研究発表
日本ロボット学会学術講演会にて,2件の発表をしました.ロボットにおけるベンチャー企業を含むキャリア選択の動向や,キャリア形成に関わるコミュニティの役割について発表しました.
槇田諭:``ロボティクス分野の研究者を取り巻くキャリアとコミュニティの動向について'',日本ロボット学会学術講演会,RSJ2023AC2I3-02,仙台,2023年9月.
研究発表
日本ロボット学会誌に解説記事を寄稿しました.ロボティクス系若手研究者のコミュニティやキャリアプランに関する経験と現況の分析をまとめました.
槇田諭:``ロボティクス研究者のキャリア形成と研究コミュニティ'', 日本ロボット学会誌,Vol. 41,No. 5,pp. 451-456, 2023年6月.
研究発表
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会で1件の発表をします.圧力印可によって色調変化する無機ナノシート構造色ゲルを用いて,ゲルの撮影画像の画像特徴量抽出と機械学習による画像識別から印可荷重を推定する手法を提案します.
藤村輝,槇田諭:``メカノクロミック構造色ゲルの色調変化に基づく接触荷重の推定'',日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会,名古屋,2023年6月.
研究発表
福岡工業大学総合研究機構研究所所報に1編を寄稿しました.筆者らの提案する平板状物体のはめ込み動作に関連して,組立作業の自動化に関する文献を調査しました.
槇田諭,藤木克彦: ``平板状物体の溝はめ込み動作の計画 ---製造業における組立作業の自動化に関する一手法---'', 福岡工業大学総合研究機構研究所所報,Vol. 5, pp. 49--54,2022年10月.
研究発表
日本ロボット学会学術講演会にて,2件の発表をしました.男性研究者の積極的な育児参画のための講演会に関する意識調査の分析結果を発表しました.オンサイト/オンラインのハイブリッド型オープンフォーラム「このロボットがすごい」の開催について発表しました.
- 内山瑛美子,槇田諭: ``男性研究者の研究と育児の両立支援の在り方'', 日本ロボット学会学術講演会, RSJ2022AC2A1-06,東京,2022年9月.
- 槇田諭: ``アウトリーチ活動のための対面/オンラインのハイブリッド型トークイベント「このロボットがすごい」について'', 日本ロボット学会学術講演会, RSJ2022AC2A1-03,東京,2022年9月.
研究発表
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会にて,1件の発表をしました.バーチャルリアリティデバイスを利用して,コンピュータ空間のマニピュレータを直接教示的に動かして動作を記録する手法を提案しました.
谷石涼輔,槇田諭: ``「オフライン直接教示のためのモーショントラッキングによる仮想マニピュレータの姿勢操作'', 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会, F06-2P2,札幌,2022年6月.
研究発表
ロボティクスシンポジアにて,1件の発表をしました.窓枠などにサッシを挿入する動作を計画するために必要な幾何情報を推定する手法を提案しました.
藤木克彦,鉢峰拓海,槇田諭: ``サッシの溝はめ込みの動作計画における挿入枠の位置・姿勢推定,'' 第27回ロボティクスシンポジア,pp. 164-167,東京,2022年3月.
研究発表
日本ロボット学会学術講演会で,1件の発表をしました.押し操作中の対象物に対して横滑りしない程度の外力を印可するとき,対象物と滑り面との間に動摩擦力と直交する静止摩擦力に相当する摩擦力が共存している状況に着目し,その大きさを実験的に求めました.
槇田諭,中村湧:``押し操作における滑りに非平行な摩擦力の実験的検討'', 日本ロボット学会学術講演会,RSJ2021AC3F1-03,2021.
研究発表
学術論文が International Journal of Automation Technology(富士技術出版)にオープンアクセスで掲載されました.ロボットの動作教示において,直感的な操作が可能なダイレクトティーチングをバーチャルリアリティ空間で実行する手法を提案しました.
S. Makita, T. Sasaki and T. Urakawa: ``Offline Direct Teaching for a Robotic Manipulator in the Computational Space,'' Int. J. of Automation Technology, Vol. 15, No. 2, pp. 197--205, Mar. 2021.
