Culture Festival開催のお知らせ

5月 30th, 2019

皆さん、こんにちは。

今年も異文化交流の祭典であるCulture Festivalを下記のとおり開催いたします!

当日は本学で学んでいる留学生、FIT-ICEのメンバーがパフォーマンスで自国の紹介を
します。異文化に触れ、世界観を広げる絶好の機会です!

ぜひお気軽にお越しください。たくさんのご来場をお待ちしています。

◆ 日 時 : 2019年6月16日(日)13:00~(12:30より受付開始)

◆ 場 所 : 福岡工業大学C棟地下1階ホール

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【国際連携室 2019.5.30】

夏休み海外派遣募集説明会を開催します!

4月 15th, 2019

こんにちは!

国際連携室から夏休み海外派遣募集説明会の開催のお知らせです。

今年もさまざまな目的やレベルに合わせた多彩なプログラムを用意しております。

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日時:4月24日(水)・4月26日(金)16:30~

場所:C棟1階グループ学習室

プログラム:STEP (初級・気づき)、INTER (初級〜中級・語学)、タイ短期派遣研修(初級〜中級・キャリア)、慶星⼤学サマープログラム、US-Japan Forum

事前のご予約・申込は不要ですので、少しでも興味がある方はお気軽にお越しください。

皆さんのご参加をお待ちしております!

 

【国際連携室 2019.4.15】

 

 

 

 

新入生の皆様へ~海外プログラム説明会のご案内~

4月 2nd, 2019

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

これからの始まる大学生活に期待に満ち溢れていることだと思います。

大学生活では色々なチャンスがありますが、それを生かすのも自分次第です。

国際連携室では、皆さんがこれから世界に羽ばたく一歩のお手伝いとして、

留学プログラムの提供やアメリカ人ネイティブスタッフによる無料英語レッスン等

留学や英語力向上を目指したさまざまな支援を行っています。

「留学に興味がある!」という人はもちろん、「英語が苦手だけど、英語が

喋れるようになりたい」と思っているそこのあなたも、

ぜひお気軽に説明会まで足をお運びください。

日程が合わないという方もいつでもa棟2階の国際連携室までお越しくださいね!

 

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日程:2019年4月8日(月)~4月12日(金)

時間:14:40~15:40

場所:C棟1階グループ学習室

事前申込みは不要です。期間中1回の参加でOK。

段階的に学べるプログラムについて詳しく説明しますの
でぜひお越しください。

≪1年生推奨・短期海外プログラム≫

・STEP (Short Term Experience Program)

異文化理解と多文化共生の力を身につけるプログラム。

英語ができなくてもOK!
 

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大学生活スタートととともに新しいことを始めてみたい人、

世界への扉を、一緒に開きましょう!

 

【国際連携室 2019.4.1】

 

 

 

H30年度STEPプログラム(フィリピン )報告書

3月 18th, 2019

皆さん、こんにちは。
本日は、STEPフィリピンに参加をした学生の報告書をご紹介します。
夏STEPで派遣をした4か国の学生報告書のご紹介は、今回で最後になります。
それではどうぞご覧ください。
【国際戦略室 2019.3.18】
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工学部 電子情報工学科
城野 祥基

まず、私が今回このSTEPのフィリピンのプログラムに参加した理由は、大きく分けて二つあります。一つ目は、自分が今まで学んできた英語はどのくらい通用するか興味があったからです。私はあまり英語が得意ではなかったので、自分一人で海外に行くにはまだ力不足だと思い、今まで海外に行く勇気が持てませんでした。今回のSTEPプログラムは現地にサポートしてくださる方もいるので、英語がわからない時でも手助けしてくれるので、英語を使っている国で自分の英語がどれくらい通用するか知るいい機会になると考えました。二つ目の理由は、海外に行く経験をして、外国のものの考え方や価値観などを学びたいと思ったからです。私は今まで外国に行ったことがなかったので、日本の中の生活のことしか分かりませんでした。日本は先進国なので、発展途上国の国で、自然にも恵まれているセブ島に行ってみたいと思いました。

私は今回のSTEPプログラムでとても多くのことを学ぶことができました。まず、本場の英語がどんなものか知ることができ、自分の英語力はまだまだ海外でしっかり通用するレベルに達していないことを痛感しました。現地の人の英語は、とても速くて、発音もいいので、最初は聞き取ることができませんでした。最初のころはインストラクターの人が通訳してくれるまで、現地の人とコミュニケーションをとることがとても難しかったです。しかし、ずっと現地の人の英語を聞き取ろうと努力していくと、少しずつ英語が聞き取れるようになりました。最終日では完璧に現地の人の英語を聞き取ることまでには至りませんでしたが、しっかりとコミュニケーションをとることができることができるようになりました。現地の人の英語について学べたことや、実際に外交の人とコミュニケーションをとることができた体験は、自分にとってとても良い経験になりました。次に、フィリピンの生活や文化、社会の状況について知ることができました。とてもきれいな海や恵まれた自然に感動しました。どの体験もとても私にとっては新鮮で、とてもいい経験になったのですが、特に衝撃的だったのがスモーキーマウンテンというゴミの山とその近くで暮らしている人たちの話を聞いたことです。日本では考えられないような生活や価値観の話をしていて、その話を聞いて、私の中の価値観がとても大きく変えられました。また、今回の研修で、外国の人々の生活や価値観に興味を持ち、これからまた海外に行きたいと思うようになりました。そのためにも今までよりさらに英語を勉強していきたいと思うようになり、英語を勉強するモチベーションを作ることもできました。

今回の研修では多くのことを学ぶことができました。現地で英語について学ぶことができたので、それを生かしてこれからの英語の勉強をしていき、知識としてだけでなく、実際に外国人と話すことができるように英語を勉強していきたいと思います。また、海外の人たちの文化や生活についてもっと知りたいと思ったので、これからプライベートで海外に行ってみようと思います。

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工学部 電子情報工学科
川畑 亮

私がSTEPフィリピンを志望した理由は、はじめはただ行ってみたいという軽い気持ちで志望した。だが、事前学習の際に外国の学生との交流を通して異文化を知ることがとても楽しく、新しいことを学べることにわくわくを感じた。そこで、交流を通して日本との違いを知り、外国の文化にふれたいと思った。

