2019年度科目等履修生 留学レポート②

みなさん、こんにちは。
前回に引き続き、本学において、後期の科目等履修生として学んだ韓国の協定校(慶星大学校・亜洲大学校)の学生の中から2名の留学レポートをご紹介します!

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慶星大学校
アン ソンミン

 9月13日、日本に出国する日韓国はチュソク(秋夕:朝鮮習俗における中秋節)なので両親にまともに別れの挨拶もできずに一人で空港に行きました。
私が在留カードを失くした時、寮の管理人さんが手伝ってくれたり話かけてくれたので、管理人さんは良い方だと感じました。
 日本に来て一番大事なのが携帯電話だと感じました。日本のSIMカードを買う時がとても大変でした。生活面ではこのようなストレスがあって苦しかったし、学校の科目を申請する時も大変でした。オリエンテーションでは交換学生は指定された学科の科目以外に他の学科の科目も申請できると聞き、受けたい科目を申請して初授業に行きましたが、初授業から留学生は受ける事ができないと聞いた科目が2つあり、申し込む時もとても大変でした。友達も誰もいなくて、9月から10月までずっと一人で学校生活を送ったため、学校行事の情報も知りませんでした。

 このような事もあり、9月から10月まではとても寂しかったし大変でした。しかし時間が経って少しずつ友達ができて、学校行事やFIT-ICEサークルの活動にも着実に参加してとても楽しかったです。日本留学に来て良かった点は、留学期間中福岡の色々な観光地も行って多くの日本人の友達や外国人の友達がたくさんできた事と、日本料理を食べることができた事です。そして、日本語がとても上達できてよかったです。最初は日本語も下手で積極的に話すこともできませんでしたが、留学をした今は、日本語が少し上手になったと思うので、社交的な性格に変われたと思います。
 こうした不便だった事と辛かった事などは、人生での良い経験だったと思いますし、ここで経験した事は、人生でとても良い思い出だったと思います。私は帰国しますが、ここで経験した6ヵ月は絶対に忘れません。良い思い出を与えてくれた福岡工業大学に感謝します。

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亜洲大学校
ユン ソナ

 福岡工業大学での5ヶ月は長いといえば長くて、短いといえば短い時間でした。
最初は日本語を話すのもぎこちなくて、全てのことを初めからしていかなければならないという苦労がありました。
 しかしいつの間にか慣れていき、友達もたくさん作れている事に気がつきました。
女子学生は、福岡工業大学の寮であるコスモス寮で生活することになりますが、本当におすすめです。
1つの部屋を2人でシェアしますが、お互いのプライバシーは守られていて、エアコンも自由に利用できるため、快適な生活ができ、水道代、電気代などを別に納めなくて済むのが大きなメリットでした。
 また、授業を受ける時も、日本人の先生方が外国人留学生に配慮して授業を進めていく場合が多いです。
学生食堂のオアシスは大体同じ時間帯にほとんどの学生が昼食をとるため、混雑するのが残念ですが、料理の味や量と価格は学生にとって負担は少ないです。
 ひとつ残念な点は、日本に初めて来た時、近くにスーパーマーケットがどこにあるのか、おいしい食堂はどこにあるのかなど、学校生活で助けてくれる日本人の友達が全然いなかったということでした。
友達作りも、もし性格が積極的でないと日本人の友達を作るのは難しいと思います。私の場合は毎月あるスポーツ大会、ゴルフ大会、ハロウィンパーティー(国際連携室で行うイベント)などに積極的に毎回参加していたので、友達がたくさんできたのですが、そういうところに参加しないと授業などでは友達を作るのに苦労します。

 福岡工業大学に留学したら、自分で最大限積極的で活発に学校行事に参加しなければなりません。
その事を念頭に置いておかないと、ただ単に学校生活を送っていたら思ったより思い出が無い場合があります。その他には学校の図書館および施設はとても立派で、親しくなった人達もとても親切で良い人達で、帰国する日が来たと思うととても寂しい気持ちでいっぱいです。
 6ヶ月間良い思い出をくれた福岡工業大学、ありがとうございます。

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