FINEプログラム第3期生のレポート(アメリカ:カリフォルニア州立大学イーストベイ校ALP)

本学のアメリカの協定校の一つにカリフォルニア州立大学イーストベイ校があります。
本学は、カリフォルニア州立大学イーストベイ校併設の英語専門教育機関(ALP:American Language Program)で海外英語研修を実施しており、英語集中講座で語学力の向上を目指し、観光等の課外活動を通してグローバルな視野を広げる大変充実したプログラムとなっています。

 また、福工大特別留学プログラム(FINEプログラム)では、個人の希望により3ヵ月から1年間このALPで語学を学ぶ留学制度もあります。このプログラムで留学をした第3期生の田中さんが1年間の留学を終えて帰国しましたので、そのレポートをご紹介致します。

[国際交流支援室]

 

 Fineプログラムで学んだこと

2009年3月27日

生命環境科学科
 田中 裕梨

他国に行ったとき何度カルチャーショックを受けたか?

私の場合、ほぼ毎日色々な違いに気がつきました。

 

この一年間、Fineプログラムと呼ばれる留学プログラムを利用し、アメリカのCalifornia State of University East Bayで英語の勉強と専門分野について学びました。大きな日本との違いも、小さな差、例えば言葉の違い、移民文化、人との接し方、そのすべてが自分の視野を広げて変えていったのは間違いありません。 

 

アメリカでの第一の目的は英語を学ぶ事でした。始めの3週間は、一体何が宿題で何をやってくればいいのか分からない状態でした。しかし、だいたい1か月過ぎには、相手の言うことが分かるようになりました。話せる、聞けるという面に関して、問題はほとんどなかったのですが、英語は直接的な言い回しなので、そのせいで相手を誤解させたり、傷ついたりしましたが、それも英語の特徴、文化だと割り切ることで乗り越えられた気がします。

 

 アメリカの文化は、いろいろな国の文化が混じり合い、それぞれが協調し合っています。  サンフランシスコに行けば、スペイン語や中国語、タガログ語を英語と同じくらいの頻度で、耳にしました。ベトナム風レストランや韓国料理、日本食とたくさんの種類のレストランがありました。たくさんの文化がそれぞれ混ざり合って一つの国を作っていることは素晴らしいことだと実感しました。

 

 

 人との接し方についてもたくさん学びました。アメリカの人は誰にでも、笑顔で親しく挨拶します。目が合った時に笑顔を返されると、とても安心して挨拶ができます。だから知らない人とでも問題なく話がはずみます。いろいろな人と話すことで、違う見方や考えが広がりました、また人と話すことにたいして抵抗がなくなりました。

 

 言葉の違いや、文化の違い、人との接し方、その全てがアメリカらしさを作っていることを知りました。その中で、1年間暮らして一番、私が学んだことは、人はそれぞれ違って、その個性が素敵だということ。それは、見た目では分からないから、話してみて初めて分かると実感しました。

 

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