海外英語研修の報告書 Ⅱ. (2016年夏)

1月 30th, 2017

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工学部 知能機械工学科

西 雄大

私がこの研修に参加した理由は英語が好きだけど勉強が苦手でなかなか身につかなかったため日本ではできない現地で自然の英語が使われている環境で学び、単語や文法ではなく、雰囲気や感から身に付けていこうと考えたからです。そして日本と違った文化、環境、人を知り、すべてを受け入れていろいろな場面で活用できる幅広い対応力、柔軟性を身につけること目標にし、頑張ろうと決めました。
私自身カリフォルニアに行った経験はあったが3週間という長期間の滞在は初めてで、日本語が使えない環境で生活するのはもちろん心配でした。
カリフォルニアの経度は日本と変わらないところに位置しているが、日本と比べてとても乾燥していて、太陽の日差しは強く風が涼しく、夜はとても寒かった。カリフォルニアの夏のピークは6月7月のため、8月9月は上着がないと辛いがお昼は半袖一枚でも暑苦しいくらい気温の温度差が激しかった。

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カリフォルニアに滞在して1週間、もちろんペラペラに話せるはずもなく、英語はすぐに身につくこともないため、現地の人のように話すことはできない以前に、自分の英語もそう簡単に伝わることはなかった。しかし通じないからこそ積極的に会話に参加し、伝えようとする努力を心掛けた。現地の人は優しく、自分の英語が理解できるまで一生懸命聞いてくれた。会話は少しずつ慣れ、アメリカ人らしく表情を顔で表せるようになってきた。日本でも同じだけど、笑顔で話したり、ジェスチャーを加えることによって、より分かりやすく印象よく伝えられることの大切さを学んだ。

 
一番印象に残ったことは、アメリカじゃない国の学生や一般人がとても多く、日本と違ってかなりインターナショナルだった。中にはヨーロッパやアジア、一番多かったのは中南米の人だった。特にカリフォルニアはスペイン語を話す人が多かった。メキシコなどのスペイン語圏から訪れる人はとても多く、またアメリカ人が受ける外国語の授業でほとんどの人がスペイン語を学ぶため、カリフォルニアはスペイン語だけでも生活できるくらいの環境でもあった。
授業だけではなく土日の自由行動でも日本にはない経験をすることができた。自由行動の時間を使ってメジャーの野球観戦をした。雰囲気からものすごく違うため、入る前から驚きばかりだった。印象に残ったのは、試合中フルカウントや今年引退の選手が打席に立つとみんな拍手をしたりスタンディングオーベーションしたり、みんなちゃんと野球を見ているなと思いました。とても一体感を感じた。みんなはしゃいだりブーイングしたり、表情がわかりやすいとてもアメリカ人らしい姿を見ることができた。

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今回の経験で学んだことは、何事にもチャレンジする積極性と言語は授業だけではなくいろいろな形から学べることです。世の中経験しないと分からないことばかりで自分からいろいろなことを積極的に参加していかないと始まらない。もちろん英語はすべてが通じるわけではないし、失敗もするけど、話したいときは単語だけ並べたりジェスチャーだけで表現したり、どんな形でも間違いではないので、遠慮せず積極的に話しかけること、それが成長に繋がる大事なこと何度でも挑戦する。
また海外からの目線で日本の小ささや凄さを知ることができた。
最後に今回この研修のメンバーのチームワークがとても良く、とてもいい充実した生活を送ることができた。研修の仲間や先生、今回の研修に関わってくれたすべての人に感謝し、この経験を生かしてこれからの生活いろいろなことにチャレンジして頑張ってきたい。

海外英語研修の報告書 Ⅰ. (2016年夏)

1月 19th, 2017

今年の8月18日~9月9日に協定校のカリフォルニア州立大学イーストベイ校へ英語研修に行った学生のレポートを紹介します。語学研修や異文化体験を通して、アメリカを存分に肌で感じた実体験レポートです。海外に少しでも興味がある方は、是非ご一読下さい。

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情報工学部 情報システム工学科

村山 元哉

私が今回この夏季カリフォルニア研修に参加した理由は、昔から主にヨーロッパ、北米ですが海外に憧れを抱いていたからです。それはなぜかというと、昔から洋画が大好きで、その中に出てくる建物・人・文化、一つ一つに憧れを感じていたからです。だから、いずれ憧れの存在から現実にしたいと思っていました。そして入学する前、留学プログラムがしっかりしている大学を探しているときに、現に参加した夏季カリフォルニア研修など様々な留学プログラムがある福岡工業大学に入学することを決めました。福岡工業大学に入学した理由は、留学するためといっても過言ではありません。残念ながら、私が憧れているヨーロッパに留学するプログラムはなかったのですが、アメリカは多種多様な人・文化・建物が入り混じっていて、世界トップクラスの企業・世界有数の名門大学など今後の人生で最も影響力がある国だと思い、生まれて初めての海外にちょうどいいなと思っていました。

