2009年第6回海外英語研修学生レポート②

平成21102

 

学科:電子情報工学科

氏名:松本 卓也

 

私はカリフォルニア夏季海外英語研修に参加して、多くの知識、大きな目標、大切な仲間を日本に持ち帰ることができ、とても充実した3週間になりました。リスニング能力の向上、文章組み立て能力の向上、そして英語という言語を理解することを目標に掲げて、この研修に参加し、必ず何かを得てこようという強い意志をもって研修期間を過ごしてきました。その結果ALP授業に積極的に取り組み、自らが進んで英語を使うことで、研修開始から2週間が過ぎた頃には自分でも驚くほど英語を聞きとる力が身に付き、研修期間中は英語のことを考える時間が多くなり、私の英語力の得意としているところや、苦手としているところなどがはっきりと理解できるようになり、これからの英語学習に向けての指標となりました。そしてなによりこの研修での大きな成果は、英語を使って意思を伝えることの難しさを肌で感じ取り、それが伝わった時の嬉しさ、母国語を超えたコミュニケーションの楽しさを実感できたことです。海外研修2009

”Good Morning” ”How are you?” “Have a nice day” といったフレーズは、料理人やほかの生徒との挨拶程度の会話ではありますが伝わると嬉しいものでした。バスや電車に乗っている時には ”Where are you from?” “How did you come here?” など向こうから話しかけてくれる人もいます。この様な会話のことを現地ではSmall Talkといい,英語圏ではこのSmall Talkを大切にしているので私たち日本人に対しても真剣に話を聞いてくれます、初めのうちは戸惑うことが多く、なかなか会話が続かないことがほとんどでしたが、慣れてくるとそのSmall Talkの楽しさに引き込まれていき、会話の中でジョークを交えたり、共感したりすることができるようになりました。授業だけではなくこのようなSmall Talkの中で積極的に英語を使っていけるかが、この研修の大きなポイントでありました。

 

 

現地では英語を使う機会はどこにでも転がっています。例えば食事をする時、そして、ALPによる授業はすべて英語で行われ、先生が話す大量の英語の中から必要な情報を聞き取ることを求められました。その中で理解できなかったことは、進んで質問しなければ授業についていくことは難しく、初めのうちは何を指示されているのかすぐに理解することができず、何を質問すればいいのかも分かりませんでしたが、授業の数をこなしていくうちに、聞き取れる英単語が増え、研修後半では先生の問いかけに対して答えることができるようになったり、先生のジョークに笑ったりなど、充実した授業を受けることができる体制が出来上がってきます。こうした授業を受けていくと最後にプレゼンテーションを作成し発表するという最終課題が与えられ、グループにわかれて作成することになりました。私たちのグループではカリフォルニアに留学したことで何が変化したかについてまとめることになり、このレポートに報告したようなこと発表しました。日本語文でまとめたものを英文に直す作業はとても大変でしたが、英語をつかって分かりやすく伝えることの難しさが分かりとてもいい体験になりました。

 2009今回、海外英語研修に参加したことは、学生生活の中でとても価値のある経験になりました。日常会話ではリスニング能力が向上し、プレゼンテーションで英語文章の能力が強化され、そうした中で改めて英語について深く考えさせられることもあり、とてもバランスのとれた研修となりました。この経験は今までの英語力をステップアップさせるとても貴重なもので、これからの英語学習の糧となり、英語に積極的に触れていこうと決意しました。それは英語だけに限らず、人間力や世界観などさまざまなことに刺激を与えてくれたので、人間としても成長することができ、言語学習を通して、人と人との繋がりの大切さも学びました。この研修を支えてくれた国際交流支援室の方々本当にありがとうございました。これからもこの研修が続くように願っております。

以上

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