新着情報[地域貢献]古賀市 健康介護課 × 情報工学科 馬場研究室 子どもの生活習慣をアプリで記録し、丈夫な骨づくりへ
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2025.04.11
学生が開発したアプリが古賀市の小中学校で活用されます
情報工学部情報工学科4年(2024年度当時)馬場研究室所属の学生が、子どもの生活習慣調査を記録するアプリを開発しました。これは古賀市の健康介護課と連携して開発したもので、入力すると古賀市のキャラクターが登場し、その内容に応じた健康アドバイスを提供します。また、継続して入力することで樹木を成長させるなど、ゲーム感覚で楽しみながら入力できるよう工夫されています。卒業研究として開発されたこのアプリは2024年度の試行を経て、2025年度は古賀市の全小中学校で実施されることが決定しました。
以下、学生へのインタビューです。
Q1.今回、古賀市に協力することになったきっかけは?
A1.馬場先生が古賀市と「仮名加工情報を用いたデータサイエンスに関する連携協定」を締結し、健康介護課から「子どもの健康づくり推進事業への協力」として「骨密度測定結果の集計ソフトの作成や分析」の依頼がありました。この取り組みに卒業研究として参加したのがきっかけです。
Q2.一番苦労したところ、成功したところ
A2. 最も苦労したところはアプリのセキュリティ対策です。まずは基本的なセキュリティの概念を学びつつ、個人情報を適切に保護する仕組みを調査し、実装することが大変でした。成功したところは、様々な方と議論を重ね、アンケートを通じて子ども達が生活習慣を意識するきっかけを得られるというアイデアを形にできたことです。
Q3.アプリ作成で個人的に一番こだわったところ
A3. 一番こだわったのは、負担の少ないアンケートです。回答時の基本情報(学校名、名前、学年など)は毎回、入力しなければならないのが課題でした。これについて2回目以降はサーバー側で情報を保持し、自動で入力される仕組みを導入することで、回答者の負担を軽減しています。さらに、小学生でも理解しやすい内容にするため、選択肢を活用するなど、スムーズに回答できるよう工夫しました。
Q4.今後、このアプリをどのように活用して欲しい?
A4. まず、健康に関するデータ収集や分析の効率化です。アプリを通じて、毎日の健康習慣や生活状況に関するデータを簡単に収集できるため、これを活用してより効果的な健康管理や支援を行うことが可能です。小中学生の健康意識を向上させるために、アプリを使った日々のデータ入力や出力シートによるフィードバックを通じて、子ども達自身が自分の健康状態を見直し、改善点に気づくことができるような機会を提供してほしいと考えています。
Q1.今回、古賀市に協力することになったきっかけは?
A1.馬場先生が古賀市と「仮名加工情報を用いたデータサイエンスに関する連携協定」を締結し、健康介護課から「子どもの健康づくり推進事業への協力」として「骨密度測定結果の集計ソフトの作成や分析」の依頼がありました。この取り組みに卒業研究として参加したのがきっかけです。
Q2.一番苦労したところ、成功したところ
A2. 最も苦労したところはアプリのセキュリティ対策です。まずは基本的なセキュリティの概念を学びつつ、個人情報を適切に保護する仕組みを調査し、実装することが大変でした。成功したところは、様々な方と議論を重ね、アンケートを通じて子ども達が生活習慣を意識するきっかけを得られるというアイデアを形にできたことです。
Q3.アプリ作成で個人的に一番こだわったところ
A3. 一番こだわったのは、負担の少ないアンケートです。回答時の基本情報(学校名、名前、学年など)は毎回、入力しなければならないのが課題でした。これについて2回目以降はサーバー側で情報を保持し、自動で入力される仕組みを導入することで、回答者の負担を軽減しています。さらに、小学生でも理解しやすい内容にするため、選択肢を活用するなど、スムーズに回答できるよう工夫しました。
Q4.今後、このアプリをどのように活用して欲しい?
A4. まず、健康に関するデータ収集や分析の効率化です。アプリを通じて、毎日の健康習慣や生活状況に関するデータを簡単に収集できるため、これを活用してより効果的な健康管理や支援を行うことが可能です。小中学生の健康意識を向上させるために、アプリを使った日々のデータ入力や出力シートによるフィードバックを通じて、子ども達自身が自分の健康状態を見直し、改善点に気づくことができるような機会を提供してほしいと考えています。