亜洲大学校(韓国姉妹校)のサマープログラム体験レポート①

生命環境科学科3年 田中 裕梨

感謝
学術支援の張さん、吉井さんサマースクールの手伝いや書類チェックありがとうございます。いつでも、学術支援さんは海外研修のサポートをしてくれて本当に感謝です。一緒にサマースクールに参加した本郷咲子さん。いつも頑張り屋の彼女のおかげで自分も頑張ることができました。ありがとうございます。また、韓国で出会った新しい仲間や亜州大学のスタッフの方ありがとうございます。

紹介
私は、昨年一年間アメリカEASTBAYに留学していました。そこでは、たくさんの友達が出来ました。韓国人の留学生の友達もでき彼らの文化や韓国語に大変興味をもち今度は韓国へ行きたいと思いこのサマースクールに参加しました。

 2009

 
授業
私は、global issueと韓国語のクラスを5科目の中から選びました。授業は全て英語で行われました。昨年アメリカで1年勉強したので英語には自信があったのですが、今回初めて自分の学部以外のものを選択したため、知らない単語が多く、自分の英語の語彙の不足さに戸惑いながらクラスのメンバーや先生の助けでなんとか乗り切ることが出来ました。global issueでは、韓国の戦争博物館へ行き戦争の怖さを知りました。グループプレゼンテーションがありました。私のグループ偶然にも英語を母国語とする人が一人もおらず大変でしたがそれがまた楽しかったです。グループのメンバーは私と韓国人、インドネシア人、中国人、ロシア人でした。プレゼンテーションのために3日間ほど、ほとんど睡眠をとらずに授業が終わったから何度も話し合いをしプレゼンテーションを仕上げました。プレゼン前日のリハーサル時におなかが減って夜中の4時頃に皆でキムッパブ(海苔巻き)を食べにレストランへ行ったのが印象に残っています。

2009

韓国語のクラスでは、既に他のクラスメイトはサマースクール1でパッチム(アルファベット)を習い動詞と形容詞を習っていました。私は、福岡工業大学で授業と定期試験があったためサマースクール2を途中参加したので、いきなり動詞の過去形からの授業についていくのが本当に大変でした。しかし、韓国語は本当に興味深く日本語と色々な共通点があることに気づきました。そして、韓国語が読めて書けるようになったことが何よりも韓国を理解するのに役立ちました。買い物のときやレストランに行ったとき韓国語が読めると“この単語は日本語と同じ発音なんだ”とか“この単語は英語と同じ発音を使うんだ”ということを知る手立てとなりました。特にレストランのメニューでは日本の料理名がそのまま使われているものもあり面白いと思いました。

ワークショップ
ワークショップは週に1度行われ、韓国の文化を理解するために大変役に立ちました。最初のワークショップでは、韓国伝統のうちわを作ったり、服の絞り染めをしました。うちわは、日本のものと形が同じでそれに和紙のようなものを貼り付けデザインしました。本当に日本の伝統品にそっくりでした。また服の絞り染めは、日本でも行われている藍染で縛っていたところの色が白っぽくなるという物でした。この日は日本の文化も韓国の文化もほとんど似ていて親近感を感じました。二回目のワークショップではソウルでNANNTAという舞台を見に行きました。

韓国の舞台はこれで二回目なのですが、かなり客と絡みたがるので私は絡まれたくなさに恐怖を覚えることもしばしばありました。私の隣に座っていたアメリカ人の友達がアクターに舞台へ連れ去られ韓国の伝統的な結婚式の衣装を着せられ他の衣装を着せられたお客さんと結婚式を舞台で突如やりました。いすに戻ってきたころ友達は緊張と嬉しさの混ざった複雑な表情でした。

プサン旅行
サマースクールのオプションツアーで2泊3日のプサン旅行へ参加しました。プサンにある大学の寮に泊まりました。プサンではJUMPという劇をまず見ました。そこでも、私たちのメンバーのチェコ出身の友達が舞台に連れ去られて、アクターとアクトレスと戦いました。その後は、皆でバーへ行きました。そして、やっぱりアメリカ人はダンスが上手くかっこいいなぁと思いました。次の日はプサンの有名な海へ行きました。人だらけでしたが、砂で山を作ったりして遊びました。最終日は昔の王様の墓を見ました。日本の墓と違い洞窟の中に死体を埋蔵していました。

2009

スペシャル
7月31日から8月15日までは、サマースクールがあり学校の寮に泊まっていたのですが、8月16日から20日までは、アメリカで知り合った韓国人の友達の家にホームステイしました。韓国人の家族は日本と同様とてもあたたかく私の下手な韓国語でも理解しようと努力してくれたことが嬉しかったです。オンマ(友達のお母さん)は毎日おいしい料理を作って歓迎してくれました。本当にいい経験ができありがたく思います。

アメリカで出会った友達のうち5人に韓国でまた再会することができました。本当に嬉しいことです。皆忙しいにも関わらず時間をさいて色々なところに連れて行ってもらいました。アメリカから帰っても皆英語の勉強をきちんとし、将来を見据え頑張っていることを知り自分もうかうかしてられないと思いました。

一番楽しかったことは、なんといってもソウルでのお買い物です。朝から晩までソウルでお買い物しても飽きないくらいお店がたくさんありました。服やコスメにアクセサリーなどなど見ているだけで幸せになりました。
韓国のチムジルバン(サウナホテル)に1泊しました。まず温泉に入り、その後は色々な種類のサウナを試しました。熱いところは80度位ありました。その中で寝ている人もいました。友達も寝ようとしていたのですが、私は死を恐れて2分ででました。後に友達にLOSERと言われましたが全く気にしていません。熱いものだけではなくマイナスの世界のサウナもありました。

友達が名前を忘れてしまったのですが、おにぎりをスムージーにしたシェイクを買ってきてくれました。それは海苔と米と砂糖の味がしました。そして、サウナのあとなぜか床の上に薄いマットをひいて他の客と一緒に寝ました。かなりなぞの場所でしたがサウナのようなものが気にいったので満足です。

2009

これから自分が英語を忘れていることに衝撃をうけました。英語は毎日勉強しなくてはいけないと身をもって実感しました。また私の英語の発音の日本語なまりがひどいので発音練習もしなければいけません。このサマースクールで韓国語を習ったので忘れないようにこれからも続けて勉強しようと思います。

以上

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