講演
第3回ロボティクス勉強会(ロボゼミ,https://robosemi.github.io )で講演しました.
「マニピュレーション・レビュー」のレビュー:発表スライド
研究発表
学術論文が日本ロボット学会誌に掲載されました.把持の接触力解析に基づいて,幾何学的な拘束と力学的な拘束を統一的に評価する手法を提案し,さまざまな把持形態において幾何学的な拘束を考慮することで,よりロバストな把持が可能になることを示しました.
牧原昂志,槇田諭: ``把持のロバスト性解析に基づくケージング拘束の定量的評価'', 日本ロボット学会誌,Vol. 38,No. 5,pp. 496-501,2020年.
研究発表
講演論文を日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門講演会(ROBOMECH 2020)で発表しました.DJI 主催によるロボットの国際大会・RoboMaster について,その競技の魅力と大会参加のための戦略,ロボットの技術解説をしています.
古澤美典,小豆澤成治,鉢峰拓海,槇田諭: ``RoboMaster 世界大会への挑戦 ---NHKロボコンとの競技文化の比較と世界大会出場ロボットの実演-'', 2A1-R07,2020年.
お知らせ
2020年4月より福岡工業大学へ異動しました.
研究発表
幾何学的な物体拘束であるケージングについて,物体の運動しにくさを力学的に評価することで,幾何学的な拘束と力学的な効果を統一的に評価する手法を提案しました.S. Makita and K. Makihara: ``Homogeneous Quantitative Measure of Caging Grasps with both Geometrical and Mechanical Constraints,''
19th International Conference on Control, Automation and Systems, pp. 311--316, Jeju, Korea, Oct 2019.
- Abstract and Full-Text on IEEEXplorer DOI: 10.23919/ICCAS47443.2019.8971548
- Accpeted version of manuscript (1.6MB)
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イベント
日本機械学会ロボメカ部門の特別講演会「テクノロジーの魅力と,ミライのつくりかた」を開催します.ご来場お待ちしております.詳細と申込フォーム
- 古賀 聡 / KOGA, Satoshi(ニワカソフト株式会社 代表取締役)https://niwakasoft.jp/
- 中村まこと / NAKAMURA, Makoto(SUNABA.CO.,ltd Founder, HanaHanaWorks 代表取締役)https://sunabaco.com/
イベント
SICE SI ロボティクス部会主催の特別講演会「生物の構造と生態」を開催しました.ご来場,ご聴講ありがとうございました.詳細と申込フォーム
- 中西希(北九州市立自然史・歴史博物館)専門:哺乳類、生態学、ヤマネコ http://www.kmnh.jp/info/staff/nakanishi-nozomu/
「タイトル未定」- 郡司芽久(国立科学博物館)専門:解剖学、バイオメカニクス、キリン https://megugunji.wixsite.com/giraffesneck/profile
「キリンはどんなふうに体を支え、動かすのか?ー解剖からわかるキリンの体の秘密ー」
イベント
RSJ 2019 にてオープンフォーラム「このロボットがすごい2019」を開催しました.ご来場,ご視聴ありがとうございました.
研究発表
RSJ 2019 にて1件の発表をしました.押し操作のような凖静的に滑っている接触点における動摩擦力と静止摩擦力の発生について定式化しました.槇田諭:``凖静的な物体操作における動摩擦力と静止摩擦力の発生可能性'',日本ロボット学会学術講演会,1D1-05,2019年9月4日10:00-12:00.
研究発表
IEEE ARM 2019 にて1件の発表をしました.市販のバンド型EMGセンサを用いて,手首の旋回動作を伴う物体操作のための手指の運動識別をする手法を提案します.S. Makita and H. Hachiguchi: "Electromyograph Discrimination of Six Hand-Actions for Twisting Manipulation," IEEE Int. Conf. on Advanced Robotics and Automation, Osaka, Japan, 2019/07/03-05.
発表スライド
研究発表
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会にて3件の発表をしました.
