海外英語研修レポート2012

2012年8月26日から9月16日の3週間、アメリカ カリフォルニア州立大学イーストベイ校に滞在し英語を学ぶ海外英語研修に参加しました松尾 想太君のレポートをご紹介します。

こちらのプログラムには、今年度40名が参加しました。3クラスに分かれて3週間、現地の生活を楽しみながらみっちり英語を学び、帰国後ももっと英語の勉強をがんばろうという意識も生まれました。【国際交流支援室 2013.1.25】

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工学部 知能機械工学科 1年

松尾 想太

 私は2012年のこの夏、アメリカ カリフォルニア州立大学イーストベイ校に3週間英語研修として滞在しました。私自身海外は2回目でしたが、3週間という長い時間滞在することは、初めてでした。私のこの研修での目標は日常会話レベルの英会話ができるようなることでした。長い期間に期待と不安をいだきながら、この海外英語研修が始まりました。

 アメリカについたときから驚くことがたくさんありました。まずは気候です。日本では8月といえば暑くジメジメとしたイメージしかありませんでしたが、カリフォルニア空港をでた瞬間日本では考えられないくらい涼しく、そしてサラッとしていました。半袖では寒いくらいです。次に交通関連です。日本では普通高速道路は有料で片道3車線が基本ですが、アメリカの高速は無料の高速道路があり片道5車線という広さです。海外では公共交通機関の時間は正確ではないとよく耳にしますが、大学から駅に向かうためのバスでは、やはり時間通りには来ませんでした。他にも色々な日本では考えられないことや見ることができない光景がありました。

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 イーストベイ校での授業では各先生ごとに色々なことを英語で教えてもらいました。カリフォルニアの歴史やプレゼンテーションの方法、先生ごとに特色がありどれも面白い授業でした。しかしどの先生も共通していたのは、対話型の授業だったことです。日本ではあまり体験できないものだし、それを英語で対話する、これはとても難しいことでした。先生が話している意味が理解できても、自分の意見を先生に伝えるのがどれほど難しく、大変かということを痛感しました。聞くのも英語、話すのも英語この環境は日本では早々ない環境です。これが自分の中ではこの研修での一番の体験でした。

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 この研修を終えて思ったことは、英語はいかに単語を覚えていても相手の話している内容がわかっても、自分が話したいことを伝えきれないなら意味がないことです。今までは英語は教科の一つと捉えてきましたが、この研修でコミュニケーションの一つの方法だと認識することができました。そう思えることで自分の中で勉強する方法も変わりました。今までは単語をひたすら覚えるだけだったけど、単語のアクセントや発音を意識するようになりました。これは海外で話しているときに、アクセントが違うだけで相手に伝わらないことが何度かありましたし、RとLの発音の違いはとくに授業中にも指摘されたことで気を付けるようになりました。この研修の目標は達成できませんでしたが、研修で得たものはとても大きいです。私はまだ一年生で大学生活もまだたくさんあります。この時間を有効に使って3年生のときに1年間留学することを目標にがんばります。

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