大学紹介 学長あいさつ
知識や技能の融合を、強い人間力で実現し、
グローカルな社会でリーダーシップを発揮できる新たな「実践型人材」を育成します。
福岡工業大学
福岡工業大学短期大学部
学長 村山 理一
令和5年度から学長に就任した村山でございます。これまで本学で 20 数年の間、教育の第一線に立ち、人材の鍛錬・指導に力を注いでまいりました。この経験や見識を基盤としながら、教育改革の取り組みを各分野で進め、VUCA(予測不可能な)時代に活躍できる新たな「実践型人材」の育成に邁進していく所存でございます。
学生の「更なる付加価値向上」に向けて、従来の知識や技術にとどまらない、分野横断的なプログラムを導入、SDGs に代表される社会課題にも大きく踏み込み、解決力を養います。また推進エンジンとして社会実装を伴う「特色ある研究」の拠点化を進め、今日的な社会問題の解決力、実践力の醸成への還元を図ります。
人間力の育成においては「地域」での教育・貢献活動や「グローバル」な教育・交流活動を強めてまいります。地域課題にはプロジェクト学習を通じて課題解決への貢献を促し、地元への関心を喚起、次代の「地域人材」の育成へとつなげます。また多様な海外留学や学生交流を通じて異文化や多様性、包摂性について理解を深め、国際的協働への意識を高めます。さらに留学生の受入れ拡大や英語学習の強化により「内なるグローバル化」も推進、グローバルマインドセットの育成を強く図っていきます。
新たな取り組み実現への強力なけん引役として令和5年度に開学以来初となる副学長(2名)が誕生しました。この結果様々な教育改革が進み、カリキュラムモデルの共通化及び分野横断科目がいよいよ実現する段階に至っています。また海外協定校が倍増し、令和6年には国際学会を本学で初めて主催することができました。まだまだ多くのことが二人の副学長を起点として実現しようとしています。
今回の機会を「新たな創業」と捉え、「学修者本位の教育高度化」の歩みを進める福岡工業大学・同短期大学部にご期待くださいますようお願いいたします。
プロフィール
出身校 | 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻前期課程修了 (平成6年3月 博士(工学)取得) |
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略歴 | 昭和56年4月~平成12年3月 | 住友金属工業株式会社 研究員 |
平成12年4月~平成14年3月 | 福岡工業大学 助教授 | |
平成13年4月~平成14年3月 | 兼 福岡工業大学エレクトロニクス研究所 研究員 | |
平成14年4月~現在に至る | 福岡工業大学 教授 | |
平成16年5月~平成17年3月 | 兼 福岡工業大学エレクトロニクス研究所 研究所委員 | |
平成17年4月~平成19年3月 | 兼 福岡工業大学工学部 知能機械工学科長 | |
平成19年4月~平成21年3月 | 兼 福岡工業大学・同短期大学部 附属図書館長 | |
平成25年4月~平成29年3月 | 兼 福岡工業大学 工学部長 | |
平成31年4月~令和5年3月 | 兼 福岡工業大学 工学部長 | |
令和 3年4月~現在に至る | 兼 学校法人福岡工業大学 評議員 | |
令和 4年10月~令和5年3月 | 兼 福岡工業大学 学長補佐 | |
令和 5年4月~現在に至る | 兼 福岡工業大学‧同短期大学部 学長 |