私が研修を通じて一番驚きだったことは、外国に比べて日本の生活環境はとても整っているということだ。フィリピンのトイレではトイレットペーパーが個室についてなく、さらに使った紙をトイレに流すことができないため横のゴミ箱に捨てるしか方法が無かった。フィリピンの小学校では、小学1年生から始まって日本でいう中学1年生が小学7年生だった。また、全校集会の際にお菓子を食べている子もいれば、普通に話している子もいたので、日本みたいに堅苦しい集会ではなく驚いた。外国人の表現力があるのはこのような文化があるためだと思う。お互いの文化交流の際に折り鶴を教えた。小学生が楽しそうに折り鶴を折り、「ここがわからない」のようなことを英語で聞いてきたときは、日本の文化に興味をもってくれたことがとてもうれしく感じた。しかし、折り紙の文化がフィリピンにないため、小学生低学年には難しすぎたと思い、もう少し簡単なやつだともっと楽しめたと思う。

フィリピンで学んだことは、世界には貧しい国もあり、環境も全く違い日本がどれほど平和で暮らしやすい国だということである。日本人は平和なことが当たり前だと思っていると思う。いつもの暮らしに感謝して生活することが大切ということを学ぶことができて良かった。
セブ工科大の生徒と交流をした際に、フィリピン伝統のバンブーダンスを披露してもらい、日本の生徒も一緒にやろうと言ってもらったときに少し恥ずかしさがあった。一緒に踊ってもらっている際に、恥ずかしがらずに交流することが一番仲良くなる方法だと思った。これからは交流する機会があったら恥ずかしがらずに交流することが大切だ。

社会に出た際には、今回フィリピンで学んだコミュニケーション力を活かして、誰とでも話して意見交換できるような社会人になりたいと思った。これからの時代ではコミュニケーション力が必要だと思うので、これからはコミュニケーション力を身につけることに力を入れていきたい。今回、STEPフィリピンに参加して日本ではなかなか経験できないことができたのでとても良かったと思う。
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情報工学部 情報通信工学科
田中 直

私が大学に進学した理由の一つが将来の夢を広げるための経験を沢山積むことでした。そこで、この福岡工業大学に入学してSTEPプログラムというものを知り、この海外研修プログラムを通して、実際の現地を訪問することで異国の文化に触れることができるのではないかと思いました。また、現地の方々と交流するようなことは普通だと滅多に経験することのできないことだと思うので、とても良い機会だと思い、志望しました。私自身、英語はそこまでできる方ではなく、人見知りをするタイプですが、今回のこの研修で学部や国籍を超えた知り合いが増え、ネットワークを広げられると良いと思いました。

今回のこの研修を通じて、私は大まかに3つのことを学びました。1つ目は文化の違いです。日本にいた頃は何も考えずに常識だと思っていたことが、フィリピンという国を超えることによって、現地の方の思想や性格も異なってくるということに驚きました。もちろん人によって様々ですが、日本人のほうが良くも悪くも細かいような感じを受けました。実際に私がフィリピンに行って体験した話ですが、レストランの予約を行っていたのにもかかわらず、予約席に他のお客さんを案内してしまっているということがありました。また、日本のように夜中に街中を出歩くことも出来ず、早めに建物に帰らなければならないのも外国らしいと感じました。2つ目は物価の違いです。フィリピンでは水道水は飲まず、ミネラルウォーターを買って持ち歩いていたのですが、通常日本で500mlを100円で売っているのに対してフィリピンは約40円で売られていました。また、スーパーで売られていた食品も安く、パイナップルが110円位、ハンバーガーが60円位でした。とても安く感じられましたが、その反面で労働賃金も安いようでインターネットで調べたところ平均年収は約48万円だそうです。そう考えてみると、日本に比べてものの値段が高いようにも感じました。物価は近年高くなっているのに給与はあまり上がっていないそうです。これは大きな問題だなと感じました。3つ目は発展途上国における様々な問題です。今回、私が行ったフィリピンもそうですが、衛生環境が悪く、建物や路面の整備も良いとは言えない状況でした。また、今回行ったのがセブ島だったからかもしれませんが観光業に関しては値段が高く、観光資源に頼っているところも一部はあるのかなと感じました。

今回のこの研修を通して、私は将来に活かせるようなことが多くあったと感じています。志望理由にもあった大学内での学部や学科を超えた友達を増やすことが出来たのもそうですが、実際にフィリピンという国外で1週間生活をしていく中で、日本での生活では知ることの出来なかったものを沢山経験できました。インターネットが発達してグローバル化した現代だからこそ、日本国だけ完結するようなことは少なく、世界中の様々な事象が伴って生活していくことが前提となっています。今後、就職活動をしていくにつれて今回の経験を自分のアピールポイントにした売り方ができると思っていますし、日本国外にも事業展開を行っているような企業にはとても活躍していけると考えています。また、フィリピンを1週間体験していくにあたって、生活能力をとても向上することが出来たと実感しています。これを活かして日本では今までよりももっとアクティビティに挑戦をしていけると思っています。今後、短期海外研修のようなプログラムがあればまた参加して自分の成長に役立てたいと思います。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第⑥弾

3月 15th, 2019

皆さん、こんにちは。
本日はSTEPシンガポールに参加した学生の報告書、ラスト第6弾です!
次回からはSTEPフィリピンの学生報告書をご紹介します。
引き続き、どうぞご覧ください!
【国際戦略室 2019.3.15】
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情報工学部 情報通信工学科
中村 颯太

1. 志望理由
私がシンガポールを志望する理由は、私は将来IT業界で活躍したいと思っていて、この業界で活躍するために必要となる知識は情報であると思っています。私はITエンジニアは最新情報を仕入れ、開発、制作に生かせれば技術者として成長につながると思っています。その中で最も大事になるのは英語力です。なぜなら、IT業界では最新の製品やテクノロジーの多くはアメリカなどの海外から日本へ浸透するケースが多いように最新情報を得るためには英語が必須だからです。

