H26年度 ACEプログラム 参加学生募集について【募集期間延長 4/18〆】

4月 4th, 2014

4月から学部2年生、3年生になるみなさま、ACEプログラムに応募してみませんか?

ACEプログラムとは…Advanced Culture and Education Program の略で、グローバル人材育成を目的とした学長主導のリーダーシップ特別教育プログラムです。

本学協定校のカリフォルニア州立大学イーストベイ校の学生とパートナーを組み、 リーダーシップ育成特別講義や異文化交流を通して、主体的に考える力を養います。

 

プログラム実施期間:2014年8月中旬~9月上旬

対象者:大学全学部 2014年4月時点で2年生、3年生の学生

募集人数:10名~12名(面接により選抜)

募集期間:3月17日(月)~4月18日(金) ※延長しました

 

※応募には一定の学業成績の他、TOEIC400点以上が必要です。

TOEICを受けたことがない方、現在400点に届いていない方、 2月、3月のTOEIC IPテストはまだ間に合いますので、ぜひ受験してください。 (TOEIC IP TESTの申し込みはエクステンションセンターまで)

詳しい応募条件等、国際戦略室までお気軽にお問合せください。

全く新しい世界が待っています。たくさんのみなさまの応募をお待ちしています。

【国際戦略室 2014.4.4】

 

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ACE 募集延長版ポスター2014.4.4

海外留学プログラム 募集説明会のお知らせ

4月 4th, 2014

みなさま、こんにちは。新しい学期が始まり、新鮮な気持ちで過ごされていることと思います。

今年も国際戦略室では、夏のプログラムの参加者を募集いたします。

少しでも興味がある方は、下記の説明会にお気軽にお越しください。

 

説明会日程:4月25日(金)時間は下記記載

場所:FITホールセミナー室(2F) ※募集説明会参加への予約は必要ありません。

【説明会時間 16:30-17:30】

■アメリカ カリフォルニア州立大学イーストベイ校 海外英語研修

【説明会時間 17:45-18:30】

■中国 南京理工大学 サマープログラム

■韓国 慶星大学 サマープログラム

 

すべて本学協定校でのプログラムのため、色々なメリットがあります。

多くの学生がこのチャンスを生かせることを願っています。

過去のブログ記事に、先輩の参加レポートを掲載していますので、

ぜひ参考にご覧ください。

今年は挑戦の夏にしてみませんか?

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【国際戦略室 2014.4.4】

新入生のみなさまへ

4月 3rd, 2014

ご入学おめでとうございます。

今年の入学式では満開の桜と明るい陽射しが新入生の皆様を出迎えてくれました。皆様の希望に満ちた新生活がより充実したものとなるように、職員一同サポートしていきます。国際交流や、留学プログラムに興味のある方は、お気軽にB棟1階学生サービスセンター内の国際戦略室オフィスにお越しください。【国際戦略室 2014.4.3】

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卒業を迎えるみなさまへ

3月 14th, 2014

春の嵐も過ぎ、暖かくなるのを待つばかりとなりました。

卒業式を来週3月20日(木)に控えたみなさま、おめでとうございます。本学在学中に体験したことの一つ一つが、これからの人生を豊かに切り開いていく助けとなることを願っています。

どんなに時間が経過しても、本学は皆様にとっての母校です。 いつでも、元気な顔を見せに来てください。

再会を楽しみに、国際戦略室職員一同心よりお祝い申し上げます。

【国際戦略室 2014.3.14】

***先日、国際戦略室の幸福の木に初めて花が咲きました。めったに見れないお花のようです。今年ご卒業の皆様に、沢山の幸福が訪れますように。***

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留学レポート【中国 大連理工大学からの科目等履修生】

2月 26th, 2014

年度末も近づき、留学生が母国に帰る時期となりました。寂しい反面、日本で様々な経験をし、充実した顔で帰国する学生を見るとまた会える日が一層楽しみになります。本日は、本学で1年の留学を修了した大連理工大学4年生 彭琳さんのレポートを紹介します。

【国際戦略室 2014.2.26】

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                                              大連理工大学4年生

                                               彭琳(ホウ リン)

 

あっという間に、一年間が飛び去りました。

去年の四月に始めて日本に来ました。飛行機の中に、美しい雲と島々の姿を見ると、「やっと日本に来た」と思って、とても興奮でした。当時の福岡工業大学は、桜の花が池の周りに満開して、その美しさに心を打たれました。そして、一年間の生活を期待して、わくわくしました。その時の気持ちは今でも忘れず、昨日のことのように鮮明に思い出せます。

