新着情報学生自身が授業をサポート。クラスサポーター向けファシリテーション研修を実施
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2023.04.18
2023年3月23日(木)、2023年度にクラス・サポーター(以下、CS)を担当する学部生を対象にファシリテーション研修を実施し、CS候補生52名と、教職員4名の計56名が参加しました。本学では、大学院生および学部生が先輩学生として授業をサポートする活動として、TA(ティーチング・アシスタント)・SA(スチューデント・アシスタント)およびCSによる取組が行われてきましたが、2022年度より各取組を統合し、「学生授業サポート制度」として運用することにより、学生スタッフの育成と教育効果の最大化につなげています。また本研修は、オンデマンド型研修としてTA・SA候補生にも公開しています。
本研修は、「① ファシリテーションについて理解すること。② 研修前より研修後に、学生サポーターとしてのマインドセットが整うこと。③ 学生サポーター候補者とCS 経験者、お互いに学び何か得ること。」の3つを目的に実施されました。研修は、土屋麻衣子先生(教養力育成センター)により、4~5人単位で11グループに分かれ、グループワーク形式で進められました。
ワークでは運営スタッフの他、CS経験のある参加者からも自らの経験を踏まえたアドバイスが行われ、その中で、授業の主役は受講生であり、CSは前に出すぎず、受講生の学びを最大限にできるようなアシストを心掛けていること、答えをそのまま伝えるのではなく、受講生が自分で考えることをサポートできるような声掛けをするようにしていることなどが伝えられました。
全体共有では、この研修の中でファシリテーションに必要なテクニックなど具体的な知識を得ることができ、その知識と実際のCS役をしてみた経験が結び付いたことで、「受講生の様子を観察し、注意も含め必要なサポートができる」という項目について評価が伸びたという意見が多かったという発表があった他、具体的なCSのイメージが湧かず不安だったが、この研修を受けてCSに求められる役割などを知ることができ不安が和らぎ、さらにCSを担当することが楽しみに感じられるようになった、先輩CSである運営スタッフの振る舞いを見てCSとしての心構えができた、などの発表がありました。最後に土屋教授より今後のCSとしての活躍への期待が伝えられ、研修は閉会となりました。
ワークでは運営スタッフの他、CS経験のある参加者からも自らの経験を踏まえたアドバイスが行われ、その中で、授業の主役は受講生であり、CSは前に出すぎず、受講生の学びを最大限にできるようなアシストを心掛けていること、答えをそのまま伝えるのではなく、受講生が自分で考えることをサポートできるような声掛けをするようにしていることなどが伝えられました。
全体共有では、この研修の中でファシリテーションに必要なテクニックなど具体的な知識を得ることができ、その知識と実際のCS役をしてみた経験が結び付いたことで、「受講生の様子を観察し、注意も含め必要なサポートができる」という項目について評価が伸びたという意見が多かったという発表があった他、具体的なCSのイメージが湧かず不安だったが、この研修を受けてCSに求められる役割などを知ることができ不安が和らぎ、さらにCSを担当することが楽しみに感じられるようになった、先輩CSである運営スタッフの振る舞いを見てCSとしての心構えができた、などの発表がありました。最後に土屋教授より今後のCSとしての活躍への期待が伝えられ、研修は閉会となりました。