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事前にアメリカの情報は、調べてだいたいのことは分かったつもりでいましたが一日目から予想外なことが多々ありました。まず一番はじめに驚いたのは、カリフォルニアの気候です。去年、このプログラムに参加した先輩から気候について質問していたのですが、信用せずカリフォルニアは暑いという独断と偏見で半袖しか持っていかなかったのでサンフランシスコ国際空港を降りてこのアメリカの地で長袖を買うことを決心しました。そうはいってもカリフォルニアは、まったく雨が降らなくとても過ごしやすい気温・湿度で、毎日スポーツなどアウトドアしたくなるような気候でした。

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夏季カリフォルニア研修に際して、ただ海外に行くだけでは有意義な海外研修にはならないので行く前に目標を立てました。それは、これからの時代に欠かせないものであるグローバル能力を身につけること、人生を後悔しないための積極性を持つこと、少しでも英語能力の向上を促すことです。これら三つのことを常に念頭におき、海外研修の時を過ごしました。グローバル能力については、アメリカと日本の様々な文化の違いに実際に触れて、柔軟な対応力と他国の文化を受け入れることが重要だと感じました。そして、それは訪問したカリフォルニア州立大学の学生と友達になり大切さがわかりました。積極性については、英語能力と親密につながっていることが分かりました。日々の英語講義はもちろん英語上達には欠かせないものでしたが、最も自分が上達を感じさせてくれたことがあります。それは、積極的にアメリカ人に話しかけたことです。週末の自由時間を利用してサンフランシスコに行ったときや、名門大学を訪問した際はわからないことがあったとき、勇気を振り絞って積極的に通行人やそこの学生に自分の知っているできる限りの英語で話しかけました。時には断られることもありましたが、だいたいは親切に足を止めて一所懸命に話を聞いてくれて、それに答えるために自分も一所懸命に伝えました。すると徐々に、自分の英語が単語から、文章で伝えるようになっていきました。そして、積極性と英語上達が関係していることを実体験しました。

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夏季カリフォルニア研修で目標を達成することができ、研修を終えて新たな目標ができました。それは、企業訪問や大学訪問をして、海外で学び海外で働きたいと強く思いました。まだまだざっくりとした目標ですが、これからも福岡工業大学の留学プログラムに参加して明確な目標にしていきたいと思います。

 

海外英語研修の報告書 Ⅱ. (2015年夏)

11月 10th, 2015

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生命環境科学科

久保 愛恵

 

今回この海外英語研修に行きたいと思ったのは、先輩方にこの研修について教えてもらったからです。私はFIT-ICEに所属しており、入学当初海外に行ったことのある先輩方がとても楽しそうに、また生き生きと話して下さるのを聞いているうちに、いつしか自分も行きたいと強く思うようになりました。その話をしたときにこの海外英語研修を教えてもらい、苦手な英語を好きになりたい、また、アメリカという今まで経験したことのない世界を自分の目で見て、実際に感じたいと強く思ったため参加を決めました。初めて海外に行くということもあり、最初は何をするにも常に緊張状態でした。初日に寮の部屋の鍵が壊れて鍵が掛からなかったり、シャワーは水しかでなかったりと色々大変でしたが、一週間もたつとだいぶ慣れて心に余裕が持てるようになり、よりアメリカ生活が楽しくなりました。

約三週間過ごし、その中でNASAやGoogleなどの有名な企業やホテルを見学し、Googleでは会社の外で色々な食べ物や飲み物が配られていたり、TANGOという会社では社長自ら私たちに話してくださったり、将来を考える良いきっかけになりました。また沢山の観光地にも訪れることができて、サンフランシスコを見て回ったり、野球観戦やALCATRAZなど日本とはぜんぜん違う町並みやアメリカ人の陽気さを感じることが出来て、アメリカの雰囲気を十分感じることができました。