この一年間はたくさんのいい体験をしました。4月に、花見を見ました。雨で桜の花がほとんど落ちてしまったが、小雨の中の葉桜も美しかったです。また、福岡タワーと太宰府と防災センターに見学に行きました。5月に、博多どんたくに参加しました。博多どんたくは福岡市民の祭りので、参加したら、自分も福岡市の一員になったと感じました。みんなの笑顔を見ると、自分も嬉しくなりました。博多どんたくの後は留学生文化祭、私たち五人は1月ぐらいに練習していた、皆さんの前に踊る時は満足でした。7月に和白東夏祭りに参加しました。浴衣を着て、焼き鳥を食べたり、ビールを飲んだりして楽しかったです。9月に研修旅行に行きました。にぎやかな商店街や、静かな神宮や、歴史が長いの熊本城など、さまざまな美しい景色を見ました。それだけではなく、示現流の剣道と鹿児島の砂蒸も体験しました。11月に福岡国際センターで大相撲を観戦に行きました。相撲は日本の「国技」で、以前から見たかったです。本場に行って見ると、日本の伝統文化についての認識が深くなりました。12月に、クリスマスパーティーに参加しました。ゲームをしたり踊ったり、非常に楽しかったです。

ホウリン②

 

 

遊ぶことだけではなく、この一年間に、初めてアルバイトをしました。最初、5時間に連続に働いた後、疲れて堪らなかったです。そして、だんだん慣れてきて、仕事の楽しみを感じてきました。自分の力でお金をもらうと、「私も自立したんだ」と思って、達成感が非常に強かったです。自分の給料で家族や友達にお土産を買うと、なんとなく自慢と思っています。それに、職場で他人にサービスを提供して、お客さんから笑顔をもらうことはとても満足でした。また、以前はコンビニのレジさんは自動販売機と見なして、あまり注意しなかったが、自分もレジをしたら、「この人も私のように楽しみも悩みもある人間だ」と見直して、他人への理解が深くなりました。これは私に対して一番勉強になることです。

自分の日本語はまだ下手ですが、皆さんのおかげで、一年前より進歩してきました。

 

この一年に、楽しいこともあるし、つらいこともあります。しかし、これは私に対して成長するスピードが速い一年間です。一人暮らしで、自分でご飯を作ったり、掃除をしたりしなければなりません。異郷で生活して、自分は初めて「外国人」として生きています。自分も母国の代表の一人ので、失礼なことをやるなら更に恥ずかしいと思います。ですから、日本の習慣を真似んで、自分の振る舞いを変わります。時々、国内の友達や家族や中華料理などを思い出し、懐かしいと感じます。自分は異郷人としての生活も、もともと慣れてきた母国での生活も、両方でも大切な経験になりました。

福岡は景色も美しくて物価も低い、とても住みやすい町だと思っています。福岡工業大学の先生たちは親切で、まことにお世話になりました。福岡工業大学の学生たちはとても優しくて、特にFIT-ICEの皆さんから、いろいろ助けてくれました。いろいろの人と出会って、いろいろの人から勉強して、感謝の気持ちがいっぱいになります。皆さんのおかげで、この一年間は楽しく過ごしました。福岡工業大学で一年間の交換留学するチャンスをもらったのは、本当によかったと思っています。日本にいる一年間、一生も忘れないよい思い出になりました。

帰国後の生活と勉強にも、必ず頑張ります。

ホウリン①

留学生・日本人学生 スピーチ大会のご案内

1月 10th, 2014

留学生・日本人学生 スピーチ大会を開催いたします。

 

日時:2014年1月16日(木)開場17:15~

第1部 日本語スピーチ : 17:30~

第2部 英語スピーチ  : 19:20~

場所:α棟4階 多目的ホール

主催:国際戦略室

協力:FIT-ICE(国際交流サークル)

参加学生:留学生 15名 、日本人学生 5名

 

留学生は日本語で、日本人学生は英語でのスピーチを行います。

留学生活についてや、夢についてなど様々なテーマで準備しています。

みなさんの熱い思いが詰まったスピーチを聞きに、ぜひ観覧にお越しください。

 【国際戦略室 2014.1.10】

                        【↓クリックで拡大↓】

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寒中お見舞い申し上げます

1月 8th, 2014

寒中お見舞い申し上げます。

2014年も、多くの学生のみなさまが、大きな1歩を踏み出し、

新しい自分を発見していく姿がたくさん見れますように、

国際戦略室一同力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

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【国際戦略室 2014.1.8】

ACE Program 研修レポート 2013

12月 26th, 2013

ACE Program に参加した 後藤 葵さんのレポートを紹介します。 このプログラムは、本学学生10名、アメリカ カリフォルニア州立大学の学生10名が アメリカ研修10日間、日本研修10日間を一緒に過ごし、お互いの文化を学びながら、 リーダーシップ育成を目指すプログラムです。

