知能機械工学科オリジナルサイト 学習・教育到達目標
知能機械工学科の学習・教育到達目標(A~I)、その評価方法と評価基準を次に示します。
A 地球的視点から多面的に物事を考える能力 |
1.産業社会における技術者・産業人の倫理に関する概念を修得し、安全な世界を築くため多面的に物事を考える能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)工業技術史を修得する。 (2)地域性、文化性に工業技術の発展の歴史を理解する。 (3)異なった国、民族が関与した結果として現在の工業技術があり、今後も世界的規模で工業技術は開発されていくことを修得する。 上記を基準にして次に示す授業科目取得と成績により評価する。「工業技術史」「技術者倫理」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「工学概論」「エネルギー・環境工学」「先端知能機械工学概論及び演習」「国際工学実習」 |
B 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 |
1.新技術の開発や応用に関わる技術者は、社会に対して責任を負っていることを認識する能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)技術が社会、自然に対して及ぼす影響を理解している。 (2)技術者の社会に対する責任を理解している。 (3)技術者としての道徳を理解している。 上記を基準にして次に示す授業科目取得と成績により評価する。「機械物理学実験」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「工業技術史」「技術者倫理」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「工学概論」「エネルギー・環境工学」「先端知能機械工学概論及び演習」 |
C 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力 |
1.専門科目を受講するために必要な数学や物理学の基礎知識を、専門基礎科目で修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)解析学、代数学の基礎を修得している。 (2)力学の基礎を修得している。 (3)数学、物理と知能機械の関連を理解している。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「数学基礎演習」「線形代数Ⅰ」「解析Ⅰ及び演習」「線形代数Ⅱ」「解析Ⅱ」「微分方程式」「物理基礎演習」「物理学Ⅰ及び演習」「機械物理学実験」「物理学Ⅱ」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「解析Ⅲ」「確率と統計」 |
2.専門基礎科目や専門科目で修得した能力を、知能機械の設計・創成に関連する科目、ならびに卒業研究で具現化する応用力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)パソコンを使いこなせる。 (2)C言語を修得している。 (3)Excelを修得している。 (4)コンピュータを使ったロボット制御を理解している。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「ものづくり基礎実習」「熱力学Ⅰ」「熱力学Ⅱ」「流体力学Ⅰ」「流体力学Ⅱ」「機械力学Ⅰ」「機械力学Ⅱ」「材料力学Ⅰ」「材料力学Ⅱ」「CADシステム」「知能機械制御工学」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「伝熱工学」「エネルギー・環境工学」「トライボロジー」「デジタルエンジニアリング」「ロボット工学」「人工知能概論」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」「数値解析」 |
D 知能機械工学に関する分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 |
1.機械製図、機械4力学、機械材料、機械工作法、電気基礎学、計測・制御工学に関連する専門科目を履修し、知能機械の設計・創成に応用する能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)材料力学、機械力学、熱力学、流体力学の基本を修得している。 (2)専門科目と知能機械設計の関連を理解している。 (3)機械材料、機械要素、機械加工、計測制御の基本を修得している。 (4)専門科目と知能機械設計の関連を理解する。 (5)体系化された専門科目と新技術のつながりを理解する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「物理学Ⅱ」「ものづくり基礎実習」「熱力学Ⅰ」「熱力学Ⅱ」「流体力学Ⅰ」「流体力学Ⅱ」「機械力学Ⅰ」「機械力学Ⅱ」「材料力学Ⅰ」「材料力学Ⅱ」「基礎製図Ⅰ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「CADシステム」「機械材料」「機械工作法Ⅰ」「電気基礎学」「知能機械制御工学」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「伝熱工学」「エネルギー・環境工学」「トライボロジー」「機械工作法Ⅱ」「デジタルエンジニアリング」「ロボット工学」「計測工学」「人工知能概論」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」「数値解析」「国際工学実習」 |
E 種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 |
1.機械要素、機械工作法、計測・制御工学、CAD・CAM・CAE、知能機械創成に関連する専門科目を履修し、知能機械を設計・製造する基礎能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)複合機械装置の設計仕様書を立案できる。 (2)複合機械装置のコンセプト設計ができる。 (3)複合機械装置の部品図が設計できる。 (4)複合機械装置の組立て図が設計できる。 (5)複合機械装置の製作、制御ができる。 (6)CADを利用した複合機械装置の部品図、組立て図が製作できる。 (7)CAMを利用した知能機械の企画ができる。 (8)設計に必要な書類は本来文書化して顧客に渡されるものであることを修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「熱力学Ⅰ」「熱力学Ⅱ」「材料力学Ⅰ」「材料力学Ⅱ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「CADシステム」「機械材料」「電気基礎学」「知能機械制御工学」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「伝熱工学」「エネルギー・環境工学」「トライボロジー」「デジタルエンジニアリング」「ロボット工学」「計測工学」「人工知能概論」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」「数値解析」「国際工学実習」 |
