コミュニケーション教育のための教授学習支援プログラム

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教育関係の方へ

コミュニケーション教育の効果(1年間の教育による学生の変化)

 1年間の教育により、学生の認識と議論スキルが顕著に変化したことを見ることができます。様々な観点から、本教育の効果の効果を検証してみました。

(1) 授業に対する認識
(2) 主張の構造
(3) 議論実践を通した自己認識

(1) 授業に対する認識

 学習者の議論に対する認識は個人差が大きく、一般的には学習者の議論に対する苦手意識を克服することは容易ではありません。したがって、対話に対する認識を肯定的に変化させることが重要な課題となります。

質問:半期の間、授業を受けてコミュニケーションの授業に対するイメージはよくなりましたか?

 前期開始時より終了時の方が、授業に対して肯定的なイメージ抱く学生が増えています。時間的な要因として「慣れ」が挙げられます。

  授業内容は、前期が自己分析から主張の構築など自己開示を中心としたプログラムで構成しています。後期になると、ディベートを通して他者と議論を競うことに取り組んでいます。

  授業を通して、自分の成長の実感がリサーチの結果からみることができますが、多くの学生が他者とのやりとりを可視化できるようになっています。

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