【国際戦略室 2013.12.26】

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工学部
生命環境学科2年
後藤 葵

 

・学習成果について

今回のプログラムでは、環境問題に関して、自分たちのキャンパス・コミュニティでできる取り組みについて考える課題が与えられ、数グループに分かれて学ぶことになった。やりとりはすべて英語だったので、言葉の壁をすごく感じていたので、思うように活動はうまくいかなかった。しかし、iPadなどの翻訳を利用することで、次第にアイデアの共有、意見の交換をすることができた。そのうち、翻訳はヒントとなり、自分の言葉ではなせるようになり、日本人だけでは考えつかないようなアイデアを与えてくれたり、逆に自分から与えることができたりすることができた。この学習成果として、英語スキルの上達だけでなく、様々な視点の考え方を得ることができた。

 

・海外での経験について

 初めての海外だったこともあり、見るものすべてが新鮮だった。特に感じたものとしては、例えばショッピングセンターに並んでいる商品や頼んで出てくる食べ物の大きさといった、買い物や街中での食事のときに見つけたアメリカと日本の文化の違いである。また、アメリカの人々の気持ちの大きさや、ホスピタリティの高さは日本人として、また、自分個人として、見習うべきものが多くあった。経験としては、今までメディアからの情報や実際の体験談から聞くことでしか学べなかったもの(文化・言語など)を自分の肌で感じることができ、自分にとって、とてもプラスになった。

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・派遣プログラムの内容について

このプログラム自体がアメリカと日本の文化の交流、次世代のリーダーシップの育成が目標だったこともあり、それに合わせたプログラム内容であったと思う。今回の課題として与えられた「環境問題」も、両国に通じる課題であり、CSUEBの学生とFITの学生と共に活動することで、考え方・視点の違いを知り、共有することができた。また、CSUEBの教授による授業を実際に経験するプログラムが多数回あり、私にとってまたとないチャンスに巡り会えた。

 

・今後の進路への影響について

 今回の経験を通して、自分自身の持っていた世界への関心ががらっと変わった。私は大学卒業後、大学院への進学、研究職への就職を考えている。進学に関して、このプログラム以前は、国内の大学院進学しか視野に入れていなかった。しかし、このプログラムでアメリカに行き、たくさんの世界観に触れ、もっと国外に飛び出してみたいと考えるようになり、海外の大学院への進学も視野に入れようと思った。また、研究したい内容も海外に通用するようなものを選択したいと考えている。

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 このプログラムを通して得たものは、海外での経験、国境を越えた仲間である。この経験から私が今後どのように生かしていくものを見出すのかが課題であり、これからもこの仲間たちとのコネクションを大切にすべきだと思う。私はこのプログラムに参加できたことを誇りに思う。

海外インターンシッププログラムレポート  2013

12月 25th, 2013

 2013年8月30日から9月26日、本学も参加しているJUNBAネットワークの加盟校である鹿児島大学主催のインターンシッププログラムに、今年も本学の学生が参加させていただくことができました。この国際プロフェッショナル養成プログラムを経験した平田 愛美さんのレポートをご紹介いたします。

 平田さんは現在アメリカ留学中のため、現地からの参加になりました。1か月間素晴らしい経験とたくさんの仲間に出会い、大きく成長されたようです。この経験をもって留学生活に戻り、さらに充実した日々を過ごしている平田さんの帰国が今から楽しみです。

【国際戦略室 2013.12.25】

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工学部
電子情報工学科4年
平田愛美

 はじめに、今回このプログラムに参加させていただけたことに、心から感謝いたします。

 さて、サンフランシスコ空港にて他の参加者の皆さんの到着を、期待と不安の入り混じった感情で待っていた事から始まるこのプログラムですが、1か月間で、新しい事をたくさん経験させていただきました。特に、シリコンバレーの雰囲気から学んだこと、スタンフォード大学でのインターンシップや日米未来フォーラムから学んだこと、最後に今回のプログラムで出会った仲間から学んだことについてレポートさせていただきたいと思います。