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今回様々な研修プログラムがありましたが、私は一番ブラジルの留学生と約一週間授業を受けたことが自分の成長に繋がっていくのではないかと考えています。今までは片言の英語でも理解してもらうことができていたが、ブラジル人だと、相手も英語が母国語ではないため会話をするのがとても難しく、単語を調べたり、簡単な文章で話したりしたのはいい訓練になったと思います。また、毎日の授業で簡単なプレゼンテーションをする機会がありました。初めは英語でみんなの前で話すことが不安でしかたなく、緊張で声が小さくなったり、黙ってしまったりと消極的でした。しかし、ブラジル人と一緒にプレゼンテーションをすることになった時、相手は私たちよりも英語が上手なのもありましたが、発表する声も大きくて、ジェスチャーをつけて相手にわかりやすく堂々と説明する姿に驚いたと同時に、私もあんな風にみんなの前で堂々と話したいと思い、何か発表する機会があると常に意識して伝えるようにしていました。そのおかげで、最後のプレゼンテーションでは、ジェスチャーを使ったり、顔を上げてアイコンタクトをとりながら発表したりすることができました。一緒に授業を受けることで英語力も鍛えられましたが、精神的な面や人間性も鍛えられ、前に比べて自分に自信が持てるようになりました。

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今回この研修に参加し、日常生活で英語を話していくうちに、今まで苦手に思っていたが、英語の大切さに気付かされたと共に、相手にうまく表現できないことが何度もあり、とてももどかしかったため、自分の英語力をもっと高めて、沢山の人とコミュニケーションをとりたいと思いました。 そして、約三週間アメリカで過ごし、今までテレビの中でしか見たことが無かった分、実際に現地に行くとアメリカのよさに沢山気付くことができ、今まで当たり前だと思っていたことが本当は当たり前のことではない事にも気付くことができて、改めて日本のよさを再確認することが出来ました。初めは行くのにずいぶん悩みましたが、先輩方や友達、両親に背中を押してもらったり、国際戦略室の先生がたや、CSUEBでお世話になった先生方など、沢山の人の支えがあったからこそ楽しく研修を終えることが出来ました。こんな素晴らしい機会をあたえてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の研修で、自主性や積極性、何事にもチャレンジする勇気など、学んだことを今後の大学生活で大いに活かして、さらに成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。          

海外英語研修の報告書 Ⅰ. (2015年夏)

11月 10th, 2015

今年の8月21日~9月12日に協定校のカリフォルニア州立大学イーストベイ校へ英語研修に行った学生のレポートを紹介します。毎年多くの学生が参加し、語学研修や異文化体験を通して大きな成長を遂げて帰国してきます。海外に少しでも興味がある方は、この実体験レポートを是非読んでみてください。【国際戦略室 2015.11.10】

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 短期大学部 情報メディア学科

金棒考哉

 

 私が渡米前に立てた目標は英語しか使えない環境下に身を置くことで英語力を伸ばし、そして多種多様な人々と接しコミュニケーション能力をつけることである。私は英語が普通教科の中でも特に苦手で中学で習う文法すらもうる覚えである。また、人との会話が苦手で自分から話しかけるほどの積極力もなく、会話をしても相手に自分の考えを上手く伝えることができない。そこで、留学することにより生きた英語を毎日聞くことで英語の苦手意識を克服し、多種多様な人種や他国の人と出会いコミュニケーションをとることで自然とコミュニケーション能力が身につくと思い、大学に入学するまえからこの海外研修に参加しようと考えていた。

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まず、アメリカに入国する前に入国審査を受けなくてはならない。なるべく一人の審査官に全員が受ける計画だったが体が大きく怖そうな銃を腰に所持したアメリカ人に「Go.」と言われグループごとにバラバラになってしまった。そして入国審査独特の雰囲気に呑まれていたがグループのリーダーとして一番最初に入国審査を受けた。少しでも怪しまれることがあれば別室に連れていかれ、2,3時間は拘束されることになる。もちろん相手はアメリカ人であり日本語は通じない。しかし、多少時間はかかったが無事に入国することができた。苦手な英語であったが事前に練習を何度もしていたおかげかもしれないが一番は日本からきた外国人だと分かって優しく対応してくれた入国審査官のおかげだと思う。初めは単語すら聞きとることさえ難しく、どんな質問をされているのかすら分からなかった。そんな私にゆっくりと話してくれたり、動作を使って表現したり、紙に書いてくれたりした。アメリカ人は怖い人ばかりだと思っていたが優しく陽気な人がいることを知り、これからのアメリカでの生活が楽しみになっていたと思う。また、自分の英語が相手に伝わった時はとても嬉しく、英語を話すことが楽しく感じ、とにかく相手に何を言いたいか伝えたいという気持ちが大切だと思った。

