対数減衰


減衰比 <1.0 ですと振動は発生し, 以下のように定義できます.

また振動のようすは,以下のようになります.

図に示しましたように,もしも隣接する振幅のピークを測ることができますと, 振幅の比は一定になることが証明されます. この対数減衰は,以下のように定式化できます.

この式を 書き換え ますと,次のようになります.

注意:


対数減衰を見つけるために使われる振動のピークは,y軸の同じ側にないといけません.

同じ側にさえあれば,隣接していればどの2点を取ってもかまいません.

対数減衰から求められる減衰比の値は,振動がどのような形でスタートするかということには依存しません.

またあなたの理解度を右のプログラムで確かめてみてください..