FINEプログラム第4期生河野君の留学レポート

1年間FINEプログラムで留学をしていた河野君の留学レポートです。                                                  今後の河野君の活躍が楽しみです。[国際交流支援室]

2010年3月26日                                                                           電子情報工学科3年 河野大樹 

私は、California State University East Bayに1年間留学しました。この1年間はとても充実した生活を送ることができ、貴重な年になりました。また、私にとってこの留学は大学生活でのひとつのゴールだったので、選抜された時はとてもうれしかったです。

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初めの半年は、ALPという留学生向けの英語を練習クラスをとりました。着いたころからやはり一般のクラスを正規の生徒として取りたいという気持が強かったのですが、自分のレベルに見合ったクラスで初めは勉強しました。振り返ってみると、この自分に見合ったレベルの勉強が自分の英語力の上達を早めたんではないかと思います。このような勉強のシステムもアメリカらしいと思います。

このALPでの勉強を過ぎた頃あたりから(約半年)自分の英語力の変化がはっきり見えだしました。自分の思ったことの単語がすぐでてくようになり、あと英語を英語で理解するようになりました。留学する前、英語を話せる人の意見を聞いたり、読んだりしたことがあるのですが、みなさん”英語は英語で考える”と言っており、正直いまいちピンとこなかったのですが、この半年を過ぎた頃からこのことが分かりだしました。

後半の半年は、Open Universityというプログラムで一般の生徒と授業を受けることができました。正直きつかったのです。しかし、何よりも一般の生徒と同じ授業を受けられることの方が嬉しかったです。結果的には良いとはとは言えない成績をとったのですが、ここでのがんばりは内容のある結果でした。また、授業を通してアメリカの文化を学ぶことができました。

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最後のクォーターにAfrican American Pop Cultureという人種について(アフリカンアメリカ人を中心に)を過去のメディアを使いながら学んでいく授業を受けました。初めの方は、全く理解することができなかったですが、課題をやり、友達に質問をしていくうちに次第にこういうものを勉強しているんだと見えてきました。

また、ファイナルのプロジェクトでそれぞれのグループで授業に関連したムービーを発表する課題がありました。この課題でパートナーと一緒に作業したのですが、パートナーに自分の考えを伝えるのがとても大変でした。時間はかかりましたが、おもろしろく、内容のあるムービーを作ることができ、先生からの評価も良いものをもらえました。

私はこの一年間のほとんどの時間をアメリカ人の友達と過ごしました。まさに英語漬けの生活でした。アメリカ人の友達といることによってアメリカの文化だけでなくメキシコの文化も知ることができ、いろいろな経験をすることができました。

アメリカで、一人の日本人と話していた時に、彼女はこのようなことを言いました。”私は、アメリカ人と遊んでいる時より日本人と遊んでいる時の方が楽しい”。そう思うのは当然だと思います。だって文化や育ってきた環境が違うから。でも、そう思うのは初めのうちであって、相手のことを理解していけば、心から笑い、楽しむことができると私は思います。

何事にも挑戦することは、大切だということを改めて感じました。
 
最後に、このプログラムをサポートしてくださった国際交流の事務の方々、英語の先生方、私の両親に感謝の言葉を言いたいと思います。あと、アメリカでいつも一緒にいた友達、Greg, Galo and Adi!!!!!!!!

 friends

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