2. 研修を通じて学んだこと
私はシンガポール研修を通して、日本との文化の違いやその文化で生きる人々の人間性を学ぶことができました。シンガポールは多民族国家であり、中国系移民74%、マレー系13%、インド系9%、その他、となっており移民が多いため言語も様々です。シンガポールでは英語を主としており、英語の成績が良ければ良い学校に行けるようになっています。しかし、私が現地で感じたことは、英語ももちろん話していますが、中国語やヒンディー語、マレー語、タミル語も同じくらい話されているように感じました。お土産屋では日本語を話す人もいました。このように多くの人々が何か国語も話すことができるということは多民族国家ならではだと思います。現に世界2位の先進国といわれている日本では何か国語も話すことができる人はほぼいません。

シンガポールでの交通機関は主にバスとMRTと呼ばれる地下鉄です。これらの交通機関は全てお金がチャージされた電子カードで乗ることができます。しかし、大学生などはその大学行きのバスに無料で乗ることができます。
MRTは運転手がいない地下鉄で日本では考えられないほど深い地下で動いています。また、乗車口が自動ドアになっていて人身事故などは絶対に起こらないようになっています。
このような交通機関で私が感じたことは日本よりもすべて早いということです。例えば、エスカレーターなどは日本の2倍くらいの速さです。これらのことから私はシンガポールに住む人々は時間を大事にしていると思いました。
これらのことから私はそれぞれの国の習慣や条件に合わせて工夫する力が大事だと思いました。

3. 研修で得た経験を将来どのように生かすか
私はこの研修で得た経験の中で、シンガポールと日本では置かれている状況の条件が違い、それぞれの建物の作りも違いますが、シンガポールにあって日本にはなく、日本でも行うべきことがいくつかあります。その中の一つは、載せている写真のように人身事故を防ぐためのドアです。また、MRTと同じように無人運転にすることで、遅延防止にもなり、24時間稼働することもできます。このように、海外と日本の環境を照らし合わせ、日本でも使えそうな知識を得て、ITにつなげ、より世の中が便利になるように社会貢献したいです。

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情報工学部 システムマネジメント学科
八波 友嘉

1. シンガポールの志望理由
私は以前から海外に興味があり、大学生になったらアルバイトをしてお金を貯め留学をしてみたいと思っていました。福岡工業大学のSTEPプログラムには、事前研修や英語レッスンなどのサポートがあること、英語があまり得意ではない私でも安心してプログラムに参加することが出来ること、また、金額が安いことからこのプログラムに申し込むことを決めました。私は将来外国に携わる仕事に就きたいと考えています。そこで、経済発展の進んでいるシンガポールに行って再開発地区や現地の大学を見学して、経済状況や社会構造の仕組みについて学び、日本との違いを知りたいと思いました。また、現地の大学生との交流やマレーシアでのホームステイを通して日本と異なる文化に触れ、価値観や考え方の違いを理解して、視野を広げられるような経験をしたいと考えプログラム参加を志望しました。

2. 研修を通して
私はこの研修を通して人生で初めて海外に行きました。外国人と話したこともほとんどないので凄く緊張していましたが、シンガポールのお店で買い物するときや、道で声をかけてきた現地の人達の多くが日本語で話しかけてくれてびっくりしました。また、シンガポール国立大学視察の際には、「日本語研究会」と書かれた看板も見つけました。マレーシアのホームステイ先で知り合った方も、日本が大好きでけん玉や折り紙などの日本の玩具を持っていたり、着物を着ている写真を見せてくれたり、日本の文化や言葉が世界中に広がっていると知り嬉しかったです。
シンガポールの街にはゴミ箱が至る所に設置してあり、どこに行ってもゴミがほとんど落ちておらず綺麗でした。地下鉄は日本とは違い、無人運転をしていて時間がずれることもないしとても便利だと思いました。そして、私が一番楽しみにしていたマーライオンを見に行くことができました。夜に少し時間があったのでもう一度マーライオンを見に行きましたが、夜景も綺麗で昼間とはまた違った良さがありとても楽しめました。
マレーシアでのホームステイでは、「チョンカ」という遊びを教えてもらったり、ご飯を食べる際にホストファミリーと同じように右手で食べたり、民族衣装を着させてもらったりしました。マレーシアにもイオンがあり連れていってもらい、そこには日本のお店がたくさんあり少しほっとしました。日本よりも物価が安く、Tシャツを300円程で購入することができました。

3. これから
初めての海外で生活文化の違いや料理、マレーシアの食文化の違いに少し戸惑いました。シンガポールでもマレーシアでも日本人の事を受け入れてくれていて、日本語で話しかけてくれたりしていたけど、私はこの留学に参加するまではシンガポールの事もマレーシアの事も何も知らなかったことが申し訳なく感じました。もっと海外に目を向け、文化を知るべきだと感じました。また、もっと英語を勉強してたくさん話せるようになりたいと思いました。お金を貯めてまたシンガポールとマレーシアに行って、次は日本語ではなく英語で会話できるようにもっと勉強していきたいです。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第⑤弾

3月 14th, 2019

皆さん、こんにちは。
本日はSTEPシンガポールの学生報告書、第5弾です!
どうぞご覧ください^^
【国際戦略室 2019.3.14】
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短期大学部 情報メディア学科
川添 柊真

 私がSTEPプログラムのシンガポールを志望した理由は、シンガポールという国の文化を知り、世界の国々と日本との違いを学びたかったからだ。
シンガポールは様々な人種の集まる国であり、その文化も多種多様だ。中華系やマレー系、インド系の人々が暮らしている。街中には英語、中国語、マレー語、ヒンディー語などを見かけることができる。私がシンガポールの街中を歩いて思ったのは、中華系の人々をかなり多く見かけるということだ。出稼ぎにやってきた人々や移民も多く、インド系の人々が働いている姿も多かった。多数の人種の集まるシンガポールは、多民族国家という独特な国だ。その国の空気を感じ、実際に体験してみたいと思った。
シンガポールの気候は熱帯に属しており、かなり蒸し暑い。シンガポールの街並みを歩いていて、街路樹のあまりの大きさ、高さに驚いたのだが、太陽の光を遮るためだと気づいた。シンガポールはいつでも日本の夏のような気温だ。太陽の光を遮るために、巨大な街路樹を植え、道に日陰を作り出している。日本とは違う、熱帯ならではの工夫だった。
シンガポール大学を見学して驚いたのは、その大きさだ。一つの町が丸ごと大学であり、敷地内には無料の専用バスも走っている。大学自体も大きく、その中には最新設備が揃っており、学びには最適の環境だ。留学生用の寮もあり、十階建て以上のビルが何棟もあった。

