新着情報2025年度 学部・学科横断型科目がスタート「Future Vision 実践(SDGs探究)」が実施されました

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2025.09.08
2025年度より本学では、学部・学科の枠を超えて社会とつながる学びを実践する「横断科目」がスタートしました。その一環として、1年次対象の夏季集中講義「Future Vision実践(SDGs探究)」を8月21日・22日・25日・26日の4日間にわたり開講しました。本学の1年生11名に加え、科目等履修生として2大学から6名が参加し、計17名の学生が多様な視点を持ち寄り、SDGsの課題に取り組みました。
本講義では、SDGsの17目標を学びながら、各自の専門分野の知識を活かして課題解決策を考案。グループワークを通じて議論を深め、最終日には成果発表を行いました。初日はSDGsの基礎と科学的探究の手法を学び、個人で課題を調査。2日目には関連研究の紹介と社会調査・データ分析の基礎を習得。3日目はグループに分かれ、テーマ選定から情報収集、スライド作成まで協働して準備を進めました。
4日目には福津市の株式会社林田産業を訪問。グリーンリサイクルセンターでは、放置竹林の竹や木くずを粉砕し、パウダー状に加工して肥料として再利用する工程を見学しました。これらSDGsに直結する取り組みを見学し、座談会では地域連携や産官学連携による社会的価値創出について学びました。午後には各グループが、SDGsの課題と現状・解決策について発表し、教員からの講評を受けて振り返りを行いました。
終了後のアンケートでは、94%の学生が「意義があった」と回答。「多様な視点で社会課題を考えることで、より深い理解が得られた」「専門外の知識が加わることで、問題解決の可能性が広がった」といった声が寄せられ、充実した学びの場となりました。

<担当教員>
電気工学科 田島大輔 教授(代表)
情報システム工学科 下戸健 准教授、社会環境学科 陳艶艶 准教授、教養力育成センター 古川武史 教授

(参照)株式会社林田産業
「地球の掃除人」という経営理念に基づき、一般廃棄物の収集運搬、汚水処理装置等の維持管理、廃棄物のリサイクル事業といった「快適生活環境創造業」を通して地域に密着し、地域社会に貢献しています。

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