教養力育成センター 教養力育成科目の学修

教養力育成センターは、学生のみなさんの「教養力」を涵養することを目的に組織化された新しい教育部門です。

教養力育成科目について

「教養力育成科目」とは

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「教養力育成科目」は、幅広い学問分野の基本的な教育と「教養力」*²の涵養を目的とする科目群です。一般的には大学における教養科目として位置付けられますが、本学独自の授業展開により下記のような取り組みを行っています。

  • 「教養力」を培う学びと実践の場として授業の最適化を図る
  • 学修効果を高めるさまざまな工夫や仕掛けをもたせる
  • 積極的にアクティブ・ラーニング形式の学修形態を採用する

知識や経験を獲得すること(インプット)と、それを応用したり発想のもとにしたりして実践すること(アウトプット)を繰り返すなかで、トライアルアンドエラーを積み重ねることにより培われる力。

「コア群」と「展開群」

教養力育成科目は、4つの必修科目で構成される「コア群」とそのほかの「展開群」にわけられます。

学びの特長

「教養力」を支える“4つの力”を身につける授業

教養力育成センターでは、大きく“4つの力”「対応力(当事者意識)」「コミュニケーション力」「課題解決力」「スタディ・スキル」が「教養力」を支えると定義しています。教養力育成科目の授業では、教科の学修とともに“4つの力”を身につけるため、さまざまなトライアルアンドエラーの体験を実践しています。

コミュニケーション力

双方向で意思を伝え合い、信頼を構築したり、互いに理解を深め合ったりできる力。

対応力(当事者意識)

他者と目標を共有し、その達成のために力を合わせたり、担うべき役割を果たしたりできる力。

課題解決力

自ら課題に気づき、その解決のためにどのようなことをすべきかを理解して行動する力。

スタディ・スキル

大学におけるより高度かつ専門的な学修に対応するためのスキル・姿勢。

アクティブ・ラーニング形式で学修

本学では、授業科目の約8割において、知識の定着に効果があるといわれるアクティブ・ラーニング形式の学修を取り入れており、「教養力育成科目」においてもそれを積極的に導入しています。

「学生から教員への質問」「教員から学生への声かけ」といった双方向性のコミュニケーションが生まれます。

「学生同士で教え合う」や「グループで学ぶ」を取り入れた授業や、先輩学生による「クラスサポーター制」を採用した授業を行なっています。

ピックアップ授業

あらゆる物事が激しく変化し、将来の見通しが立ちづらい現代。そんなVUCA時代を生き抜くために必要なスキルとして、1年次の必修科目に「キャリア・デザイン」と「コミュニケーション・デザイン」の2つのクラスを設定。
前期に行われる「キャリア・デザイン」では、自己理解、社会理解、そして自己と社会の関連付けという3段階の学びを通して、自分はなぜ大学に進学したのか、なぜ現在の専門分野を選択したのか、そして、これから何をしていきたいかという将来の計画やビジョンについて考えていきます。
後期に行われる「コミュニケーション・デザイン」では、あるトピックに関して学生同士で話し合うことで、議論スキルとコミュニケーション能力を習得します。これらを通して、自らの行動や思考の傾向を理解することができるようになります。
それぞれ15回ずつの講義で段階的に学び、全体の総括として終盤で学習プロセスをレポートにまとめます。VUCA時代に必要なスキルを身につけ、自分らしさを活かしながら、社会をより良いものにしていけるアントレプレナーシップを持った人材を育成します。

教員一覧・研究概要

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