シンガポール大学は学習にコンピュータを利用しており、ほぼすべての教室にプロジェクターがあるという。学生もカフェテリアのベンチ等でノートパソコンを使って勉強しており、ITが生活の中に根付いていることをうかがわせる。カフェテリアは6つもある。学内が異常に広いために多いのだ。値段も安く、一食300円から400円である。
大学には通常の図書館とは別に中国文献の図書館があり、中国語の本が数多くあった。残念ながら写真は撮ってきていないが、中国文化を現した内装だった。
また、シンガポールの地下鉄は完全オートメーションである。シンガポールは地上には鉄道がなく、すべて地下鉄だ。国土が狭く、過密状態だからであろう。地下鉄は値段がかなり安く、長く乗ってもほとんどお金がかからない。シンガポールでは、公共交通機関の値段が明らかに安い。日本との物価の違いがよく分かった。
そして、シンガポールだけではなく、マレーシアの生活も私たちは体験した。マレーシアのシナラン村でホームステイを体験したが、気候、作法、食事など、日本との差は多かった。
マレーシアでは雨が多く、スコールと呼ばれる短時間の土砂降りがよくある。私がホームステイに行った時も、日本ではめったに見られないような雨が降った。現地の人は普通だと認識しており、のんびりと過ごしていた。

マレーシアの食事作法はインドに似ており、右手だけを使ってものを食べる。私も最初はなれなかったが、すぐにコツをつかみ、うまく食事できるようになった。
ホームステイ先の人と話していて、日本の映画、「君の名は」を知っていることや、「スタンドバイミードラえもん」の歌が好きだと語ってくれた。日本のコンテンツは世界でも知られていることを認識できた。
現地の文化を教えてもらい、マレーシアの古い遊びや民族衣装を楽しんだ。ゲームは単純だが思考力が試され、夜遅くまで熱中するほどだった。

今回の海外留学では、私は世界の様々なことや文化を、身をもって体験した。海外での体験は素晴らしいものだったが、海外の問題点もまた知った。マレーシアではイスラムの移民による宗教裁判が行われ、ニュースにもなったらしい。
私は海外で人とふれあって、積極的に話しかけることに挑戦できたと思う。いざ話しかけてみれば、それなりに喋ることはできる。このような積極性が、海外の人々と仲良くなるコツだと思った。今回の体験を糧にして、より多くのことに挑戦してみたいと思う。

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工学部 知能機械工学科
惣土 隼

まず、私がシンガポールを志望した理由は、シンガポールは多文化で様々な人種、宗教に触れることができ、異文化理解に適していると感じたからです。

私は今回の研修で3つのことを学びました。
1つ目は、コミュニケーションは気持ちが大事だということです。ホテルのスタッフの方と話す機会があり意思の疎通がとれました。拙い英語ではありましたが、表情や相づち、ジェスチャーを駆使したことで会話が成立したと思うので、伝えようとする気持ちが大事だと思いました。

2つ目は、日本の素晴らしさです。食事は口に合わなかったので日本の米の美味しさに気づきました。ショッピングセンターでも日本の製品は高級品として扱われていたので品質の高さを実感しました。また、店員さんも客がいるにもかかわらず携帯をいじっていて、公共交通機関でもバスは揺れまくり、電車は運転士が乗っておらず扉に挟まれている人がいて日本では考えられない光景でした。
マレーシアのホームステイ先ではお湯は出ず、トイレも水洗式ではなかったので日本の暮らしやすさ、技術力、日本人のまじめさ、を実感しました。

3つ目は、学習意欲の高さです。2日目にシンガポール国立大学を訪問し学生の作った作品を見たり講義室を見たりしました。車や絵などの作品が展示されておりどれも素晴らしいものだと感心したのですが、それよりも感心したのが廊下で勉強している学生が多すぎるということです。さすが世界トップクラスの大学だなとおもいました。福岡工業大学ではあまり見られない光景だったので見習うべきだと思いました。

大まかにいうと以上のような3つのことを学びました。これからも福岡工業大学の国際交流のプログラムには参加しようと考えているので、異文化に対してどのように接するのか、どのように適応すればよいのか、今回の研修で学んだことを生かせると思うし、日本がどれだけ優れた技術を有しているのか、日本食のおいしさ、接客の丁寧さなど世界に誇れることがたくさんある素晴らしい国であるということにより感謝しながら残りの人生を過ごせると思います。また、シンガポール国立大学の学生の学習態度は今すぐにでもマネできることだと思うので、強い意志を持って英語力、専門分野の習得に勤しみたいと思いました。

大学生はきっかけが大事だと英語の先生がおっしゃっていたので、今回の研修が無駄にならぬよう、これからも福岡工業大学が提供している活動には積極的に参加していきたいと思いました。
他学科の生徒とも仲良くなれたので良かったです。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第④弾

3月 13th, 2019

皆さん、こんにちは。
前回に引き続き、STEPシンガポール参加学生の報告書を2名分ご紹介したいと思います。
ぜひご覧ください!
【国際戦略室 2019.3.13】
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工学部 生命環境化学科
森田 雄大

1. 私がシンガポールへの留学を志望した理由は、海外の文化や言語、生活などに興味を持ったからです。今回の留学は、自分にとって初めての海外です。今まで、小学校・中学校・高校のALTの先生以外の海外の人と交流する機会がありませんでした。大学の通学途中に外国人の人たちを多く見かけるようになり、これからは、外国人の人たちがもっと増えてくると思います。今回の留学を通して、他国の人たちやその文化にふれたいと思い、応募しました。