入国から一週間経って私たちはブラジル人留学生達と合同で授業を受けた。ブラジル人留学生達と受けた授業は今までの授業よりも楽しく感じた。彼らは1年間留学をしにきておりとても頭が良く、何不自由なく英語をペラペラと話せていた。初めて合同でする授業は自然の環境を限られた道具で再現してみるというものであったが、私はまず、何の授業を行おうとしているのかさえ聞き取れる英語力がなかった。しかし、彼らは専門的な知識や難しい英単語なども覚えており、自分達が思いつかないような発想を考え作業に取り組んでいた。分からないことがあった場合は先生に質問しに行ったり、自分たちの意見や質問を真剣に聞いてくれたその積極性と心の広さを見習いたいと思った。そして、私はその再現が成功したか、してないかよりも頭の回転の速さに驚き、同じ学生なのにこんなにも差があることを知り自分にとって良い刺激にもなった。しかし、彼らは授業中によく関係ないことを喋ったり、授業に平気で遅刻してきたりということが多々あった。だからといってALPの先生が怒ったりすることはあまりない。日本では授業中の私語や遅刻はよく注意されている。これが文化の違いだと感じたと同時に日本で当たり前に行われている事が海外の人には難しく、日本人の素晴らしさを改めて実感した。そんな彼らと一週間授業を共に受け、日本とブラジルとでは公用語が違うけれども世界の公用語である英語を通してお互いの国の言葉を教えあったり、アメリカと自国の違いなどを話し合ったりすることで仲を深めることができた。ブラジル人留学生達と交流していく中で私は少しでも英語が話せるようになりたいという意欲が湧いたと同時に言語の壁を越えて仲を深めることができた自分に対して、コミュニケーション能力がついたという自信を持つことができた。

また、市内観光で見学した一流企業では自由な発想が求められ学生である私たちに意見を聞いたりしてくれた。日本では年功序列な企業がほとんどでスーツを着て出勤など堅いイメージがある。しかし、アメリカの主な会社は成果主義で日本とは違い私服で出勤し、社員も明るく良い職場作りができていた。これも文化の違いだと思うがこういう職場環境で働いてみたいと思った。実際はシビアな世界で仕事をする能力がなかったらこういった職場では働けないのではと思ったが、こういった環境下で働ければ社員の能力も日々成長し、企業としても大きくなっていくのではないかと思った。日本ではなかなか難しいことだと思うが少しでも良いところを吸収していければブラック企業と呼ばれる会社も少なくなっていくのではないかと思う。

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私は今回の海外英語研修を通して、渡米前に立てた目標よりもそれ以上のことが学べ、社会人になる前のチャンスを生かし留学という経験ができてよかったと思う。社会人になってからでは3週間もアメリカに滞在したり、Google本社や一流ホテルのスイートルームなど見学したりと今のうちでないとできない体験をした。毎日、刺激を受け、学び、そして成長しているのが特に帰国してから実感するようになった。帰国後受けた試験ではヒヤリング能力か大きく成長しているのが目で見て分かった。英語力を伸ばすだけではなく英語の勉強に対する意欲も持つことができた。私は将来グローバルな人材に育ち、そしてその交友関係を全世界に広げたい。人生は一度きりなので普通に生きるよりも全世界の良いところや悪いところを知り広い視野を持った人になりたい。そのためにも今しかできないことにチャレンジする。そのための一歩を今回の研修を通して踏み出せたと思う。

海外英語研修の報告書II (2014年夏)

3月 27th, 2015

匿名

私の参加目標は、英語力を身につけたいことはもちろんのこと、授業・課外授業や自由行動でも刺激を受け、自ら飛び込む行動力を伸ばすことと、参加者の方々や現地の方々とコミュニケーションをとって、協調性をもっと持つこと。でした。この目標を私は達成することが出来たと思っています。なぜなら、今回の研修でこの目標を忘れずに自分の殻を破ろうと思っていたからです。これは自分のコンプレックスでもありました。実際に研修でどのように私のこの目標を達成することができたかというと、まず、授業を通して自らの発言や、仲間の発言による気づきが増え新たな発見が生まれて行動力が芽生えたこと。そこから研修生や引率の方々と仲良くなるきっかけになり、コミュニケーションがとれて、ここで自分の積極性を少しずつ感じてきました。

