情報メディア学科 メディアコミュニケーションコース【短大】

メディアコミュニケーションコースの特徴

コンピュータを用いたデザインやWebなどのメディア領域、ビジネスに関する領域を中心に学ぶコースです。

#プログラミング #データサイエンス #メディア #マーケティング #コンピュータグラフィックス #デザイン #マネジメント #データ活用

「デザイン」と「ビジネス」の実践力を磨く。

デザイン系の科目では、「Macデザインルーム」などを利用し、例えば、実際にWebショップのデザインを行うなどクリエイティブ系のスキルを実践的に学びます。ビジネス系の科目では、新店舗の開業を想定した演習を行うなど、幅広い応用力を身につけていきます。

ピックアップ! PBL科目

メディアアート実践

「メディアアート」とは先端技術を用いたアートワークのこと。例えば、ライブパフォーマンスで、アーティストのダンスに合わせて映像が動いたり、指を差す動作に合わせてレーザーライトが点滅したりといったものがイメージしやすいかもしれません。いわゆる「アート」との違いは、人のアクションや人との交流を介在させる表現であること。人が触って音が鳴る、人とのコミュニケーションで変化するようなインタラクティブ(双方向型)なアートです。

そうしたメディアアートの学修にあたって、この授業では、プログラミングによる視覚的な表現に挑戦。「Processing」という言語・環境を用いてモーショングラフィックス(単純な図形をアニメーションにする)を制作します。学修の狙いは、あくまでも「プログラミングで何を表現するか」です。それゆえこの授業では、「結果が面白いか」「表現したいものがちゃんとできたか」が評価の基準になります。

動画は授業計画の後半の自由制作の様子です。制作中はその進捗を教員に「報・連・相」することも作業のひとつ。最終回のプレゼンテーションに臨むべく、自分たちの思い描いた表現を実現するために必要なアドバイスをもらいます。

マーケティング実践

例えば、音楽であれば、「CDを買う」から「サブスクリプションに加入する」が主流となったように、近年、消費者の行動が「所有を前提としたもの」から「利用を目的とするもの」へと変わりつつあります。当然のことながら、企業側にも、「モノをつくって売る」から「サービスを継続的に使ってもらう」へというように、ビジネスモデルのパラダイムシフトが求められています。

デジタル化が進行する現在、価値ある顧客体験 (CX: Customer Experience) を創り出すことに多くの企業が挑戦しています。そこで、この授業では、さまざまな演習を通じて「企業の立場から顧客の視点で発想していく」思考方法を体験的に学びます。

動画では、学生たちが、「自分たちで新しいサブスクリプションを立ち上げるとしたら?」という課題に取り組んでいます。ビジネスとして成立するかといったことを意識しながら自由にアイデアを出し合ったようです。果たしてどのような企画が出てくるのでしょうか。

Webデザイン実践

「企業から新商品のプロモーションサイト制作を依頼された」という想定で、Webサイトを共同制作します。サイトの目的は、新商品を「知ってもらい」「気に入ってもらい」「買ってもらう」こと。企画力・技術力・デザイン力・文章力などメンバーの得意分野を活かしながら、より良いサイトづくりを目指します。

映像制作

映像制作において必要不可欠な絵コンテ。シーンやカット、動き、カメラワークなどさまざまな場面で設計図となる絵コンテを、自分で描き実際に映像を制作します。さまざまな手法を使ったアニメーションやモーショングラフィックス、ビジュアルエフェクトを利用し即戦力になりうるスキルを身につけます。

VOICE ~ メディアコミュニケーションコースについて聴きました

基礎を学び、自分はデザイン系に向いていると実感。
さらなる高みを目指して、資格取得にも挑戦中!

宮原 明梨 さん
福岡県/九州国際大学付属高等学校 出身

もともとはアプリ開発の仕事に興味があり、情報技術系の大学を志望していました。でももし自分に合わず、希望職種が変わったらどうしようという不安があったんです。こちらの短期大学部では、プログラミングやグラフィックなどの基礎を学んでから、一年次後期でコース選択できると知り、そこに魅力を感じました。

前期を経て、自分にはグラフィック系の授業が合っていると感じ、メディアコミュニケーションコースを選択。小学生の頃から写真を撮ったり、動画を作ったりしていたので、illustratorでポスターや雑誌の表紙などのデザインをする「グラフィック処理演習」、動画編集に役立つ「CG概論」の授業を履修しました。そうした専門的な学びのほか、社会に出た時に役に立つWordやExcelの使い方や、社会人マナーを学ぶことができる授業もあり、このコースを選んで良かったと感じています。

また、学校の資格支援制度を利用して、CGと映像制作のスキルを証明する「CGエンジニア検定」を取得。就職に役立つと思うので、これから「マルチメディア検定」や「ITパスポート」も取得する予定です。学内合同企業説明会やインターンに参加するなど、就職活動も少しずつ始めています。そこでさまざまな企業があることを知り、将来はデザインに関わる仕事を含め、幅広いジャンルで考えていけたらと思います。

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