新着情報[大学院 システムマネジメント専攻]前原研究室・モノづくりセンター第28回サイバースペースと仮想都市シンポジウム「優秀発表賞」受賞

トピックス
2026.01.28
2025年12月23日(火)東京都の東京情報デザイン専門職大学において開催された「第28回サイバースペースと仮想都市シンポジウム」において、大学院工学研究科システムマネジメント専攻1年前原研究室の学生2名と、システムマネジメント学科3年の学生、モノづくりセンターから技術支援として参加した情報工学専攻2年の学生の研究発表が「優秀発表賞」を受賞しました。
このシンポジウムは、日本VR学会の「サイバースペースと仮想都市研究会」が主催するもので、コンピュータネットワーク上の仮想空間(サイバースペース)や仮想現実(VR)技術を活用した新しい社会のあり方について、技術的・社会的な視点から学際的に議論する研究発表会です。
受賞した研究のタイトルは「レンズの組み合わせによる遠近調節誘発装置の試作と基本検証」です。VRが成人の視力にも良い影響を与える可能性に着目し、効果を高めるためにレンズの組み合わせを用いて3D映像を提示する装置の制作を試みた研究が評価されました。
チームでは立案、考察、検討担当やプログラミング担当、装置を形にする担当に分かれ、連携して進められました。それぞれの得意分野を活かし、学年等を越えた協働により本研究は実現しました。今後の展開も期待されます。
「レンズの組み合わせによる遠近調節誘発装置の試作と基本検証」

近年、若年層の視力低下が社会問題となる一方、VR(Virtual Reality)技術はゲーム、医療、教育など多様な分野で活用が進んでいます。本研究は、VRを用いた視力回復を目指し、その効果を高めることを目的としました。
先行研究では、少年少女を対象とした調査で、VRの使用により一部に視力改善が確認され、成人向けVRアプリ試作実験では8名中3名に改善が見られましたが、明確な傾向は得られていませんでした。現行のVR HMD(Virtual Head Mounted Display)には目の「調節機能」が働く仕組みが実装されていません。そこで本研究では、レンズの組み合わせにより目の調節機能を誘発する装置を試作し、20代男女12名を対象に実験を実施しました。その結果、3m視力で3名、40cm視力で7名に回復が確認され、ピント調節に用いる筋肉のリラクゼーションが寄与した可能性が示唆されました。
今後は装置の改良、両眼での検証を進め、将来的にはVR HMDへの実装を目指します。

ダウンロード

PDFでのダウンロード

過去のキャンパスメール

お問合せ

福岡工業大学 入試広報課(広報係)
TEL:092-606-0607(直通)
入試広報課(広報係)お問合せフォーム

  1. TOP
  2. 新着情報
  3. トピックス
  4. [大学院 システムマネジメント専攻]前原研究室・モノづくりセンター第28回サイバースペースと仮想都市シンポジウム「優秀発表賞」受賞