課外授業・自由行動などで外に行く機会がある時にはアメリカをより感じられるように先生や引率の方に頼りつつですが、人々との触れ合いを楽しみました。空間やアメリカの人柄、食べ物の味、吹く風のすべてが新鮮に感じてより冒険心や探究心が起きてきました。そして、英語力を身につけるためにまず外国に染まってみようと思いました。質問に対する反応はしっかりと相手に伝えることと、英語に積極的に触れること。重要なのはその日一日に習った英語を復習すること。現地の引率の方たちもとても優しく生きた英語を触れさせてもらうことができ、最高の体験をすることが出来たのです。

2014

特に自らの行動力を伸ばす点については、ある言葉を胸に常に話し、行動していました。それは、「失敗を恐れない、失敗してもいい」というものです。この言葉は、海外に住む私の伯母が海外研修に行く前に送ってくれたもので、いろんなものにぶつかって失敗することを恐れず行ってきてねと言ってくれたおかげで自分の中の行動力がものすごく湧きでてきたのだと思います。それに加えて研修生の皆さんのパワーのある行動力に背を押されますます伸ばすことが出来たと思います。この二つのことだけでなく周りの先生方にも本当にお世話になり、目標達成を成し遂げられたと思います。

そして、私が目標以上の達成することができました。それは、大切な仲間が出来たことです。お互い助け合い、笑いあい、ぶつかり合い、反省しあって、想いやりを学ぶことができました。これは予想外のことでしたが、その驚き以上に喜びを感じています。目標は達成できたと思いますがまだまだ大きな目標は今回の英語研修を通してできました。その達成のためには今回で身に付いた事以外にも自ら切磋琢磨して見出していかなければならないと思いました。
以上 (2014.9.27)

海外英語研修の報告書 I.(2014年夏)

3月 27th, 2015

短期大学部
ビジネス情報学科
中村 優一

はじめに、この研修に携わって色々な世話、研修の手続きをしてくださった事務員の方々、25人という大きなグループを引率して下った先生方、本当にお世話になりました。

この研修で得られたことは、大きな財産として今後歩む人生のなかでも大きな起点となったことは間違いないと思う。なぜならば、私は短大で編入を考えているからだ。その編入先の大学や、これからの歩む道について改めて考えることができた。

元々短大に来た理由として、受験に失敗したからという一般的な理由もあるが、それ以上に大きな理由は、この海外語学研修制度があったからだ。中学生の時から望んでいた留学、そして、望んでいた大学に落ち、留学も半ば諦め浪人という道を考えていた時に、福岡工業大学短期大学部のシステムを知った。そして、今年の夏に短期留学をするという目標を立て、入学した。今、昔の自分を振り返ると、この道を進んだ自分は正しかったと思う。浪人して勉強尽くしの生活を送り、一年後に望んでいた大学に入る道も悪くはないが、私は短大に来て英語研修という大きな財産を得ることができたことが私自身にとって物凄く良い刺激になったと思う。

将来の夢は、未だに変わらない。アフリカや東南アジアなどの様々な問題を抱える発展途上国に対して、なんらかのアプローチを掛けられる人材になることだ。企業に入って、発展途上国に支援をするという目標。しかし、この研修で二つ分かったことがあった。一つは、自分が思っていた以上に人種の問題、経済格差の問題が身に染みて感じたということだ。それは企業訪問の一環で行ったGoogle本社でのことと、休日を利用して市内に出掛けた時のことだ。Googleの社員食堂は、朝、昼、晩、3食無料で食べ放題であり、その料理の質も高い上に種類も豊富であった。

しかし、一歩街にでると、ホームレスの人がごみ箱を漁って、人の食べた物のカスを食べている姿、道端に座り、空き缶に残り僅かしかない小さい硬貨を入れ、札や硬貨を求める姿、毛布を被って寒さを凌ぐ姿を見ることがあった。ここは同じ世界か?自分はどうなるのか。3食ただで食事出来る人がいれば、1食でさえまともに食べることができない人たちがいる。今の実情を突き付けられた。日本でも経済格差はあり、街中でホームレスの人をみることがあるが、アメリカほど多くはないと思う。日本では深く考えることの出来ないことであるだろう。特に私の場合、比較的裕福な生活をしているので、この格差についてこんなにも考えることは普段ない。今まで将来のビジョンとして描いてきたものが相当安易な考えだったということを思い知らされた。