2. 研修を通じて、学んだ事は主に3つあります。
まずは、シンガポールの環境に対する意識です。シンガポールはスーパーなどに限らず、分別箱が町中にも設置されていました。特に、アルミ缶やプラスチック、紙のゴミに分けた分別箱が設置されていました。ゴミも落ちておらず、清潔でした。ゴミを街中に捨てると、罰金が科せられます。日本もゴミに対する意識がシンガポールと同じくらい高くなればいいと思います。

次に、シンガポールとマレーシアの文化です。シンガポールは、多民族国家ということを事前に調べていましたが、改めて実感しました。主に、中国系、マレー系、インド系の3つの民族で構成されています。そのため、シンガポールでは、色々な国の料理の店がたくさんありました。自分も毎回違う国の料理を食べました。マレーシアの食文化は、右手で食事をするというものでした。食事の前後にはやかんで手を洗います。日本では、なかなかない光景で、そのことについてはマレーシアに行くまでは知りませんでした。日本では手で食事をする習慣がないので、貴重な経験でした。また、シンガポールのトイレは日本と同じでしたが、マレーシアのトイレは和式のようにしゃがんで、ホースで流します。少し戸惑いました。隣の国同士でも随分風習が違うことがわかりました。

最後は、海外での初めてのホームステイです。全く関わりのない人の家に泊めてもらうのは初めてで緊張しました。でも、村の人たちが対面式を開いてくれたので、緊張がほぐれました。ホームステイ先のホストファミリーの方に食事のマナーやビー玉使った遊びを教えてもらいました。現地の人とサッカーもしました。言葉は通じなかったけど、楽しかったです。他にも、民族衣装の着方を教えてもらい、実際に着ました。普段は着ていないようです。現地の人の暮らしぶり、初対面の人に対する態度やホームステイ先で宿泊するにあたっての心構えを学ぶことができました。

3. 市内観光が終わり、ホテルについた時、シンガポール国立大学の学生さんから「英語頑張ってください」と言われました。後期が始まってからも引き続き大学の英語の授業に限らず、TOEICや英検対策をすることで英語力を向上させたいと思います。また、マレーシアのホストファミリーは他の国の人に自分の国の文化を教えています。自分もそういうことが出来たらいいと思うので、そういう意味でも英語は必要です。今回の留学はパスポート取得、外貨の換金、EDカードの記入など初めてのことが多かったので、色々経験出来て勉強になりました。

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情報工学部 情報システム工学科
松尾 亮佑

1. 志願理由
私がこの企画に志願した理由は、苦手な外国語の克服と、アジア随一といわれるハブ港を持った、グローバルな都市を一目見てみたかったからである。
私がシンガポールに始めて興味を持ったのは、小学生時代の社会の授業で行った、「気になる国を調べる」といった内容の授業だった。
昔からメトロポリスが大好きだった私は、地図帳の中に掲載された高層ビル群に惹かれ、シンガポールについて調べることにした。そして高層ビル群の他にもガムの持ち込みや斜め横断等に課される罰金、様々な民族や言語が入り交ざった社会等、様々なことを知った。
しかし、当時の自分は既に英語に苦手意識を持っており、行きたいといった意思を持つことはなかった。
それから数年がたち、幼いころ憧れたメトロポリスを直で眺めることに加え、異文化の人々と交流でき、外国語への苦手意識を軽減させることができる点で、私はこの企画に参加することを決めた。

2. 体験談
2018年9月3日、私は日本の地を離れ、シンガポールへと旅立った。以前ハワイへの渡米経験はあったが、海外となるとやはり緊張する。3泊5日とそう長くない旅であったが。とても濃いものとなった。
入国審査は個人の用事でハワイに行った際経験していたため、特に緊張などはしなかった。しかしながら入国検査を受けて一つ驚いたことがあった。それは検査官がほぼ無言なのである。ハワイに行った際は笑顔で日常会話に近い感覚で話しかけられた(日本語で)ため、少し衝撃的であった。このようなところにも国の特色がにじみ出ているようだ。ホテル到着後、夕食を食べに中華料理店へ行ったが、正直な話口に合わなかった。一日目はその後特に何もなく終わりを告げた。

そして二日目。シンガポール国立大学を訪れ、キャンパス内を見学した。以前からその規模の大きさはネット等で知っていたが、実物を前に改めて驚いてしまった。ただでさえ個々の建物が大きいにも関わらず、広大な敷地に多く立ち並んでいた。また、昼食もキャンパス内の学食で取ったが、多くの店が並んでおり、完全にフードコート状態であった。見学終了後はシンガポール内を自由に見て回った。個人的に憧れであった、多くの超高層ビルで構成されたメトロポリスをしっかりと目に刻むことが出来た。また、シンガポールのシンボルの一つとなっているマリーナベイサンズも真下から見上げることが出来た。他にも店でお見上げ等を購入したが、英語は単語とジェスチャーのみで上手く通じた。

そして三日目。バスで移動し再び国境を越えた。その際再び入国審査受けたが、シンガポールよりは検査官の表情が緩かった。シンガポールと同様指紋による検査を受けたが、スキャンする指が別の指であった。国境を繋ぐ橋にはマレーシアがシンガポールに供給する水道や鉄道が並走しており、一風変わった風景を眺めることが出来た。マレーシアに入るとシンガポールとはまた違った街並みが流れ始めた。高層ビルに差は無いものの、民家は圧倒的に平屋が多かった。ガイドさんが言う所、これはマレーシアの文化によるものだという。マレー文化村では民族衣装や、踊りなどを見学することが出来た。踊りではカラフルなライトを多用することで、暗闇の中に別世界のような空間を創り出していた。その後ホームステイ先に向かった。ホームステイ先に付いて二時間ほど経ったころ、突然スコールが襲い掛かり、あちこちに雷が落ち始めた。丁度トイレに入ったタイミングで間近に雷が落ち、電球から火花が散り、それと同時に家内の電気が全て落ちた。人生において、初めて落雷で体が固まった瞬間であった。その後電気は回復し、天候も徐々に回復へと向かった。昼食は手のみで食べたため、正直とても食べ辛かったが、味はとても美味しく、日本人の口に合う味付けであった。シンガポールで食べた食べ物の殆どは香辛料が効いており、独特な風味を纏っていたため、合わない人には合わない味付けであった。それに対してマレーシア料理の味付けはシンプルで、万人受けする味であった。その後はビー玉を用いたマレーシア独自の遊びを行った。この遊びがまた頭を使うゲームであり、大勢で盛り上がった。

