情報通信工学科オリジナルサイト 情報通信工学科について

本学科では「通信・放送分野」、「情報・ネットワーク分野」のスペシャリストを育成するため、7つの技術者教育プログラムを設けています。このプログラムに沿って履修することにより、ネットワーク技術や情報伝送・情報処理、ハードウェアの仕組みなどを基礎から体系的に学ぶ事ができます。また、情報系資格を目標とした効率よいカリキュラムで多くの資格取得を目指せるほか、履修モデルによって在学中に無線従事者免許3種類が取得可能です。学位を授与する方針であるディプロマ・ポリシーと、教育課程編成方針であるカリキュラム・ポリシー等は別ページから確認できます。

学びの流れ

1年次

通信工学の基礎となる理論を身につける土台づくりの学年

総合型選抜及び学校推薦型選抜の合格者には入学前の準備として高校数学・物理の復習課題に取り組んでもらっています。入学当初において、高校時代の数学・物理の学習歴の差をなくすため、必要のある人に対して補習授業(フレッシュマンスクール、Fit-in サポート)や専門科目(プログラミング、電気回路)の相談ができる「学習相談室」を行っています。これから学ぶ事項の基礎を早目に確認することで、安心して専門の勉強に進むことができます。
西日本随一の最新設備を誇る教育環境を実現しています。学内の随所には情報端末や無線LANアクセスポイントが備えてあり、いつでもインターネットが利用できます。また、多くの講義でノートパソコンを利用するため、入学時に購入を推奨しています(義務ではありません)。教室や自習コーナーにはノートパソコンを接続するための情報コンセントが完備されていて、勉強するための環境はバツグンに整っています。
1年次から最新の設備を利用しながら、コンピュータやネットワーク、プログラミング、電気回路、電子回路等の原理や基本操作を学びます。演習や実験科目も多く、その中でも1年次の後期では学んだ知識を実際に使ってみる「計測・回路実験」に取り組むことにより知識の定着を図ります。

2・3年次

豊富な実験で理解を深め幅広い知識・スキル修得と資格取得を目指します。また、情報通信ネットワーク技術者が備えておくべき“技術者倫理”についても2年次前期で学習します。先生・友人との活発なコミュニケーションとネットワークの活用によって実践力と専門知識(通信工学・情報ネットワーク工学)を高めます。

全ての教員が週に一度実施するオフィスアワーがあります。また、myFITのQ&Aを利用することで学生が教員に対して質問しやすい環境を提供しています。先生に様々な質問をしながら、宿題やレポートへのアドバイスが得られます。2021年度の多くの授業では、講義動画を用いることで授業の予習・復習に活用してもらっています。主体的な学修や欠席してしまったとき等に大いに利用されています。

2年次には、データベースやネットワーク、無線通信など、情報・通信工学を支える基盤技術の理解を深めていきます。また、無線技術者や情報技術者、ネットワーク技術者の資格取得を目指し、合格に必要な知識や技術を学びます。技術者教育プログラムに沿った科目を履修することで取得できる資格もあるため、目指す資格や卒業後の進路に合わせてカリキュラムを組み立てていきます。

3年次には、情報通信工学科の主要領域である通信技術、情報・ネットワーク技術、情報通信技術を体系的に修得し、プロフェッショナルとして社会で活躍するための幅広い知識と実力を身につけます。

4年次

情報通信のスペシャリストを目指す4年間の集大成:社会に深いかかわりがある情報通信ネットワーク関連の卒業研究テーマが多数あります。

電話、放送、インターネットが無い世界・・・そんな時代にもどることは、もうあり得ません。情報通信工学分野の内容は、実社会と直結しています。社会に出て役に立つ資格取得対策として、学科の履修モデルに従うことで多くの情報系・通信系資格が取得可能です。資格を取得した人は、学習した知識を社会で使われている実際の技術と結びつけて理解していることになるわけですから、就職にも非常に有利です。

4年次には、配属された指導教員の専門分野に関わる研究に取り組みます。卒業研究では、最新の情報通信・ネットワーク設備を活用して理論の構築やシステム開発、アプリケーションソフトウェアの開発など、情報通信技術(ICT)に関わる様々な研究を行います。4年次に学会で研究成果の発表ができる学生も存在し、研究分野に興味を持った学生は大学院の情報通信工学専攻に進学しています。

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