Nakamura

いくら発展途上にある国に支援をしたとしても、上流、中流の貴族や家庭の収入が増えるだけであって、下流の人たちにはその支援というものが届かないのではないかと思った。その理由は、経済大国のアメリカでさえ経済格差は多く、寧ろ拡大しているからだ。たとえ発展途上の国に経済支援、もしくはなんらかの形で援助をしたとしても、結局は政治家、富裕層が全てを握っていくということだ。これらを解消するにはどうすればよいか。それは現地に直接行き、その国の特性、宗教問題、文化の違い、どれくらいの格差が生まれているかを知らなければならない。

また、その国の中でも特に貧しい地域はあるはずなので、その地域に間接的ではなく、直接的な援助をすることが大切だと考える。例えば、広大な土地を保有するアフリカ。特に貧しい地域に太陽光発電所を設立すると、雇用が生まれる。それによってカネが動き、多少の格差はなくなると思う。これはまだまだ安易な考えで、色々な問題が生じるとは思うが、国に対して援助を行うより良いと私は思うようになった。さらに、人種の問題についてはGoogle、Linked In、Taggedなどの従業員は大半が白人、もしくはアジア系と感じた。しかしながら、警備員などの従業員は黒人が多いと感じた。これらは自分の感じたことであって真実かどうかはわからないが、少なくとも私自身はそう感じた。

もう一つは、表情の出し方や、積極性だ。アメリカで出会った人は、本当にすぐ感情が表に出る。しかし、自分はあまり表情に出さない。アメリカの人たちは、自分が思ったことをすぐに顔や言葉にだし、コミュニケーションをとり、時にはブーイングも起こる。また、言語の違いがあるにも関わらず、積極的に向こうから話しかけてくれたり、日本語教えてほしいと言って来たりする。初対面なのに、普通の友達の様に絡んでくることがとても気持ちがよかった。バスの運転手はマイブラザーと言ってくれたり、隣に座った人は写真を一緒に撮ってくれたりと、賑やかだった。同じことを日本でやろうとすると、かなり勇気がいることだと思う。しかし、アメリカではそうではなかった。アメリカではもっと積極的にコミュニケーションをとることが大切であり、それが自然と自分のボキャブラリーの中に追加される。これから、身の回りにいる外国人と友達になって、積極的に日本語ではなく、英語で話しかけようと思った。

この研修を通して、編入に対してや、近い将来の道を深く考えることが多くなったが、最終的に思ったことは、英語というものは一つのコミュニケーションの手段であるということ。英語だけできれば凄いとか、そういうことではない。私たち日本人が日本語を使ってコミュニケーションをとることは当たり前なのだ。英語もそれで、英語圏の人が英語を使ってコミュニケーションをする。要するに一つの言語、伝達手段でしかないということだ。これから将来の道を歩むときに英語だけを勉強するのではなく、技術であったり、社会学であったり、将来に繋げることをさらに深めること。日本語で表現する場合はこうだけど、英語だとどうなるのかと、英語とリンクさせることを大切にしたいと思った。最後に、研修を経験したことで将来の視野がまた広がり、もっとより深く外国に興味を持つ良い刺激になりました。

読みにくい文章だったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
本当に、この研修に携わってくださった皆さん、ありがとうございました。(2014.9.30)
以上

海外留学プログラム 募集説明会のお知らせ

4月 4th, 2014

みなさま、こんにちは。新しい学期が始まり、新鮮な気持ちで過ごされていることと思います。

今年も国際戦略室では、夏のプログラムの参加者を募集いたします。

少しでも興味がある方は、下記の説明会にお気軽にお越しください。

 

説明会日程:4月25日(金)時間は下記記載

場所:FITホールセミナー室(2F) ※募集説明会参加への予約は必要ありません。

【説明会時間 16:30-17:30】

■アメリカ カリフォルニア州立大学イーストベイ校 海外英語研修

【説明会時間 17:45-18:30】

■中国 南京理工大学 サマープログラム

■韓国 慶星大学 サマープログラム

 

すべて本学協定校でのプログラムのため、色々なメリットがあります。

多くの学生がこのチャンスを生かせることを願っています。

過去のブログ記事に、先輩の参加レポートを掲載していますので、

ぜひ参考にご覧ください。

今年は挑戦の夏にしてみませんか?