- 濵口和也,下田雄一郎,七條大樹,佐藤雅紀(長崎総合科学大),槇田諭:``トマトを題材とした農作物収穫ロボットのためのマニピュレータおよび画像処理システムの開発'',1A1-F02
- 佐々木卓也,槇田諭:``複合現実感を利用するオフラインティーチングの基本設計'',1A1-R02
HoloLens を用いて実ロボットに重なるコンピュータグラフィック・モデルを操作し,ロボットの姿勢を決定する手法を提案します.- 鉢峰拓海,槇田諭:``サッシの溝はめ込み動作の計画'',2P1-R06
サッシとフレームのそれぞれの辺の平行を維持することで,3次元コンフィグレーション空間内の探索問題に落とし込みました.距離画像からフレームの位置・姿勢を推定する手法も紹介します.
研究発表
把持における幾何学的拘束の度合いを力学解析に基づいて定量的に評価することで,力学拘束と幾何学的拘束を統一的に評価する指標を提案しました.第24回ロボティクスシンポジアで発表しました.牧原昂志,槇田諭: ``把持のロバスト性解析に基づくケージング拘束の定量的評価'', 第24回ロボティクス・シンポジア,pp. 189--192,黒部,2019年3月.
発表スライド
イベント
2019年3月9日(土)に佐世保市中央公民館にて,「長崎のしま×VR シンポジウム」を開催しました.たくさんのご参加をどうもありがとうございました!.http://science-islands.jp/activity/20190309_announcement.html
特別講演:近藤 "GOROman" 義仁 氏(株式会社エクシヴィ代表取締役 社長)
研究発表
日本ロボット学会誌の特集「マニピュレーション・レビュー」に解説記事を寄稿しました.槇田諭,万偉偉:``ケージングとその応用について'',日本ロボット学会誌,Vol. 36,No. 5,pp. 316--326,2018年6月.
S. Makita and W. Wan: ``A survey of robotic caging and its applications,'' Advanced Robotics, Vol. 31, Issue 19--20, pp. 1071--1085, Sep 2017. を和訳し,加筆したものです.内容の引用は上記原著論文を参照ください.
研究助成
公益財団法人 立石科学技術振興財団 2018年度研究助成(A)に採択いただきました.厚く御礼申し上げますとともに,ご期待に添えますよう研究を推進いたします.公益財団法人 立石科学技術振興財団 2018(H30)年度研究助成・前期国際交流助成が決まりました
研究課題「手指のしなりを活用する球技に適合したスポーツ用装具・補助具の基本設計」
研究発表
学術論文がAdvanced Roboticsに掲載されました. 調査,引用などのために Full text (HTML or PDF) が必要な場合はご連絡ください.eprint link を提供できます(日本ロボット学会会員は無料でアクセスできます.).- S. Makita and W. Wan:
``A survey of robotic caging and its applications,''
Advanced Robotics, Vol. 31, Issue 19--20, pp. 1071--1085, Sep 2017.- Abstract and Full Text on Taylor and Francis DOI: 10.1080/01691864.2017.1371075
- Accepted version of the article
研究発表
Journal of Geometry and Symmetry in Physics へ論文が掲載されました.H. Hamada, S. Makita and S. Matsutani:
``Mathematics in Caging of Robotics,''
J. of Geomtry and Symmetry in Physics, Vol. 44, pp. 55--66, 2017.
研究助成
平成29年度 科学研究費補助金・若手研究(A)に採択されました.「幾何学的な物体拘束を保証して作業の信頼性を高めるロボットマニピュレーション」
科学研究費助成事業データベース
研究発表
学術論文がAdvanced Roboticsに掲載されました. 調査,引用などのために Full text (HTML or PDF) が必要な場合はご連絡ください.eprint link を提供できます.- S. Makita and K. Nagata:
``Evaluation of Quality of Partial Caging by a Planar Two-Fingered Hand,''
Advanced Robotics, 2016.- Abstract and Full Text on Taylor and Francis DOI: 10.1080/01691864.2015.1122551
- Accepted version of the article
お知らせ
育児休業を取得したときのことを育児休業のためのメモとしてまとめました. ご参考になれば幸いです.
メディア
計測自動制御学会誌「計測と制御」に研究室紹介記事を掲載していただきました.槇田諭: ``研究室/プロジェクト紹介:槇田研究室(佐世保工業高等専門学校)'' 計測と制御,Vol. 52,No. 7,pp. 656--657,2013.