そして最終日、マレーシアを後にし、再びシンガポールへと向かった。最初に向かったボリウッドベジーズ(農園)では日本では殆ど目にすることの無い植物が多くあり、実際に触れる、嗅ぐ等して、シンガポールの自然を身で感じた。ボリウッドベジーズで昼食をとった後、シンガポールの都心に位置する大型のスーパーマーケットへと向かった。そこには普段日本では目にしないような食材や飲料、逆に日本でも見慣れたお菓子等が陳列していた。友人の中にはドリアンチョコレートを購入している者もおり、後々スーツケース内で大変なことになっていた。スーパーを後にし、下水処理施設であるNEW WATERへと向かった。そこには世界の中でも最新クラスの処理施設があり、下水を飲めるレベルにまで浄化していた。日本自体世界的にみると恐らく最強の処理能力を有しているものの、西アジア圏で先陣を切って、浄化処理に取り組んでいることにとても感心した。その後チャンギ国際空港にて出国検査を受け、深夜帯の飛行機で日本へと帰還した。

3. 学び
今回のSTEPプログラムでは様々な文化が入り混合し構成されるシンガポール独特の文化をより深く、体で感じながら学ぶ事が出来た。急速な経済発展を遂げながらも、それぞれの民族がそれぞれの生活や食などの文化を守り抜き、社会で上手く交わっている点にはとても感動した。我々が日本人であるように、彼らもまた、生まれ育った国の人であり続けていた。今後日本で進むであろうグローバル化の道は、このような安定した調和的な世界であってほしいと感じた。

4. 今後への生かし方
今回のSTEPプログラムでは、様々な国の人々と交流することが出来た。学びでも述べた通り、今後グローバル化の進む日本において、異文化への接触は必然的なものとなる。その際積極的に自ら交流をすることで、調和的なグローバル化の道へと導いていきたいと考えた。また、就職後は日本の地だけでなく国外での活動も視野に入れ、事業拡大を目指したいと考えた。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第③弾

3月 12th, 2019

皆さん、こんにちは。
本日も引き続き、STEPシンガポールに参加した学生の報告書をご紹介します!
どうぞご覧ください^^
【国際戦略室 2019.3.12】
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短期大学部 情報メディア学科
砂田 えりな

私が今回の海外研修に行くことを志望した理由は、元々海外に興味があり是非この機会に足を踏み入れてみたいと思ったからです。そして今まで自分から話しかけることが苦手だったので、今回の研修に参加することで言葉の壁があっても積極的に仲を深めることの出来る力を身につけたいと思ったからです。

今回、シンガポールとマレーシアに行ったことで今まで体感したことの無かった文化だけでなく、特色や風情を体で感じることが出来ました。もちろん言葉の壁の不安もあり、始めはずっと帰りたいと思ってしまいました。しかし、何故自分は自ら敢えて海外研修に行くことを決断したのかを考えた時に、自分を変える為という初心を忘れてはいけないと思い、そして不安を勇気に変えるべく、まずはほぼ初対面のグループの友達から積極的に話すことを心がけました。慣れ始めたら、自然と現地の方や買い物をする時に積極的に英語を少しずつ使えるようになりました。海外研修で学んだことは、ただ英語を使えるようになることだけではなく、自分のコミュニケーション力を上げること、尚且つ自分自身に自信を持つことも大切だと言うことが分かりました。また、シンガポールの都市開発やニューウォーター政策も学ぶ事が出来て、非日常を味わう事ができました。自分の想像を遥かに超えて、壮大な政策が行われていると思い感激しました。まだ深い大事な部分が分かりきれていないと思うので都市開発についてもっと詳しく知りたいという興味が湧きました。

今回の研修の内容も大事なことではあったけど、私の中では行動に移すことに意味がありました。自ら積極的に動くことの大切さは、どこの国でももちろん、日本で社会人になってからも人として欠かせないものだと思いました。だから研修で学んだ積極性を常に忘れぬようにこれからの生活に活かしたいです。そして、今より英語力もステップアップ出来るように単語力もつけたいです。

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工学部 電子情報工学科
小城 辰紀

1. 志望理由
私がシンガポールを志望した理由は、私は英語が嫌いで英語の勉強もしませんでした。ですが、オンラインゲームで海外の人に出会いそれがきっかけでもっと上手に話せるようになりたいと思い勉強するようになりました。
そんな時に、STEPという短期留学の募集がされていたので、これを機会に自分の英語がどの位で、海外はどのような所なのか、そして海外に行くことで自分の視野を広げたり、何か学んで自分を成長出来たらと思い、STEPに参加しました。

2. 研修を通じて学んだこと
シンガポールの研修は、学生18名で行き、シンガポール2泊3日・マレーシア1泊2日と、日本と海外の違いを比較してグローバルな視点を学んできました。

1日目は、シンガポールに行くための入国審査は初めての体験で不安でしたが、無事に入国審査の門を突破することができました。シンガポールについてから、ホテルに行きその後夕食を食べて、22時まで自由行動だったのでホテルの近くのショッピングモールや町をみまわりました。夕食は回転テーブルになっており、一緒に来ていた研修生とコミュニケーションをとることが出来ました。また、信号機にカウントダウンの表示があったりと、一般道を走る人力車と様々な見たことのない乗り物がたくさん見受けられました。

2日目は、大学に行く際に電車やバスを利用しました。電車はno driverと聞いてシンガポールの発展に驚きました。大学を見学した後は、シンガポールの学生と英語で自己紹介をし、大学に行く際雨が降っていたのですが晴れたので、シンガポールの観光地を周り、お土産を買うことがました。観光地なので、様々な人種がいて親近感を感じました。ドリアンというとても臭い食べ物を見つけたので、ドリアンソフトクリームを注文して挑戦しました。味は良かったのですが、臭くて自分からも異臭がするので、一時的に友達が去り、一般人からの目線がとても痛い苦い体験もしました。