F 論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力 |
1.コンピュータ、コミュニケーション・プレゼンテーションに関連する科目、実験・実習に関連する報告書、ならびに卒業研究課題においては、論理的な記述能力や口頭発表能力や質問応答能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)調査・試作等の研究成果を英文或いは日本文でまとめ、与えられた時間内に発表する能力を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「数学基礎演習」「線形代数Ⅰ」「解析Ⅰ及び演習」「線形代数Ⅱ」「解析Ⅱ」「機械物理学実験」「ものづくり基礎実習」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「確率と統計」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」「国際工学実習」 |
2.コミュニケーション・プレゼンテーションに関連する科目、ならびに卒業研究の発表会で口頭発表技術や論文作成技術を修得し、高度なコミュニケーション能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)成果を他人に理解してもらうために、平易に話す能力を修得する。 (2)成果や要点を得た資料にまとめる能力を修得する。 (3)共通のテーマに関して討論する能力を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「知能機械創成実験」「卒業研究」 |
G 自主的、継続的に学習する能力 |
1.講義内容について自ら進んで質問し、問題を解決する能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)講義内容がわからない場合には、担当の教員に自ら進んで相談し問題を解決する能力を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「数学基礎演習」「線形代数Ⅰ」「解析Ⅰ及び演習」「線形代数Ⅱ」「解析Ⅱ」「物理基礎実習」「物理学Ⅰ及び演習」「機械物理学実験」「物理学Ⅱ」「流体力学Ⅰ」「流体力学Ⅱ」「機械力学Ⅰ」「機械力学Ⅱ」「材料力学Ⅰ」「材料力学Ⅱ」「基礎製図Ⅰ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「CADシステム」「機械材料」「機械工作法Ⅰ」「知能機械制御工学」「知能機械基礎実験Ⅰ」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「確率と統計」「エネルギー・環境工学」「機械工作法Ⅱ」「デジタルエンジニアリング」「ロボット工学」「人工知能概論」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」 |
2.卒業研究課題に関する知識や研究背景を調査し、指導教員との討議等により自主的、継続的に学習する能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)卒業研究の遂行に際し、課題に関する知識や研究背景を調査し、指導教員との討議等により自主的、継続的に学習する能力を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「知能機械創成実験」「卒業研究」 |
H 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力 |
1.与えられた時間や制約条件の下で知能機械創成課題や卒業研究課題を行い、目的意識や計画的に仕事を進める能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)知能機械の創成には、目的意識や役割分担ならびに責任の所在の明確化の重要性を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「数学基礎演習」「線形代数Ⅰ」「解析Ⅰ及び演習」「線形代数Ⅱ」「解析Ⅱ」「機械物理学実験」「ものづくり基礎実習」「機械力学Ⅰ」「機械力学Ⅱ」「基礎製図Ⅰ」「基礎製図Ⅱ」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「CADシステム」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「確率と統計」「エネルギー・環境工学」「デジタルエンジニアリング」「知能機械制御言語及び演習」「先端知能機械工学概論及び演習」「国際工学実習」 |
2.知能機械創成課題や卒業研究課題に関する成果の記録を通して、調査・研究の結果を図式化及び文書化する能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)知能機械の創成には、調査・研究の結果を図式化及び文書化の重要性を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「知能機械創成実験」「卒業研究」 |
I チームで仕事をするための能力 |
1.知能機械設計、CAD・CAM・CAE、知能機械基礎実験、知能機械創成実験に関連する課題、ならびに卒業研究課題を通して、チームで仕事ができる能力を修得している。 |
【評価方法と評価基準】 (1)知能機械設計、CAD・CAM・CAE、知能機械基礎実験、知能機械創成実験に関連する課題、ならびに卒業研究課題を通して、チームで仕事ができる能力を修得する。 上記を基準として次に示す授業科目取得と成績により評価する。「機械物理学実験」「ものづくり基礎実習」「知能機械設計Ⅰ」「知能機械設計Ⅱ」「知能機械基礎実験Ⅰ」「知能機械基礎実験Ⅱ」「知能機械創成実験」「卒業研究」 また、次に示す授業科目取得が望ましい。「デジタルエンジニアリング」「先端知能機械工学概論及び演習」「国際工学実習」 |