新着情報[地域貢献・PBL]新宮町 水生生物調査PBL 社会環境学部 乾教授ゼミナールで調査・報告を実施しました
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2025.05.19
福岡工業大学 × 新宮町
社会環境学部乾教授の「ゼミナールⅠ(2年生対象)」では、包括的連携協定を締結している新宮町の川や海の水生生物について調査しています。この調査は、「新宮町および相島の海・河川を中心に、町内に生息している魚類をはじめとする水生生物の生息状況を明らかにする」というテーマで2023年度に引き続き、2024年度も実施されました。
【実地調査:2024年6月~11月】計7地点で調査を実施し、新宮漁港(福岡県糟屋郡新宮町湊)では、スズキやヒラメ、マダイ、アナハゼ(NT:福岡県レッドデータブック)、ドチザメ(EN:IUCNレッドリスト)など、28種が確認されました。(下写真は6月17日(月)新宮漁港での調査風景)
【報告会:2025年4月21日】2024年度は、59種の魚類の採取に成功し、アブラボテ(NT:環境省レッドリスト、福岡県レッドデータブック)など2024年度に初めて確認された種も含まれていました。学生たちは実地調査の結果を報告し、それを受けて新宮町より「これまでの研究・調査内容が町民に知られていない。せっかく調査していただいているので新宮町の広報紙にて周知してみてはどうか。また町民向けの生物分布図を、一緒に作成したい」との提案がありました。この提案に対しても、学生たちはそれぞれのアイデアを発表しました。
社会環境学部では、引き続き水生生物の調査を継続していくとともに、アイデア出しを行った生物分布図については、今後、社会環境学部と新宮町にて公表に向けて検討していく予定です。
社会環境学部では、引き続き水生生物の調査を継続していくとともに、アイデア出しを行った生物分布図については、今後、社会環境学部と新宮町にて公表に向けて検討していく予定です。