【↓クリックで拡大↓】

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【国際戦略室 2014.4.4】

海外英語研修レポート 2013 ②

12月 24th, 2013

 同じく海外英語研修に参加した、三好 遼君のレポートを紹介します。沢山の新しいことに出会った他に、仲間との絆を深めた3週間になったようです。

【国際戦略室 2013.12.24】

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工学部
知能機械工学部2年
三好 遼

 

 私の渡米前の目標は、“アメリカの学生と交流して友達を作り、お互いの連絡先などを交換して、研修後も連絡を取り合って英語を使い続ける環境にする。”というものでした。しかし、実際思っていたような現地の学生との交流がなく、連絡を交換することができませんでした。たしかに、一度だけ生徒同士で交流する機会があったものの、自分から言い出すきっかけと勇気をもつことができなかったところがありました。かといって、私は目標を達成できなかったからといって今回の研修で何も得ることができなかったわけではありません。

 一つは文化の違いを受け入れることができるようになったことです。私はアメリカでいくつもの違いに驚きました。いつもお腹一杯になるアメリカンフードや大きなビルディングやとても広い学校の敷地、またその中にある施設や設備などにも。毎日、本物の拳銃を持ったポリスマンが寮の近くにいて、日本ではとても目にすることができないようなことばかりでした。そんななか一番文化の違いを感じられたのは、やはり人でした。彼らは、私たちが分からないことや困っているということがわかると、どんなにつたない英語でも真摯にきいてくれて理解しようとしてくれました。ALPのアレックスやダニエルもそうでしたが、どっちかというとアメリカという国全体がそうなのではないかと感じられるほどほとんどの人々が親切でフレンドリーにしてくださいました。時には、日本人だとわかると、日本や日本人の好きなところを話したりするタクシーの運転手などもいました。私ははじめ、”Hello”という言葉すらも実際に使うと伝わるかどうか不安でした。それでも二週間、三週間と経つうちに自然と英語を使うことができるようになり、最終日のプレゼンテーションの日には、イーストベイ校の学長の秘書の方とアメリカの好きなところや日本の好きな食べ物についての話をすることもできるようになっていました。言葉も食文化も違う国で、三週間とても心配でしたが郷に入れば郷に従うように、どんなに文化が違っても自分はそれについていき、受け入れることができるのだと実感しました。

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 そして、もう一つは仲間です。今回の研修を一緒に過ごして、できた仲間は、今まで同じクラスにしか友達のいなかった私にとってはとても大きな存在だと思います。お互いに知らない者同士でも、お互いやその人の周りのことなどのたくさんの会話をし、時にふざけあったり、時にまじめに話し合ったり、同じ班の人とだけでなく、違う班の人とでもそれは変わりませんでした。特に私の中では、毎晩のように寮の部屋で他の部屋の人も呼んで談笑するのが、とても楽しかったです。私は今回の研修の仲間たちは本当に素晴らしい仲間だったと思います。なぜなら、このように普段は面白おかしく過ごしながらも、誰一人として集合に遅刻することはなかったうえに、授業にも積極的に取り組もうという姿勢や雰囲気があったからです。私の班では、毎朝全員で朝食を取ろうと決めていたため、何時までに全員が用意を済ませて出るようにしなければならなかったのです。そのため、もしもその時間に間に合わなそうな人がいれば、同じ部屋の者が起こしてあげたりしました。また、洗濯物は一人一人別々で洗濯をするよりはみんなでいくつかにまとめた方がお金はかからないし、飲み物の水も全員の分をまとめて買ったりもしました。また、洗剤やシャンプー、ボディーソープなどの貸し借りや、現金の足りない人にはその人がクレジットカードで他の人の分まで支払い、払ってもらった人が現金でお金を返したりと、お互いにいろいろと工夫して助け合いました。仲間には感謝しています。これが本当に仲間と言えるのではないかと思います。今回の研修で共にしたメンバーとは今でも学校で会ったときは挨拶するし、今後もどこかで集まって楽しむ予定もあります。研修が終わったから全部終わりにするのではなく、こんな感じで残っていければ私だけでなく、研修に参加したメンバーや支えてくださった先生方また、この研修を企画してくださった方もうれしいと思います。

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 初めてのことばかりではありましたが、今回の海外英語研修は成功だったといえます。今回の研修がただの思い出ではなく、これからに生かされるように英語学習に努めていきます。

海外英語研修レポート 2013 ①

12月 24th, 2013

本日は、8月23日~9月15日の間、アメリカカリフォルニア州立大学での英語研修に参加した、畑迫 貴允君のレポートを紹介します。

本年度は30名の学生が、多国籍文化を肌で感じながら英語を学んで来ました。

【国際戦略室 2013.12.24】

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 工学部
生命環境科学科3年
畑迫 貴允

 私は2013年 8月23日~9月15日までアメリカ California State University East Bay に三週間滞在しました。私がこの研修に参加したきっかけは、学内の掲示板にてAmerican Language Program があることを知りました。今までの学生生活の夏休みを振り返ってみるとアルバイトばかりで、特に、充実した夏季休暇を過ごしていませんでした。