3日目は、マレーシアでホームステイをしました。その際、英語で伝えたり話をされるので、しっかり聞き取って日本語に訳し、自分の知っているわずかな単語で伝えないといけないので少し大変でしが、ジェスチャーでその場をなんとか乗り切ることができました。直接文化に触れることが多いので、身近に一番文化が伝わりました。ホームステイ先ではご飯を手で食べるなど、マレーシアの普段着である衣装や、ビー玉を使ったチョンカゲームを体験しました。

4日目は、マレーシアやシンガポールにはいろんな宗教があり、そのなかでもマレーシアの仏教寺を見に行きました。シンガポールではnew waterや栽培農園に行きました。農園では、花が食べれたり、香水のかわりになったり、メイクが出来たりと、日本にはなさそうな植物が見られたので、グローバルな視点が見受けられました。

この短い4日間の中で、シンガポールにはいろんな民族がいるので、様々な文化に触れ、とても貴重な体験をすることができ、また自分の視野を広げることができました。

3. 研修で得た経験から
この研修を終えて、改めて言語の壁を知りました。自分の言葉だと勉強不足で伝わりにくい場面が多々見受けられました。ですが、伝え方は人それぞれですが、一所懸命に伝えれば相手は真剣に謎の質問に向き合ってくれて伝わることが分かりました。ちなみに、私はジェスチャーでその場を乗り切ることができました。そして、英語は世界的共通でありほとんどの国に伝わるので、しっかりマスターしたいと思いました。また、研修でいろんな文化に触れ、視野を広げることが出来たので、もっといろんな国の文化を知りたいという気持ちになりました。今回の研修で入国審査の仕方なども学んだので、プライベートでも海外に行きたいと思います。そのためにも英語をしっかりマスターし、出来たら他の言語も覚え、もっといろんな国と関われたらなと思いました。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第②弾

3月 11th, 2019

皆さんこんにちは!
本日は、前回に引き続きSTEPシンガポールに参加した学生の報告書(第2弾)をご紹介します。
STEPシンガポールは、隣国のマレーシアでのホームステイも経験することができたりと、STEPプログラムの中で、唯一2ヶ国滞在することができるコースです^^
それでは報告書をご覧ください!
【国際戦略室 2019.3.11】
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工学部 電子情報工学科
岩下 拓真

 私がシンガポールを希望した理由は2つあります。1つ目の理由は英語のスキルアップをしたいと思ったからです。TOEICで3年生までに650点以上を目標としており、現地の方との英語に触れることによってリスニング力やスピーキング力、コミュニケーション力を高めるスキルアップにつながると考えました。2つ目は昔からホームステイに興味があり今回マレーシアのご自宅でホームステイもできるし、実際に大学に訪問し、見学できると言うことでさらにシンガポールへの魅力を感じました。また、今回STEPシンガポールのプログラム内容を見た際に陸路での国境越えがあると知り、日本にいると滅多に経験できないことであるため、やってみたいと思いました。

今回の海外研修で学んだことは、日本では当たり前のことが本当は貴重なのだと気づいたことです。マレーシアにいってより一層感じたことですが、日本では水を使って当たり前のように食器を洗ったり洗濯したりしますが、マレーシアではその水も大事な資源であり、日本ではレストランにいくとほとんど水を出してくれるけど、シンガポールではお金が必要であるということで大事なものなんだと言うことに改めて気づきました。また、マレーシアでは文化の違いを体験してきました。昼ご飯では手で食べるのが決まりで少し驚きました。民族衣装も着てみてたくさんの色があったし、マレーシア独自の遊びもしました。シンガポールでは4つの宗教がありいろいろな建物があって新鮮でした。でも、自分が思っているより海外らしくなく、少し日本に似てる気もしました。そのため、シンガポールは日本人にとって住みやすい町ではないかと思います。

今回の海外研修で得たことは、シンガポールの下水処理場のNEWaterを見た際、きれいにするために機械の発展がすごく、今後日本もどの企業に就職しても海外との関わりがほぼあるため、英語が大切だと言うことに気がつきました。そのため、就職するまでに外国人とある程度話せるくらいの英語力が必要だと感じました。今回の研修を通して、就活する際に体験したこと伝えるなど活かしていきたいと思います。また、就職した後も関わりを持つことがたくさんあると思うので、うまく話し合いができるようになど活かしていきたいです。

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工学部 生命環境化学科
黒木 結衣

 今回、私がSTEPプログラムに参加しようと決めた理由は、将来留学をしてみたいと思っていたのですが、英語に苦手意識があり、その上海外に行ったことがなかったため、海外に行くと言うことに不安があったので1度海外に行って様々なことに体験してみたかったためです。STEPプログラムの中でもシンガポールを志望した理由は、現地の大学に訪問して、その大学の生徒と交流することが出来るという点と、マレーシアでのホームステイがあった点の2つの点があったからです。

今回の研修を通して、自分自身に関して学んだことは、英語が苦手であっても簡単な英単語や英文を使ったり、身振り手振りでジェスチャーをしたりすることである程度のことは伝えることが出来ると言うことがわかりました。無理して難しい英文を作って話すよりも簡単な単語を使って相手に伝える方が意思疎通が出来たのではないかと感じます。しかし、それは今の私の英語の能力が低かったためそうするしか方法がなかったため、次回海外に行くまでにはある程度の会話が出来るくらいの能力を身につけていこうと、今回の研修を通して反省しました。海外の施設を見て学んだことは、大学では勉強するための設備が日本より多く、大学の外にも勉強するための机が多くあり、多くの生徒が自主学習を行っていました。ショッピングモールで勉強をしている学生も多く見受けられました。勉強への意欲が日本人よりも高いとも思われました。ホームステイを通して、日本とは全く異なる環境のマレーシアでの過ごし方を自分の肌で感じ、これまで経験することのなかったことを経験することが出来ました。自分たちだけで行く海外旅行などでは出来ないことも、STEPプログラムでは経験することが出来ました。

