新着情報「ボランティア活動初心者講習会~『はじめの一歩』を踏み出そう!~」を実施しました

トピックス
2025.07.23
2025年7月9日(水)、「ボランティア活動初心者講習会 ~『はじめの一歩』を踏み出そう!~」を開催しました。当日は、学生・教職員あわせて122名が参加し、ボランティア活動への関心の高さがうかがえる講習会となりました。
今回は、社会福祉法人 久留米市社会福祉協議会より会長の中島年隆氏、地域福祉課 課長の漆原数弥氏、課長補佐の塚本健治氏をお招きし、災害ボランティアの実践的な内容を中心としたご講演をいただきました。
講師の漆原氏からは、ボランティア活動の基本的な理念に加え、久留米市における災害時のボランティアセンター運営体制や、現場での課題と工夫など、豊富な事例を交えて紹介されました。「ボランティア活動≒恋愛」というユニークな比喩や、「ありがとう」の持つ力についての話は、参加者が自分自身の関心や価値観と重ねて考えるきっかけとなりました。
参加者からは、「災害支援の現場のリアルな声が聞けた」「自分でも何かできることがあると感じた」といった前向きな感想が多く寄せられました。
また、講演の中では、災害復旧の現場では一般のボランティアだけでは対応が難しい場面が多く、専門的な知識や技術が求められることが紹介されました。土砂除去や重機操作、高所作業に加え、ICTやドローン・ロボット技術を活用した支援、地形情報の解析による減災計画などがその一例です。これらの分野は、工学・情報・社会環境を学ぶ本学の学生が力を発揮できる領域であり、将来的に技術系ボランティアや地域防災の担い手として活躍する可能性が大いに期待されています。
福岡工業大学では、今後も地域社会に根ざした実践的かつ課題解決志向の学びを重視し、学生一人ひとりの「やってみたい」という思いが、社会を支える力につながるよう支援を続けてまいります。

■ 災害ボランティアに参加する際の留意点(講習で紹介された内容から)

  •  無理をせず、自分にできることから始める  体力や経験に応じて、無理のない範囲で関わることが大切です。
  • ​ 安全第一を徹底する            長靴や軍手、マスクの持参、感染症・熱中症対策も含めた準備が必要です。
  • ​ 現地との信頼関係を重視する        活動中の礼儀やマナー、写真撮影・ 必要に応じて相手にも助けてもらうなど、双方向の関係を築く姿勢が求められます。
  •  自己完結型の行動を意識する        水分・食料・衛生用品などは持参し、現地に負担をかけない準備を心がけましょう。

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