 三年生になり、私は生命環境科学科で食品衛生管理士の資格をとるための授業を専攻しており、アメリカと日本の食文化の違いを肌で感じ、知りたいと思いました。と同時に、いままで、苦手意識があった英語力も高めて英語で会話ができるようになりたい!というのがこの研修の参加動機でした。

畑迫君

 

 私自身、海外に出るのは二回目でしたが、アジア圏から出るのは初めてでした。

 期待に胸を膨らませながら渡米し飛行機から見たアメリカの壮大な景色は今でも鮮明に覚えています。まず、アメリカに着いて、右も左も英語で日本とは全く異なる景色。アメリカに自分はいるんだ!という実感が湧きました。

 こうして三週間の英語研修がスタートしました。まず、1番に驚いたのはピザの大きさでした。毎日の食事はどれもカロリーの高そうなものばかりで食文化の違いを体験しました。

 食堂のスタッフの方から注文を聞かれ、言われたことを理解できずに困っていると、横からCSUEBの学生が優しく、わかりやすい単語で教えてくれてすごく助かりました。

 僕も、外国から日本に来ている観光客の方がいたらサポートしてあげたいなと思いました。

 CSUEBの先生の授業では先生それぞれ特色のある面白い授業をしていただきました。聞いているだけの受け身の授業ではなく、常に僕達に話をかけてもらい、言葉のキャッチボールをしながら、課題をクリアしていくというものでした。日本で勉強して、知っている単語でも発音の違いで、伝わらなかったり、自分自身も理解できなかったりする場面が多々ありました。なんとか自分の意思を伝えようと、身振り、手振りジェスチャーで単語、単語でも理解してもらえたときはすごく嬉しかったです。しかし、単語だけでは話せる内容に限界があるということも、強く感じました。

 自分が思っていること、伝えたいことが相手に伝えきれないことがほんとにもどかしくて悔しかったです。 日本にいてもこの環境はなく、研修での一番の経験になりました。

畑迫君2

 研修を終えて感じたことはアメリカにはいろんな国籍の人が集まっており、同じ英語でも国々のなまりであったり、発音の違いがあるということです。アメリカの人もそれを理解しようと自分の話すことに耳を傾けてもらい、会話を続けることが出来ました。

 目標にあげていた食文化の違いも自分の目で確認し、毎日の食事から知ることが出来ました。そして、研修中に新たな目標も出来ました。 アメリカ滞在中に決まった、7年後2020年の東京でのオリンピック開催。たくさんの外国の方が日本を訪れます。

 その時までに英語を流暢に話せるようになって訪れた外国人のサポート、案内、そして日本の素晴らしさを伝えることができたらいいなと思うようになりました。

 そのためには、まだまだ、やらなくてはいけないこと、自分に足りていないことがはっきりと自分で把握することができました。

 この研修で得た経験、課題を無駄にすることなく今後に活かしていきたと思います。

 最後に、この研修に参加するにあたって背中を押してくれた両親、事前に僕達のスケジュールが円滑にいくように企画や引率、サポートしてくださった国際戦略室の方々。CSUEBのALPの方々、この研修に携わって頂いたすべての方々に感謝の気持ちを忘れず、今後に活かしていきたいです。貴重な研修をありがとうございました。

海外留学プログラム 参加者募集説明会開催のお知らせ

4月 9th, 2013

みなさま、こんにちは。新しい時間割など決まってきた時期でしょうか。

今年も国際戦略室では、夏のプログラムの参加者を募集いたします。

少しでも興味がある方は、下記の説明会にお気軽にお越しください。

 

説明会日程:4月26日(金)16:30-17:45

場所:FITホールセミナー室(2F) ※募集説明会参加への予約は必要ありません。

■アメリカ カリフォルニア州立大学イーストベイ校 海外英語研修

■中国 南京理工大学 サマープログラム

■韓国 慶星大学 サマープログラム

 

すべて本学協定校でのプログラムのため、色々なメリットがあります。

多くの学生がこのチャンスを生かせることを願っています。

今年の夏は、一味違ったものにしてみませんか?

↓クリックで 拡大↓

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