 まず、シリコンバレーについてですが、今回のプログラムではIntel、Tech museum、Neuro Skyなどの企業を訪問させていただいた他、シリコンバレーで実際に起業された方々、働いていらっしゃる方々にお話を伺う機会をいただきました。そこで印象に残っている事は、皆さんの目がすごく輝いているように見えたところです。どこか、やる気に満ちていて、今のお仕事や生活を存分に楽しんでいらっしゃる印象でした。スティーブジョブズに代表されるシリコンバレーの企業家たちは、イノベーションの風潮が強くあり、”みんな違ってみんないいのだ”という事を強く実感させられました。中でも、スタンフォード大学のビジネススクールに通っていらっしゃる坂田さんのお話が、とても印象的でした。“個性をだす為に、普通の人とは違った事をやろうとするのではなく、普通の事でも例えば自分の好きなことに特化している、その事に関してはだれにも負けないという何かが、自分の強みになる。”この言葉を聞いて、素直になるほどと思いました。また、自分にとってのその何かが何なのだろうかと考えました。このお話のおかげで、改めて自分と向き合う時間を作ることができました。私の答えは、将来の夢でもある航空関係の事、特に飛行機についてこれからもっと極めていくという事です。その為に今ある恵まれた環境で、まずは生きた英語をしっかり学ぶこと、空いた時間では情報収集に力を入れるなど、やるべきことがはっきり見えました。空港やスクールにも積極的に行ってみたいと思うようになりました。

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 次に、インターンシップと日米未来フォーラムについてですが、今回私は、スタンフォード大学、Sleep and Circadian Neurobiology LAB.の西野先生の下、2週間のインターンシップをさせていただきました。あいにく、研究室の引っ越し期間とぶつかってしまい、実験などはあまり見せてもらうことが出来ませんでしたが、研究室の先生方直々の講義やスタンフォードでの講義に出席させていただくこともありました。自分の意見をしっかりと持っていて、プロフェッサーにも臆することなく、違いを指摘する光景を目の当たりにして、自分の自信のなさを恥じました。また、スタンフォード大学病院を見学させていただき、そこで実際のミーティングに参加させていただくことも出来ました。さらには、私が最も気になっていた、航空管制官の睡眠の質の問題についても、睡眠にはサイクルがあり、そのサイクルを上手く活用したシフト制度を取り入れることや、良質な睡眠をとるためにすべきこと、能力を最大限に引き出す為の睡眠について、今実際に行われている実験について、などの回答をいただくことが出来ました。また、日米未来フォーラムでは、サンノゼ州立大学の方々と東日本大震災から学ぶ、平和と国際協力というテーマでディスカッションをさせていただきました。2時間近くディスカッションをしていたのですが、大きなテーマに、途中でゴールを見失い迷走してしまう場面もありました。伝えたいことを、なかなか英語で伝えることが出来ず、とても悔しい気持ちになりました。どちらも、普段は絶対に体験できない事ばかりで、自分の力を知るという意味でも、とてもいい経験になりました。知識不足はもちろんの事、相手の意見を受け入れつつも、自分の意見も伝える力といったコミュニケーション能力など、まだまだ課題はたくさんありそうです。

 そして何より、この1ヶ月を共に過ごした仲間に本当に感謝しています。この1か月間をこんなにも有意義に過ごせたのも、みんなのおかげです。たった1か月間でしたが、慣れない経験を共に乗り越えてきたことで、深い絆を築くことが出来たように感じます。この研修のために、半年間英語を必死に勉強し、意欲的に現地の方々と会話する頑張り屋さんや、コミュニケーション能力に長け、それぞれに合わせた会話のできる人、今を全力で楽しみ、要領よく物事をこなしていく人など、個性豊かで、彼らから学ぶ事も非常に多くありました。バックグラウンドも、年齢も、ばらばらなみんなでしたが、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。この1ヶ月のみんなとの生活は、一生忘れることのない素敵な思い出です。彼らとは、住んでいるところは違えども、今でも連絡を取り合える、お互い切磋琢磨できる素敵な仲間になりました。次会えるときには、成長した姿を見せられるように頑張らなければと、強く思います。このような素敵な仲間に出会えたことに、本当に感謝します。

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 1ヶ月を振り返り、こんなにも楽しく充実した時間はそうないなと、今改めて思います。それと同時に、多くの課題が浮き彫りになりました。自分の知識のなさを恥じました。今まで自分一人では何も出来ていなかったことを嫌でも感じざるを得ませんでした。一人の大人として認めてもらうには、私はあまりにも幼かった事を知りました。これからこの思いを胸に、一人前の大人に向かって、将来の夢に向かって、また努力し続けたいと思います。今回学んだすべての事を、これからの私に繋げていけた時、どんな私が待っているのだろうと考えると、楽しみでなりません。最後に、国際プロフェッショナル養成プログラムに関わるすべての皆さんに、本当に感謝しています。