今回の研修で得た経験を、私は将来グローバルな仕事をしたいので、そのような仕事に就職したときに自分の目で見てきたことを思い出して、現地の人にとってより良い生活を送れるようなものを現地に届けたり、開発したりして活かしていきたいと思います。

今回の研修では普通経験することの出来ないことを経験させてもらえたので、今回の経験を就職後、海外の人の生活がもっと楽で楽しいものにするために必要なものを開発することで活かしていけたら良いと考えます。

H30年度STEPプログラム(シンガポール)報告書 第①弾

3月 8th, 2019

皆さん、こんにちは。
春休み期間も残り1ヶ月を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか?
本日より、STEPシンガポールに参加をした学生の報告書を
数日にわたりご紹介していきます。どうぞご覧ください!
【国際戦略室 2019.3.8】
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工学部 生命環境化学科
河島 萌

 私は大学4年間で、グローバルな視野を持ち、英語を話せるようになるという目標を掲げています。その目標を少しでも達成できるように今回STEPに応募させて頂きました。

4か国ある中でシンガポールを希望している理由は、近年目覚ましく発展している国であるシンガポールを実際に訪れ、日本は世界の中でどのような立ち位置にいるのかを客観的に見てみたいからです。また、シンガポール国立大学に通う優秀な学生の方々と交流することで、語学力だけでなく、自分にはない考え方を身に付け、自分自身の視野を広げていきたいと思っています。3日目にはマレーシアに行き、ホームステイで独自の文化に触れることができるので、異文化を理解するよいきっかけになると考えています。私はこのプログラムに向けて、少しでも英語力を向上させるために本学で行われているTOEICの対策講座を受講しており、今まで苦手だった英語の克服も目指しています。大学生活の中で、できる限り多くの世界を見てみたいと思っているため、私はSTEPプログラムの参加を希望しました。

実際に研修に参加してみて、改めて日本という国が恵まれていることを実感しました。しかし、シンガポールやマレーシアにしか存在しない文化や、日本よりも優れている事柄も多くあったため、研修中に起こった出来事や体感したことを記していきたいと思います。

1日目、チャンギ国際空港に到着してまず初めに空港の大きさに驚きました。チャンギ国際空港は世界的なハブ空港でもあり、さまざまな国の人々が訪れていました。税関で飛び交う言語も英語だけでなく様々な国の言語があり、グローバルな国だと実感しました。この日の夜、グループ全員で中華料理を食べに行きました。日本で食べる中華料理とは違い、味付けが現地のもので、正直に言ってあまり口に合いませんでした。ですが、現地の料理文化を知ることができ、いい経験になりました。

2日目、バスでシンガポール国立大学に向かいました。この大学は日本の東京大学よりも 優秀と言われているだけあり、大学の環境や施設もとてもよく、お世話になった学生の方も英語をしゃべることができ、大学内の施設やシンガポール国内を案内して頂けました。この日は、シンガポールの観光名所であるマリーナ・ベイ・サウンズやマーライオン、植物園に行き、シンガポールの建築がとても近代的であり、必ずしも日本が最先端な訳ではなく、日本よりも優れている点が多くあると感じました。

3日目、バスで移動し再開発地区のジョホールバルを見学しました。シンガポールは今まさに発展している国であり、これからも発展し続けていくのだろうと見学して実感しました。そこから、陸路でシンガポールからマレーシアへ国境を越えました。マレーシアに入国した途端、大気汚染がひどいと感じました。再びバスに乗り、ホームステイ先であるシナラン村に向かいました。村の集会場では賑やかな太鼓の演奏で子供たちが出迎えてくれ、入村式を行いました。その後、各家庭に分かれて、私たちも学生3人でお世話になる家に行きました。お家ではどちらも英語が堪能ではないため、ジェスチャーや単語を駆使してコミュニケーションを取りました。この時に、国籍が違っても笑顔で前向きに会話をすれば、思いは通じるということが分かりました。私がマレーシアに行って驚いたことが2つあるので紹介します。1つ目が宗教の違いです。日本は宗教がそれほど厳しくないため、イスラム教の文化を目の当たりにして異文化を理解するきっかけになりました。食事を手で食べることに慣れてない私たちは最初、とても戸惑っていましたが、現地の文化を体感するために見よう見まねで手を使ってチキンライスを食べました。2つ目は衛生環境の悪さです。マレーシアのトイレは水洗でもなく、トイレットペーパーもありません。それに代わってトイレにシャワーが備え付けられており、それを使って洗うのですが、決して衛生的であるとは言えませんでした。また、ホームステイ先のお風呂も、お湯など一切出ず水圧もなかったため、とても苦労しました。この経験により、どれだけ日本が恵まれた国なのかということを思い知らされました。

4日目、朝食を済ませホームステイ先の家族との別れを惜しみながらも、シナラン村を後にしました。そこからシンガポールに再び向かいました。シンガポールに向かう際、大渋滞に巻き込まれたのですが、ガイドさんによるとこの光景は毎日あるそうです。なぜならマレーシアはシンガポールよりも賃金が低く、朝早くから出稼ぎに向かう車やバイクが多いからです。この光景を見て、それぞれの国が抱える労働問題や、格差を目で確かめることができました。シンガポールに入国後、ニューウォーターセンターに向かいました。この施設は水資源の乏しいシンガポールの水問題を解決するために作られた施設であり、私も高校の地理で習っていて、とても楽しみにしていたので施設の詳しい説明を伺うことができて勉強になりました。それから植物園に行き、熱帯で育つ植物を見て、日本では見ることができない種類のものを見ることができました。最後に大型のスーパーマーケットに行き、日本にはないお店を見ることができ、楽しい時間を過ごすことができました。

最終日に近づくにつれて、日本に帰りたいという思いが強くなってしまいましたが、辛い体験も通して、すべてがとてもいい人生経験になりました。STEPというプログラムに参加させて頂けて、多くのサポートの上でこの短期留学を実現でき、とても感謝しています。これからのグローバル社会の中でも対等に世界中の人と付き合えるような人間になりたいと思っています。今後も福岡工業大学の国際プログラムに積極的参加し、社会に貢献できるような人材になりたいと思います。