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子どもの遊び支援者にみる教育的配慮

分野
教育社会学
キーワード
社会化、教育観、遊び支援
社会環境学部 社会環境学科

助教 白坂 正太

研究概要

 本研究は、社会学的社会化研究がその存在を前提として議論を進めてきた「子ども」を問い直すために、「大人」が「子ども」に向ける二つの教育的配慮(ariés1960)の関係性に着目しながら、社会的存在としての「子ども」を描きだすことを目的としている。
 教育的配慮の交錯が激しいと考えられる遊び支援現場に着目し、対象現場の実践的課題とその解決へのアプローチを把握することで、教育的配慮の2側面「水路づけ」「尊重」の関係を構造的に捉えていく。子どもの規律的側面「水路づけ」と自律的側面「尊重」において、遊び支援者にどのような葛藤が生じるのかを明らかにし、【思惟】と【行為】レベルの観点から整理しながら、その教育観変容過程を分析する。

利点・特徴  従来の社会化研究が枠組みとしてきた<親―子><教師―生徒>といった役割に準拠しない枠組みを構築する。
応用分野 人間関係の形成に関する研究領域に応用できると考えられる。