2008年海外英語研修レポート②
カリフォルニア研修を通して
平成２０年１０月３日
生命環境科学科
岩崎 光洋
今回私は二度目の研修参加でした。高いお金を払ってまで二度までも参加した理由はというと、「純粋に英語力を向上させる！！」ただこの一点のみでした。昨年行った感想は、初めての海外ということもありとても勉強になるような貴重な体験をさせてもらいました。また、さらに英語に興味を持ちました。昨年の報告書にも記したのですが、「私には夢が出来ました。もう一度海外に出て英語を勉強する。」というふうに記しました。この夢を実現することができ、とても嬉しく思っております。
実際にアメリカに行き、最初に感じたことはアメリカのことではなく、自分の意思の固さに気付きました。冒頭にも述べたように、私は二回目ということもあり、今回は観光は程々でほとんどの力を会話することのみに費やすことを目標にアメリカの地を踏みました。みんながアメリカのいろんなところにはしゃいでいた時も僕だけは冷静に楽しむことより勉強することを第一に考えることが出来ました。
実際に授業を受けてみて、去年よりは話せているなと実感しました。先生やピアパートナーの人達と普通に会話が出来たことが僕にとってはとても感動的で嬉しく感じ、同時にとても楽しかったです。この研修に参加してよかったなと思いました。先生達とも再開でき嬉しかったです。先生方も僕の英語力が上がったと褒めてくれたので一層英語が楽しくなりました。
授業中はもちろん食堂や売店など寮の中などいろんなところで話せて良かったです。なかでも学校の外で見知らぬ人と話せたことがとても嬉しかったです。散歩している人に話しかけて一緒に散歩もしましたし、ショッピングの時に店員に話しかけてどの商品が一番良いかなどを話し合ったり、同じくショッピングの時にお客さんに話かけて一緒にお店の中を回ったり、野球観戦の時に近くで観戦している人に話かけたり、ファーストフード店の客と話したり、沢山話しかけることができました。アメリカの方はどなたでも親切でとても楽しかったです。英語を話すことでいろんな経験ができて良かったです。
中で一番の思い出はカリフォルニア州立大学の学長宅に伺えたことです。しかも、私は生徒を代表して学長と学長夫人に向けスピーチをさせていただきました。本当にとても良い経験だったと思っています。今回スピーチできたことは一生私の心に残ることは間違いないでしょう。英語でスピーチできたことにも感動でしたし、学長という身分がとても高い方と直接お話できたこともとても感動しました。
僕は４年生です。だから、僕にとってはもしかしたら最後のアメリカになるかもしれないですし、ましてやこの大学には二度と足を運ばないと考えたらとても寂しくなりました。アメリカにいる先生方のお陰で私はこれほどまで英語力をつけることができました。 皆様のおかげでこの研修を楽しめました。お世話になった先生方とも二度と会えないと思うとふと涙がこみ上げてきそうでした。
特に最後のほうでは一日一日を大切にしようと考えましたし、感謝の言葉を一人ひとりいおうと思いました。そして最終日にプレゼンが終わりフリータイムのときに一人ひとりお世話になった先生方に感謝の言葉を言いました。すると一人の先生から「私はあなたを教えてとても嬉しかった。なぜかというとあなたが野球場で知らない人に話しかけて沢山会話をしていたから。あなたが成長したことがとても嬉しい。」そう言って頂けました。さすがにこんな言葉を言われて平常心を保てるわけもなくその日初めて泣いてしまいました。僕を見ていてくれたことにとても感動しましたし、そんなに僕のことを思ってくれたかと思うと感情を抑えることができませんでした。
今回この研修に参加して英語力だけではなく、いろんなものを修得できたと思います。今回このプログラムを考えてくださった方々や、この研修に賛成してくれた家族や、アメリカで知り合った全ての人々に、そして一緒に三週間過ごした仲間たちにもう一度感謝の言葉を述べたいです。
「あなたたちのおかげで私は一回り成長できました。ありがとうございます。」
