■ 感性工学に興味のある方をお待ちしております!
ここでは,3年生配当の"情報マネジメントプロジェクト演習"でゼミ/研究室配属されてから4年生配当の"卒業研究",さらに大学院での研究活動までの流れを紹介しています.
4年間の学生生活の半分を占めることになるこれらの科目はどういうものなのか,当ゼミ/研究室に配属されるとどのようなことをするのか,順番に見ていきましょう.
Q: 竹之内研究室ではどのような分野の技術を扱いますか?
A: 感性工学,システム開発などに関する技術すべてです!
例えば,ユーザの好き/嫌いの情報だけを使ってユーザが好む画像を検索したり,作ったりしようとするシステムを考えると,まずはPythonやJavaをはじめとするシステム開発に関する技術,ユーザが好き嫌いの情報を入力するためのユーザインタフェースに関する技術,システムの根幹となる画像検索や画像作成のための技術など実に多くの技術が絡みます.
3年生のみなさんが2年生までに受けている科目(選択科目含む)で関連が強いところでは,ざっとこれぐらいはあります.
- Webデザイン → Webブラウザで動作するシステムを実装することもあります!
- データ構造とアルゴリズム → プログラムにおける計算過程の考え方は重要です!
- プログラミング入門/プログラミング1 → 生成AIをカスタマイズし使用するにはPythonが必要です!
- プログラミング2 → Pythonでは実装しにくい場合にはJavaが使われることも多し!
- 感性工学 → 当研究室への興味の前提ですので絶対必要!
3年生の科目では以下の通り.
- ソフトウェア開発 → 開発工程を理解し,GUIアプリを作るためには必須!
- ソフトコンピューティング → (当研究室の)検索フレームワークで根幹となる技術です!
- データビジュアライゼーション → プレゼンでは"データの見せ方"も重要!
など,挙げればキリがないですが,研究というのはそれぐらいいろんな技術が絡んでいるのです.
他にも,具体的なオブジェクトを対象とした研究の場合,過去の例でいうと
お化粧や
音楽などですが,当然ながらお化粧や音楽に関する知識も必要です.
Q: 情報マネジメントプロジェクト演習の前期は何に取り組みますか?
A: 実践的/応用的な活動に取り組むための基礎を身に付けます!
前期中はプログラミングとプレゼンテーションに関する能力を身に付けてもらいます!
プログラミング能力を身につけよう!
当研究室では,大半の卒研テーマがシステム開発系の研究です.
当研究室におけるシステム開発は,いわゆる出席管理システムや在庫管理システムのような実際に運用されているシステムではなく,今後運用が期待される人にやさしいコンピュータシステムや人の嗜好を探るシステムを実現することになります.
このようなシステム開発には"プログラミング能力"が欠かせません.
コンピュータを人間の思い通りに動かすためには,現段階では"プログラミング"が必要です.
詳しくは
プログラミングのページでで紹介しています.
プレゼンテーション能力を身につけよう!
せっかくの研究成果や企画,アイデアも,相手に内容がうまく伝わらなければ台無しです.
当ゼミではそんなことにならないように,ソフトコンピューティングの技術について学生が事前に調査し,授業時間にプレゼンを行う輪講を実施しています.
これは,教員サイドからの講義ではなく学生が主体になって互いに発表し合い,ディスカッションをとおして理解を深める学習方法です.
世の中の多くの大学研究室では,輪講形式が取られています.
輪講の様子
Q: 情報マネジメントプロジェクト演習では後期は何に取り組みますか?
A: 実践的/応用的な活動,いわゆるプレ卒研に取り組みます!
前期中にひととおりのプログラミング演習,実習をこなしたら,次は卒業研究を見据えた研究テーマを考えます.
研究テーマについては,基本路線は学生自身で発案することとしていますが,中には教員サイドからテーマを振ることもあります.
いずれにしても,学生の同意があった上で卒研テーマは決まることになります.
詳しくは
PBLをご覧ください.