新着情報[大学院 システムマネジメント専攻]前原研究室 農業情報学会2026年度年次大会「若手研究者イノベーション賞」受賞

トピックス
2026.07.07
2026年5月30日(土)~31日(日)に近畿大学東大阪キャンパスにおいて開催された「農業情報学会2026年度年次大会」において、システムマネジメント専攻2年 前原研究室の学生の研究発表が「若手研究者イノベーション賞」を受賞しました。
この学会は農業×情報技術(AI・IoT・データなど)に関する研究者や学生が集まり、研究成果を発表・議論する年次大会です。学生は若手研究者・学生ポスター発表の部における受賞となりました。受賞した研究のタイトルは「ハウス構造認識に基づく自動周回撮影車両の施策と今後の展望」です。農業環境に負荷をかけず、画像解析で認識したハフ変換や消失点推定により走行方向を求めて自動周回する撮影車両の開発と実用性を示した研究が高く評価されました。
この研究は福岡市東区のいちご農家マエムラファーム様と共同で行っています。偶然の出会いから実を結んだこの研究は、地域の農家の方と連携しながら、実際の栽培現場に役立つ技術の実現と地域貢献を目指しています。

MAEMURA FARM

「ハウス構造認識に基づく自動周回撮影車両の施策と今後の展望」
前原研究室では2023年度より「農業DX(デジタルトランスフォーメーション)」に取り組んでいます。現在、「あまおう農場」との共同研究をきっかけに作物の成長管理や収穫支援など、複数の課題に総合的に取り組むプロジェクトへと発展しています。
本研究では、ハウスの構造情報を活用した自動周回撮影車両の開発と、その社会実装可能性について報告しました。本研究では以前より、農作物モニタリングを試みてきましたが、人手による巡回観察や人工ランドマークに依存した走行制御が中心であり、安定運用や拡張性に課題がありました。そこで、ハウス内の母屋パイプやアーチパイプ構造を画像解析により認識し、ハフ変換および消失点推定等を用いて走行方向を推定する手法を提案しました。

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