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東アジア地域でのモノづくりにおける国際的な生産分業及び資源循環構造

分野
経済政策
キーワード
国際分業、貿易論、アジア経済、多国籍企業
社会環境学部 社会環境学科

教授 藤井 洋次

研究概要

 東アジア諸国・地域の経済発展は、日米を中心とした海外からの直接投資の流入を背景に、投資国間や域内での生産工程間分業が進展し、製造業生産と製品輸出の拡大によって経済成長が牽引されるという外資依存・輸出主導型の発展を遂げてきた。
 さらに、2000年代以降には、経済成長による人々の所得水準の上昇によって国内市場が拡大し、成長の一翼を担うまでになっている。
 そこで、東アジアの経済発展を促してきた国際分業のあり方の変化や、それを促してきた技術の発展及び貿易制度の変化を研究している。

1.戦後の国際分業の変化の研究

 東アジアの経済発展の背景にある先進国の多国籍企業による生産工程分割と生産工程の国際的分散は、これまでの貿易論では十分に説明できない。
 そこで、現在の国際的な生産分業構造の現状分析とともに、その理論研究を行っている。

2.国際分業の拡大によるグローバルな資源循環の研究

 世界の製造業の中心が、先進諸国から東アジアに大きくシフトしたことに伴い、生産に必要なさまざまな資源や資本財・中間財の国際的な流れが大きく変化している。
 さらに、商品の生産・消費・廃棄・再利用のサイクルが、国内から国際的に広がってきている。
 そこで、国際的な生産工程の分散におけるエネルギー消費の抑制や環境汚染の防止などの制度設計は国際的な課題となっており、その研究を行っている。

利点・特徴
  • 国際分業の変化と環境制度に関する研究
応用分野
  • 国際的な環境政策や環境規制の研究
  • 貿易と環境の関連の研究