第7回夏期海外英語研修留学レポート①[蓮子さん]

2010年夏期海外英語研修報告書 平成22年10月1日
福岡工業大学短期大学部情報メディア学科2年 蓮子 梨那 

私はこの研修に参加していろいろな体験を通じて自分から積極的にチャレンジする力がついたと感じました。例えば、去年は授業でALPの先生の言っていることが分かったとしても自分に自信がなかった為に、なかなか発表するまでに至らなかったのですが、今年は自分から進んで発表しました。まだ自信がついたわけではありませんが自分から発表しないと前に進めないと気付いたからです。

発表して間違っていたとしてもそれがいけないわけではないですし、間違いがないとなかなか正解にたどり着くのも難しいと思います。発表を繰り返し続けていき、正解するたびに自信はついていくものだと感じました。正解することや、それに対しての評価が上がるたびに自分の力がついてきている実感がわきました。

presentation

また、最終プレゼンではテーマを決めるまでに戸惑ってしまいましたし、グループ内での意見の違いもあって準備に時間がかかってしまいましたが、ギリギリに完成してしっかり発表できました。しかし、パワーポイントを作る際に私がミスをしていて発表の途中で音楽が流れなくなってしまって台無しにしてしまうところだったのですが、グループのメンバーがカバーしてくれて、音楽が流れるよりも良い雰囲気にしてくれました。

何事も1人でするのも団体でするのも難しいと感じましたが、みんなといろいろな体験をする中で、仲間の大切さを改めて感じました。1人でできなかったこともグループでやることで達成できましたし、1人でいると落ち込んでしまうことがあっても、みんながいることで立ち直れました。

Plug and Play Tech Centerに行った際には、何事も小さいことから始めることの大切さとコツコツと積み上げていくことの大切さを知りました。Allenさんの話にもあったように、日本は会社や企業が発展することに対してお金をかける力が少ない、発展に対してもっと積極的に取り組むアメリカ式のやり方を取り入れるべきだと私も感じました。

Plug&Play

そして何より、今ある大きな会社も元は2人くらいで始めた小さな会社だということを改めて感じ、今の自分に何ができるのかで自分に限界を作るのではなく、今から多くの成長を遂げるであろう可能性を秘めていることを忘れないようにしたいと思いました。このことから、就職活動を行う際に自分の限界を決めずいろいろな会社にチャレンジする勇気をもらいました。

この研修の中で特にいい経験になったと思うことは、座禅とジャズバーでの体験です。私は座禅というものをアメリカではじめて体験しました。日本の文化である座禅をアメリカで習うという少しおかしな経験でしたが、外国人の方がここまで禅の心を理解し、それを人に教えているという状況があるということを知れたと同時に自分の考え方やあり方について考える時間を毎日持つべきだと感じました。

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今私が就職活動中なのでより一層そう感じたのかもしれませんが、会社を受ける際自分のセールスポイントや自分の目指しているものが見えなくなってしまうことがありました。そんなときに、座禅の機会を与えてもらって、20分間の黙とうだけだったのですが、多くの自分の考えを改める機会になりました。そのおかげで帰ってきてからの就職活動に目標を見いだせた気がします。

yoshi's

その後のジャズバーではみんなで楽しい時間を過ごしました。しかし、前の私だったら前に出て踊ったりはしなかったと思います。後ろで見ているほうがいいと考えてしまいがちだったのです。また、前で踊るのは恥ずかしいと今までたくさんのチャンスを逃してきた気がします。今はそんなことのないように積極的にいろいろなことに参加していますし、いろいろな人に自分から声をかけるようにしています。ジャズバーでダンスをしたことがその第一歩になっているように感じます。 

大勢で一つのことに熱中して、心を一つにすること以上に楽しいことはないと思いますし。それこそ心が通じ合う最高のコミュニケーションだと思っています。その機会を逃すなんてもったいないことはこれからは二度とないよう、いろいろなことに積極的に取り組んで行きたいです。

ホストファミリー

この研修を通じていろいろな人々に出会いました。ALPの先生方やconversationの先生たちやパンダのお兄さんとお姉さん、Ihouseのスタッフ、そしてこの研修に参加した仲間。この出会を忘れることなく。これからの人生で苦しい時や悲しい時に思い出して、この気持ちを思い出し頑張って行きたいと思います。

以上

 

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