく「ロボット学」とよばれることもしばしばです。
本研究室では特に,着用型(ウェアラブル)ロボットや筋骨格系ロボットアームの機構設計や制御などの研究テーマを扱っています。2008年に第一期の卒研生を受け入れ,今年度が10年目の節目の年になります。
なお,このホームページは主として,学内(特に学科内)の学生向けの内容と記述になっております。学外から閲覧の皆さまには,どうかご了承をお願いいたします。
どんな研究活動をするのか
上述の「ロボット工学」という学問分野の性格上,さまざまな内容の研究テーマを扱っています。例えば,機械設計や機械加工を通じてロボットの新しい機構を試作するテーマ,ロボットの力学特性を表す微分方程式(運動方程式)などに基づいてロボットの挙動をシミュレーションして観察するテーマ,センサにより測定したロボットやロボット着用者の運動をロボット工学の理論に基づき解析するテーマ,センサ信号をアクチュエータの制御につなげるアルゴリズムをプログラミングによりロボットに実装するテーマ,などです。
毎年度の研究テーマは,前年度での研究の進捗状況,その年度の研究室への配属人数,そのときどきにおけるロボット研究のトレンド,突然にひらめいた(もしくは「天からの授かりものとしての」)研究の新しいアイディア,などに応じて考えています。ですので,皆さんのご希望や興味にぴったりとはまる研究テーマが提供できるとは限りませんが,その点はどうかご了承ください。
研究室としては,広い意味での「モノづくり」,すなわち,プログラミングなどをはじめとする「情報」,組込みシステムやアクチュエータ制御などに関連する「電気電子」,ロボットのハードウェア(骨格)の設計や加工・組立に関連する「機械」などの工学分野に幅広く興味や関心を持っている方を,特に歓迎いたします。
教員紹介
以下の項目につきましては,大学の研究者情報のページをご覧ください。
- 教員氏名,所属,職位
- 職歴,学歴
- 研究実績(著書,査読付論文,国際会議発表など)
- その他実績(外部資金獲得状況,学会等での受賞など)
- 教育活動(特に,第一期生からの卒業研究テーマの一覧)
今年度(2017年度)の担当科目
以下のとおりです。ほとんどが後期の担当です。
学部
- 前期
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- 情報システム工学実験Ⅲ(3年次必修)
- 後期
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- 情報物理実験(1年次必修)
- 情報システム工学実験Ⅳ(3年次必修)
- 基礎ロボット工学(2年次必修)
- 情報システム工学概論(2年次必修,オムニバス,第9回担当)
- メカトロアクチュエータ(3年次選択)
- ロボットシミュレーション(3年次選択)
- 通年
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- 卒業研究
大学院修士課程
- 前期:情報システム工学演習Ⅰ(オムニバス,第8~9回担当)
- 後期:計測制御システム工学演習
オフィスアワー
時間帯および場所は以下のとおりです。
- 前期・後期ともに,水曜日12時10分~12時50分
- 居室はB棟7階(研究室2)
臨時会議などの予定が入った場合,オフィスアワーを中止することがあります。また,オフィスアワー以外の時間帯で来室を希望する場合は極力,事前のアポイントをお願いします(居室を長時間不在にする場合も少なからずあります)。