亜洲大学校のサマープログラム体験レポート②

2009年8月30日

情報工学科3年  本郷 咲子 

 

私は17日間、韓国で語学研修に行ってきました。この17日間は私にとってかけがえのないものとなりました。最初は、自分の英語力の乏しさを痛感させられるばかりでした。皆の言っていることは分かっても自分の言いたいことを上手く英語で表現できない時、とても悔しくもどかしくてなりませんでした。また、時々相手の言っていることが分からないこともありました。そして同時に17日間もやっていけるのだろうかととても不安になりました。けれど、英語でしかコミュニケーション出来ないのでとにかく話しました。話そうとすることで、周りのみんなが私の言いたいことを推測してくれました。

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韓国の人を初め皆とても英語が上手で自分が恥ずかしくなりました。普段から英語での講義を受け英語でのレポート作成をしているそうです。私はとても衝撃を受けました。とても勉強したくなりました。皆とても優しくて私は助けられてばかりでした。話しているうちに英語の色々な表現方法を知ることができました。英語が話せなくてつらいという気持ちは一瞬で吹き飛びました。

 

もちろん英語をもっと上手く話したいという気持ちは忘れたことはありません。ただ、文法が間違っているとか、あまり使わない表現方法である等は気にせず話すことが大事だと思いました。伝えようという気持ちが大事だと思いました。間違うことを恐れずに話すうちに文法はもちろん、色々な英語表現が分かってきます。恐れずにチャレンジするということが大切です。

 

友達もでき、それぞれの国の文化の違いや共通点、価値観を知ることが出来、とても勉強になりました。と同時に日本のことについてたくさん質問をされたのですが、答えられない質問もあり、私は日本人なのに日本について無知すぎると思いました。私と話してくれた他国の人はその国としての立場、歴史や誇り、文化を目一杯教えてくれたのに私は日本人なのに知らないことがありすぎる、帰国したら日本について学びなおしたいと強く思いました。

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授業は毎日の宿題やプレゼンがあり、とても慌しかったのですが皆と協力してやり遂げた時の喜びは言い表すことができません。英語でプレゼンをする、宿題のレポートを英語で完成させる、というのは日本ではしないことなのでとても達成感を味わえました。本当に私は助けられてばかりでした。

 

授業のない日は、現地でできた友達と買い物に行ったり、観光をすることができました。現地の韓国人が案内してくれたので、言語に困ることは交通手段などで困ることはありませんでした。本当にとても楽しい日を過ごせました。

 

毎日が充実していて17日間はあっという間でした。初めは充分な期間だと思っていましたが終わってみるととても短いです。17日間も韓国にいたらもう行きたいとは思わないだろうと思っていましたが、今はまた行きたいと思うし、インドネシアやエストニアに行きたいと思っています。

 

もっと英語に触れていたい、もっと皆とコミュニケーションをとりたいと思った矢先に帰国するというのはとても寂しかったです。

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私はもっと早くこのプログラムに参加していたらよかったなと思いました。もう3年なので、来年は行けるか分かりません。このプログラムがあるのは知っていましたがなかなか一歩が踏み出せずにいました。今回このプログラムに参加して、何事にも挑戦しようというアクティブな気持ちが強くなったと思います。きっと無理だろう、成功するか分からない、という時でもやってみよう、やってみなくちゃ分からない、という風なポジティブに考えるようになりました。留学したいとまで思うようになりました。留学もしたいと思いながらあと一歩が踏み出せなかったことの1つでした。

 

今はもう時間がないので時間を有効に使い勉学に励もうと思います。「日本人はあいまいだ」とよく言われますが、今回海外の人と触れ合い確かに外国人ははっきりと物事を瞬時に決め、行動に移す行動力があると感じました。日本のことを良く知るいい機会になりました。日本のいい点、悪い点を知り、また外国のいいところは見習っていきたいです。本当に素晴らしい体験をさせていただきました。国際交流支援課の方々本当にありがとうございました。 

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