海外英語研修レポート 2013 ②

12月 24th, 2013

 同じく海外英語研修に参加した、三好 遼君のレポートを紹介します。沢山の新しいことに出会った他に、仲間との絆を深めた3週間になったようです。

【国際戦略室 2013.12.24】

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工学部
知能機械工学部2年
三好 遼

 

 私の渡米前の目標は、“アメリカの学生と交流して友達を作り、お互いの連絡先などを交換して、研修後も連絡を取り合って英語を使い続ける環境にする。”というものでした。しかし、実際思っていたような現地の学生との交流がなく、連絡を交換することができませんでした。たしかに、一度だけ生徒同士で交流する機会があったものの、自分から言い出すきっかけと勇気をもつことができなかったところがありました。かといって、私は目標を達成できなかったからといって今回の研修で何も得ることができなかったわけではありません。

 一つは文化の違いを受け入れることができるようになったことです。私はアメリカでいくつもの違いに驚きました。いつもお腹一杯になるアメリカンフードや大きなビルディングやとても広い学校の敷地、またその中にある施設や設備などにも。毎日、本物の拳銃を持ったポリスマンが寮の近くにいて、日本ではとても目にすることができないようなことばかりでした。そんななか一番文化の違いを感じられたのは、やはり人でした。彼らは、私たちが分からないことや困っているということがわかると、どんなにつたない英語でも真摯にきいてくれて理解しようとしてくれました。ALPのアレックスやダニエルもそうでしたが、どっちかというとアメリカという国全体がそうなのではないかと感じられるほどほとんどの人々が親切でフレンドリーにしてくださいました。時には、日本人だとわかると、日本や日本人の好きなところを話したりするタクシーの運転手などもいました。私ははじめ、”Hello”という言葉すらも実際に使うと伝わるかどうか不安でした。それでも二週間、三週間と経つうちに自然と英語を使うことができるようになり、最終日のプレゼンテーションの日には、イーストベイ校の学長の秘書の方とアメリカの好きなところや日本の好きな食べ物についての話をすることもできるようになっていました。言葉も食文化も違う国で、三週間とても心配でしたが郷に入れば郷に従うように、どんなに文化が違っても自分はそれについていき、受け入れることができるのだと実感しました。

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 そして、もう一つは仲間です。今回の研修を一緒に過ごして、できた仲間は、今まで同じクラスにしか友達のいなかった私にとってはとても大きな存在だと思います。お互いに知らない者同士でも、お互いやその人の周りのことなどのたくさんの会話をし、時にふざけあったり、時にまじめに話し合ったり、同じ班の人とだけでなく、違う班の人とでもそれは変わりませんでした。特に私の中では、毎晩のように寮の部屋で他の部屋の人も呼んで談笑するのが、とても楽しかったです。私は今回の研修の仲間たちは本当に素晴らしい仲間だったと思います。なぜなら、このように普段は面白おかしく過ごしながらも、誰一人として集合に遅刻することはなかったうえに、授業にも積極的に取り組もうという姿勢や雰囲気があったからです。私の班では、毎朝全員で朝食を取ろうと決めていたため、何時までに全員が用意を済ませて出るようにしなければならなかったのです。そのため、もしもその時間に間に合わなそうな人がいれば、同じ部屋の者が起こしてあげたりしました。また、洗濯物は一人一人別々で洗濯をするよりはみんなでいくつかにまとめた方がお金はかからないし、飲み物の水も全員の分をまとめて買ったりもしました。また、洗剤やシャンプー、ボディーソープなどの貸し借りや、現金の足りない人にはその人がクレジットカードで他の人の分まで支払い、払ってもらった人が現金でお金を返したりと、お互いにいろいろと工夫して助け合いました。仲間には感謝しています。これが本当に仲間と言えるのではないかと思います。今回の研修で共にしたメンバーとは今でも学校で会ったときは挨拶するし、今後もどこかで集まって楽しむ予定もあります。研修が終わったから全部終わりにするのではなく、こんな感じで残っていければ私だけでなく、研修に参加したメンバーや支えてくださった先生方また、この研修を企画してくださった方もうれしいと思います。

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 初めてのことばかりではありましたが、今回の海外英語研修は成功だったといえます。今回の研修がただの思い出ではなく、これからに生かされるように英語学習に努めていきます。